これは2009年のアニメでは『青い花』と並ぶ百合メインな作品…百合メインなアニメなんて、『ストパニ』以降何かあったでしょうか、というくらい貴重なものです(いえ、『Candy boy』もありますけれど、あれはTVでは放映されておりませんので…)
2009年はその他にも『咲』もあり(世間で評判のいいっぽい『とある科学の超電磁砲』は百合的によい展開になる可能性が低そうですので個人的には「?」がつきます…)、そう考えると去年は百合アニメに関しては当たり年だったのかも…『青い花』は主にお金の問題で切ってしまいましたけれど、こちらは購入していきます。
第1話は『ささめきこと』…いきなり女の子同士の口づけシーンからはじまりましたけれど、あれは明らかにあのお二人でしょう(何)
その後流れるオープニングテーマ『悲しいほど青く』はなかなか落ち着いた感じの曲…タイトルだけ見ると何だか『青い花』みたいなタイトルですけど。
一方のエンディング『虹色ポケット』はなかなか明るい感じの曲となるでしょうか…どちらも悪くありません。
登場人物の説明のほうは、以前読んでおります原作の感想のほうを読んでいってもらえればよろしいでしょうか。
お話のほうは、いきなり汐さんが「女の子が好き」とおっしゃるところからはじまります…面接の志望動機であんなことをおっしゃるなんて、なかなかすごいかたです。
そんな汐さん、今は図書委員の先輩さんが気になるご様子…そして主人公で汐さんの親友である純夏さんはそんな汐さんのことを気にしていらっしゃるのですけれど、汐さんがそんな様子ですのでお弁当の時間についついきついことを言ってしまうのでした。
全く、本当にお食事は楽しく食べたいものです…きよりさんは色々大変です(何)
でも、純夏さんのおっしゃったことは確かにきつい言葉だったのではありますけれど、残念ながら正しかったみたいで、その図書委員の先輩さんには他に好きな人がいたのでした…しかも、その好きな人というのは、汐さんのことが好きだったそうで…。
そんなことがあったせいで、いきなり純夏さんと汐さんの関係は気まずくなってしまったりして、このお二人の関係も切ないものです…純夏さんは汐さんのことが好きなのは明らかですのに、汐さんにはそうした気持ちは今のところないのですから…。
…確かに、この第1話はあの先輩といい、純夏さんと汐さんの関係といい、ちょっときつい…まだまだ序盤も序盤なのですけれど、少々拒絶感が出てしまうのも仕方のないものかもしれません。
第2話は『かわいいひとたち』…個人的には必要性0のキャラが本格始動するお話ですけれど、そんなキャラについて嫌々感想を書いても、書くほうも読む側も気分がよくならないと思いますし、できればあえて今回に限らず作品終了までそれについては触れずに感想を書いていける様にいたします(何)
それでもあえて、一言だけその人物について触れると…女装していなくても、ああいうタイプの男は(も?)嫌いで、見ていていらいらします。
ともかく、第1話のことにも懲りず、相変わらずかわいい女の子に暴走してしまわれる汐さん…今度は雑誌のモデルに惹かれてしまい呆けてしまわれますけれど、授業中のそんな彼女を見て純夏さんも思わず呆けてしまわれるのでした。
それはそうと、その純夏さんは運動神経も抜群で成績も優秀と、かなり完璧なかた…かっこよい感じのかたですけれど、私はこうしたかたは好きです。
そう、なのですけれど…純夏さんが片想いをしている汐さんはかわいい子が好きですので、かっこよくてそして大きい感じの純夏さんはそのあたりを気にしていらっしゃるご様子…。
それでも勇気を出して告白をしようとされたみたいなのですけれど、やはり汐さんの一言でそれも断念してしまわれるのでした…それでも、やはり諦めることはできないのです…。
この作品の主題は純夏さんの片想いでございますから、そしてこの作品の原作はまだ完結していなくって片想いが一応続いている状態ですから、アニメのほうも最後までそうなるはず…原作が終わっていないものを、アニメでどう終わらせるのか少し気になるところです。
…ちょくちょく百合同人少女が背景で登場いたしますけれど、彼女の本格参入はもう少し先でしょうか。
ということで、第1話と第2話は少々切ない内容で、確かにこの2話だけで判断すれば人を選ぶ作品というか、切ないものが苦手な人は切ってしまっても仕方のない内容だったかも…かくいう私もそうした内容は苦手でしたので、なかなかきついものがございました(特に第1話はきつい…)
とはいえ、この作品が本領を発揮するのはこれから先ですので、この2話だけで切ってしまわれるのももったいない、と言わざるをえません…なんて、第3話もせつないお話になりそうですけれど…。
原作で一番好きなキャラであるロッテちゃんが出ないのはさみしいことですけれど、それでも百合同人少女は登場いたしますし、彼女が本格参入されるのを心待ちにしておきましょう。
…と、同時にこの作品、私が最近購入しているアニメDVD作品では一番普通の学園ものっぽい雰囲気を出しているかもしれません(芸術に比重を置いた『GA』や麻雀がほとんどの『咲』よりも)
作画のほうは『GA』ほどにはよくはございませんでしたけれど、かつての『ストパニ』などのことを思えば、十分合格ラインでしょう…やはり、最近のアニメは一昔前に較べ作画面では大丈夫になったみたいです。
声のほうは、メインのお二人の声優さんは知らない人なのですけれども、なかなか合っているのではないでしょうか。
ともあれ、序盤の切なさを乗り切れば…百合的には『Candy boy』『ストパニ』くらいはある、アニメで望みうる最高に近いものはあるはずですから、引き続き期待いたしましょう。
【(更新終了)ゲーム・アニメ等雑記の最新記事】
…にゃあにゃあ。
うゅゅ、アニメなDVDをご覧になったみたいで♪
『ささめきこと』ですねっ☆
私も1話で切ろうとした1人なのです…結果的には切らなくて良かったですん…☆
私は1話で相当なダメージを受けましたのに…それを少々切ないだなんて、彩葉たんは心が強いのですね…。
純ちゃんは、3話辺りから完全に壊れ…(何)
百合同人な子は本当に終盤ですので…残念ですの。
二期があるのかどうか…その噂のロッテちゃんがどんな娘なのか、気になって仕方ないのです♪
虹色ポケットは、素敵な曲だと思いますの…☆
序盤の切なささえ乗り切れば…です♪
でわでわ☆
シャッス!です♪
なでなで…♪
はい、購入して少し間があきましたけれど、ようやく観ることができました…♪
いえ、あの場面はとっても切なかったのですけれども、私はすでに原作を読んでおりましたから…。
あらあら、壊れてしまわれますか…♪
う〜ん、それは確かに残念なことです…余計なシーンを省いてくださればよろしいのに…。
第2期がないと、純夏さんが報われませんし…コミックが完結したらしてくださるでしょうか…。
オープニング、エンディングともによきものだったかと思います♪
そうでございますね…第3話も、まだ切なそうですけれども…。