2010年02月11日

Rosehip Diary 〜薔薇と百合の囁き〜

2月26日にパッケージ版が頒布予定の『その花びらにくちづけを』シリーズの新作…
その花びらにくちづけを 天使の花びら染め
…『天使の花びら染め』について、同時発売の同人誌『バレンタイン狂騒曲』ともどもメロンブックス通販での予約がはじまっておりましたので、さっそく予約をしてみました。
これで、無事に進めば発売日当日に届いてくださるはず…?


では、先日読んだコミックの感想です。
最終巻でした
□正義研究会セレナード(3)
■よこやまなおきさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.1)

これは過日『ストライクウィッチーズ』のDVDなどとともに購入をしたもので、過去に既刊を購入していることもあり購入をしたものとなります。
コミックスとしてはこれしか購入をしていないものとなります…戦乙女の名を冠しているみたいですが(何)
先日読んだ作品がヒーローものでしたので、こちらの作品を思い出して読んでみました。

内容としては、セレナさんこと赤瀬玲奈さんが高校に設立した『正義研究会』で繰り広げられる戦隊ヒーローの活躍するお話…だったのですけれど、第3巻では彼女を慕って慕って正義研究会へ入ったかのさんが主役となっているかもしれません。
先日読んだ『えこぱん』もヒーローものですけれど、あちらは一種のお遊びなのに対し、こちらはかなり激しい戦いな作品です。
第2巻で彼女は光の剣の勇者であるということが判明し、魔王女と呼ばれているスカルさんに決闘を申し込まれておりましたけれど、この巻ではその決闘がメインの場面となります。
以前読んだ第2巻のレビューでは随所に過激なシーンがあったと描いてありますけれど、第3巻では本当に戦闘がメインとなってきた感じです。
かのさんはなかなかかっこよい、素敵なかたです…和風な雰囲気もございますし、私も参加をしていてフィンさまがこちらにファンサイトを設置してくださっている『私立天姫学園』にいらっしゃるとあるかたに重なる部分があるかも…?(何)

その一連の騒動も無事終了するのですけれど、その後地球に宇宙からの侵略者が向かっていることが判明します。
そして、あと数時間でそれが来襲し、正義研究会がそれを向かい撃つ準備を完了…というところで、この作品は完結してしまいました。
これが本当に唐突な終わりかた…あとがきによると「諸事情により突然の終了」とのことです。
3巻まで出たのですから打ち切りということはないと思いますし、作者さまが自分でおっしゃっていらしたとおり力不足だった、のでしょうか…。

イラストのほうはよいのですけれど、魔王女編が終わったあたりから絵の雰囲気が突然変わった様な…。
百合的にはあるのですけれど、結局上に書いた事情で突然の終了になりましたし、かのさんとセレナさんの仲はそれほど進展はしませんでした…。
ともあれ、ちょっとすっきりしない終わりかた…過去にこんなにすっきりしない終わりかたをしたものは、他には以前読んだ『MURDER PRINCESS』などがあげられるでしょうか(これは雑誌がなくなったので強制終了、という切ない理由でしたっけ…)
けれど、コミックとして一応完結のかたちを迎えられただけ、まだよいのかもしれないでしょうか…まんがタイムきららコミックスを中心として、第2巻が出ることなく姿を消してしまう作品もあるのですから…。
…ハカセの名前、ティアナといったのですね…(何)


また、同時にこちらも読みましたので…
ちょっと統一性が…
□とわRemix
■大島永遠さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.6)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0・暫定)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.0・暫定)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0・暫定)

これは過日色々なコミックとともに購入をしたもので、コミックの帯に「百合」と書かれていましたので購入をしたものとなります。
コミックスとしてははじめて手にするものとなりますけれど、DNAなレーベルは昔の一迅社が使っていたものでございます…まだ存在していたとは…。

内容としては、大島永遠さまというかたが過去に発表した短編たちの収録した作品となります。
まずはじめにお断りしておきますけれど、内容評価以降に「暫定」とあるのは、私はその短編たちの中の1つの作品のみを評価しているから…それ以外の全ての作品は残念ながら「なかったこと」としてしまいました。
いえ、だって、百合な作品はその1つだけで、それ以外は全て男絡みでしかも結構きつい内容でしたから…巻頭カラーの『あまえんぼう(わがまま)JOKER』くらいでしたらまだ楽しんで読めましたけれど、それ以外は厳しい…(『ケモノミチ』などは限界越えです)
ですので、それらの作品を含めての評価となると、もうがたがた…最低に近い評価になるかもしれません…。
…そういえば、帯に書かれていた言葉もよくよく見れば「百合あり」だった気が…。

ともあれ、百合な要素のあった作品はコミックの最後に収録されていた『Rosehip Diary 〜薔薇と百合の囁き〜』でございます(『Meltykiss 〜百合マンガに挑戦〜』という作品もありましたけれど、百合ではありません)
こちらはとある高校のなかなか不思議な制度を持つ新体操部を舞台にした物語でございます…その制度というのは先輩が後輩に個別で指導していくシステムです。
そこでかわいい先輩とかっこいい後輩が…というわけでございます。
でも、個人的にはその後輩さんより、番外編の『ストロベリーリーフのゆううつ』でその先輩となる子に思いを寄せていた新聞部の同級生の子のほうが好き…(何)
この『Rosehip Diary』のみで考えましたら、そう悪くはない作品でしょうか。

イラストのほうは普通です。
百合的にはその『Rosehip Diary』のみで考えればまずまずです。
ともあれ、その作品だけでしたら、多少過激ながら悪くはございません…他の作品なんて私は知りません(何)
この記事へのコメント
しゃっす♪

ふにゅ、その花びらな新作…私もゲームと同人誌の両方予約しましたの♪

送料や手数料で少し高くなりますが、百合分の補充の為なら安い物ですん♪

みゅ、作品をお読みになられたみたいで…お疲れ様です。

突然の打ち切りだなんて…寂し過ぎますのね、ティアナと言う名前に反応しちゃう?(ぇ)

後者は…どうにゃのかしらん?(ぇ)

でわわふ。
Posted by 桜花 at 2010年02月17日 18:04
桜花さまへ>
シャッス!です♪
それは何よりなことでございます…♪
通販でしたらおそらく発売日当日に届くはずでございますし、楽しみにいたしましょう…♪

う〜ん、確かにさみしいことで、お二人の仲もあまり進展しませんでしたし…。
やはり、そのお名前は気になってしまうのでした…♪

後者の作品は…なかなか難しいところでございましょうか…。
Posted by 桜乃彩葉 at 2010年02月17日 19:16
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