2010年02月14日

葵ヶ丘珈琲店

先日読んだコミックの感想です。
1周年です
□つぼみ(5)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★★★(4.5)
 ○百合度評価:★★★★★(4.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

これは先日『Silent Bible』などとともに購入をしたもので、過去に既刊を読んでいたりいたしましたので購入をしたものとなります。
コミックスとしてはおなじみもまんがタイムきららコミックスとなりますけれども、こちらは「GLシリーズ」という独立したものとなっており、普通のきらら系についている通しナンバーもついておりません。
…ちなみに、現在のところ「GLシリーズ」はこの『つぼみ』以外は出ておりません…いえ、この作品が出てくださるだけで、とても幸せなことなのでございますけれども。

内容としては、以前読みました第4巻までと同様に百合onlyなアンソロジーコミックとなっていて、相変わらず雑誌並みの分厚さと参加作家さまを誇っております。
作家陣としては、私の知っている人としてはまずは第3巻から引き続き連載ものを描いていらっしゃる、以前読んだ『熱帯少女』などの作者である吉富昭仁さまや『百合姫S』にいらして『少女セクト』の作者でもある玄鉄絢さまあたりがいらっしゃいました。
その他は以前読んだ第3巻にいらして百合姫コミックス『voiceful』のナヲコさまや、巻頭でカラーイラストを描いていらしたかたに『[es]〜エターナル・シスターズ〜』でとても印象的な作品を描いていらした小梅けいとさまがいらっしゃいました(このかた、かなり過激な作品を描いていらっしゃるそうですけれど、とてもよいイラストでございましたし気にしないでおきましょう…)
あとはコミックなどは持っていないのですけれど、水谷フーカさま関谷あさみさまなどは毎回この『つぼみ』でお見かけしますのでなかなかおなじみのかた、となるでしょうか。

作品の傾向としては連載作品も上で触れた吉富昭仁さまの『しまいずむ』や玄鉄絢さまの『星川銀座四丁目』、そして『エビスさんとホテイさん』、あとは第4巻には収録されていなかったものの『プライベートレッスン』あたりがございますけれど、全体的には読みきりが多いでしょうか。
連載作品はコメディ色がとても強い『しまいずむ』、それにまだ第2話な『プライベートレッスン』はともかく、『星川銀座四丁目』『エビスさんとホテイさん』は二人の関係がずいぶんと進んでまいりました…よく考えますと、『つぼみ』も第5巻でございますし、以前読みました第1巻からもう1周年でございますから。
さすがに連載作品はいずれもとてもよきもので、どの作品もとても大好き…個人的には『エビスさんとホテイさん』が一番好みでしょうか。
…『しまいずむ』は笑える、という意味でとても面白い…この作品は毎回2作品収録されているのですけれど、今回の最後に収録されていたひなまつりのお話は思わず吹いてしまいました。

読みきりの作品たちもとてもよきものが多くって、全般的には満足でございました。
一部片想いのまま終わってしまったりする切ないお話もございますけれど、全般的にはハッピーエンドのお話が多いですので、たまにはその様なお話があってもよいでしょうか、と感じるくらいです(切ないものもよいですけれど、多すぎると悲しい気持ちが大きくなってしまいますから…)
また、ごくごく一部男絡みな作品もないこともないですけれど、あくまでメインは百合でございますから、気にするほどでもございません。
今回個人的に好きでしたのは日誌のタイトルにもしました『葵ヶ丘珈琲店』や『キャンディ』『タンデムLOVER』あたり…特に『キャンディ』は長い黒髪の凛とした雰囲気漂う素敵な女のかたという、私の好みにまさに合致するかたでございましたし、最近物語を書く調子が不調すぎてまいっているのですけれど、そのお話の影響で叡那さま、あるいはエリノアさまあたりのお話を書いてみたくなったかも…?

イラストのほうはアンソロジーながらどれもよきものばかりだったかと思います。
百合的には百合なアンソロジーなのですから何ら問題ございません。
ともあれ、相変わらずよきもので、無事に1周年を迎えられて本当に安堵いたしました。
コミックの帯に「2・5・8・11月発売予定」と明記されておりましたし、このまま定期刊行してくださるとのことで、とても嬉しいことです…きちんと『百合姫/百合姫S』の発売しない月にしているのは、狙っているのでしょうか(何)
今月は以前読みました『comicリリィ』の第3巻も出る予定となっておりますし、そちらも楽しみにしておきましょう。


『サガ・フロンティア』のほうは白薔薇姫さまの悲劇のために追っ手の恐怖からは解放されましたので、これまであまり回っていなかった、世界各地に存在するダンジョンを巡って探索をしてみることにいたしました。
先日探索をしたのは、アセルスさんの自宅のあるシュライクにありました済王の古墳…ここは三種の神器が得られましたけれど、それは捧げてしまいその奥にいらした済王の亡霊(?)と戦うことになりました。
このゲーム、ボスっぽい敵でも普通の敵の音楽なことが多々あるのですけれど、済王はきちんとしたボスの音楽でした…弱かったですけれど。

あとは、その済王の古墳と一緒の世界にある、生命科学研究所という場所へも…ここは音楽はワカツやファシナトゥール(途中で音楽が変わったver./何)と同じくらいよい感じなのですけれど、研究員たちにしゃべりかけると皆モンスターに変身して戦闘になるという恐怖の世界です。
どうやら皆さん研究のためにその様な姿になってしまわれたみたいで、中には理性のあるうちに殺してくれと言ってきたり、帰ってお母さんに会いたいと嘆いたり、あるいは逆に完全に狂っている人がいたりと、やはり恐ろしく、また悲しい世界です…(半妖、つまりアセルスさんは貴重なので捕獲しなさい、とかいう恐い書き残しもありましたし…)
そこの奥へ進むと所長らしい人がいたのですけれど、その人に話しかけると地竜というとても大きな敵と戦うことに…投げつけてくる鉄球が痛くてたまらなかったですけれど、はじめて見る5連携などが発動しましたので何とか倒せました。
この敵は以前拍手で貴重なアイテムを落としてもらえると教えていただいておりましたので、何か落としてもらえるまでリセット…といっても、お世話になっているつばささまのお話ではメカがいなければそう必要はないそうなのですけれど、一応少しだけ粘ってみることにしたわけです。
途中大魔神装甲というものを3度ほど落としてもらったもののこれはすでに数個持っておりますのでリセットし、最終的にハイペリオンというアイテムを落としてもらえましたのでそれで満足しておきました…ただ、確かに使い道はあまりなさそうです(重火器って使い勝手が悪い…)
奥にあった宝箱からおなじみの、けれどもう敵から1つ落としてもらっていましたのですでに持っていた竜鱗の盾を回収して終了…ということで、昨日行ったダンジョンには特にこれといったイベントはなかった模様でした(生命科学研究所はかなり印象の強い場所でしたけれど…)

そういえば、これで竜鱗の盾という『ロマサガ2・3』ではほぼ最強でおなじみの盾を2つ入手したわけですけれど、今作ではどの盾が一番強いのでしょうか…いえ、今作はその『ロマサガ2・3』とは違って回避率などの数値が書かれておらず、見ただけではそのあたりがよく解らないのでした。
雰囲気としては「あらゆるものを回避」と説明されている竜鱗の盾とデュラハンの盾という盾が結構強そうですけれど、エクセルガードは「物理攻撃をよく回避」なんて「よく」の一言が入っておりますし、玄武の盾も水攻撃を無効化してくださるので捨てがたい…『ロマサガ3』で一番使い勝手のよかった水鏡の盾も上の済王の古墳で一応一瞬登場いたしましたけれど、捧げてしまって消滅したのでした…。
今のところ竜鱗の盾とデュラハンの盾を2つずつ持っておりますので、前者をアセルスさんとアニーさんへ、後者を零姫さまとイルドゥンさんに装備させ、残ったエミリアさんにはこれも2つ持っております玄武の盾を装備させております(でも、術使いの妖魔お二人に盾を装備させるのは無意味かもですけれど…)
上のとおりですのでエクセルガードは誰も使っておりませんけれど、回避率がよいのでしたら物理攻撃のみ防ぐとはいっても何かと交換したほうがよいのでしょうか…そういえばワンダーバングルも登場いたしますけれど、あれは『ロマサガ2』の様な反則的効果はなさそうですし、今回は出番なしでしょうか。
…と、どうやら盾を2つ以上装備することも可能みたいですけれど、これって意味がある?
この記事へのコメント
しゃっす…☆

みゅみゅ、つぼみ…順調に続いていますねっ☆
とてもとても良きことですのん♪

これからも良き百合を…と、私は買ってにゃい;(ぁ)

とにかく末永くお幸せに♪(意味不明…☆)

黒髪ラブですにゅ☆

Posted by 桜花 at 2010年02月17日 18:20
桜花さまへ>
シャッス!です♪
本当に、こちらも1周年を迎えてくださり一安心でございます…♪

この第5巻は『つぼみ』の中でも一番よい感じかもですので、購入しても損はないかと…♪

やはり長い黒髪の凛々しいかたは素敵でございまし…♪
Posted by 桜乃彩葉 at 2010年02月17日 19:10
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