□青い花(5)
■志村貴子さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしたもので、過去に既刊を読んでいたりしますので購入をしたものとなります。
コミックスとしてはこちら以外持っていないものとなります。
こちらは昨年アニメ化もされた作品…昨年は百合的に当たり年だったみたいでこれや『ささめきこと』といった百合が主題の作品が結構アニメ化されていたのでございましたけれど、私は『咲 -Saki-』『GA』のDVDを優先してしまって、金銭面からこちらのDVDは諦めてしまったのでございました…。
内容としては、藤が谷女学院高等部と松岡女子高等学校という2つの学校を舞台にした、女の子たちの淡い恋などを描いたものとなります。
と、説明がやはり以前読みました既刊の感想と同じとなってしまいましたので、軽い登場人物紹介などはそちらをご覧くださいまし。
この第5巻では主人公のお二人、奥平あきらさんと万城目ふみさんの関係がこれまでの友人関係から、2年生に進級された第4巻でふみさんがあきらさんに告白をしたことから色々と変化を生じはじめてきて…という流れの中で行われる演劇などを描いております。
そういえば、この作品は2つの学校が合同で行う演劇部の活動が結構中心にきておりましたっけ。
…各話のタイトルが『鹿鳴館』『宴のあと』『夏への扉』と相変わらず狙っております…前者2つは三島由紀夫…。
ふみさんの過去のお話も収録されておりましたけれど、ともあれふみさんとあきらさんのお二人の関係はまだ進展しても後退してもいない、というところでございましょうか。
個人的にはふみさんもあきらさんもとても好きなかたですので、何とか幸せになってもらいたいものですけれども、やはり今までそういうことを考えたことのなかった、第4巻までは主人公とはいえどちらかといえば傍観者的な立場でしたあきらさんが戸惑うのも無理はないかもしれません…。
でも、親友だと思っていた人が…という流れは上で触れた、そして以前読みました『ささめきこと』にも通じますけれど、その『ささめきこと』のお二人よりは、今のところ希望の持てそうな流れになっているかと思われます(『ささめきこと』のほうは第5巻現在、なかなかつらい展開になっておりますから…)
この作品は脇の皆さまにも注目したいところでございますけれど、やはりまずはお二人の行く末を見守ってまいりましょう。
お話本編とは特に関係のないことなのですけれど、そういえばこの『青い花』は鎌倉が舞台になっていたのでございました。
鎌倉は過去に実際に訪れたことがございますけれど、よきところでございます…私が過去に手にしました『Memories Off』シリーズというゲームや『うた∽かた』というアニメも鎌倉を舞台にしておりましたっけ(両者とも微妙に暗い内容が含まれている、というところにも共通点…『青い花』はそうではございませんけれど)
江ノ電とか出されますと、やはり『メモオフ』を思い出してしまうのでした…懐かしいものでございます。
私がはじめて水樹奈々さまを知ったのも『メモオフ2nd』のほわちゃんでございましたっけ…いえ、『シスプリ』の亞里亞ちゃんがおりました(何)
…『メモオフ』『シスプリ』なんて、もう10年以上前の作品になるのでしょうか…時の流れは恐ろしゅうございます…。
イラストのほうは悪くございません。
百合的には主人公のお二人の関係など、なかなか…それを主題としておりますし。
ともあれ、そのお二人の関係など、引き続きゆっくりと見守っていきたい作品でございます…と、そういえば『ささめきこと』同様こちらも完結していないコミックがアニメになったわけですけれど、アニメはどこで切ったのでしょう?
やはり1年生終了までなのでしょうか…そうだとしますと、今とは見所が全く変わってくるわけでございますけれども…(何)
そういえば、去年に較べてこの日誌で触れることがほとんどなくなっておりますけれど、今年も一応大河ドラマ…今年は『龍馬伝』でして、主役の坂本氏はそれほど興味のあるわけではないのですけれども、一昨年の篤姫よりは興味深いですので観続けております。
今のところ、主役の坂本龍馬が周囲の人物にキャラクターとして呑み込まれ気味でやや目立たない印象があったり、やはりやや甘いところがあるものの、全般的には去年の排水溝ドラマよりは全然まともで…なんて、比較対象が去年では何でも良作に見えてしまうでしょうか。
主人公は坂本氏よりもむしろ岩崎弥太郎氏に見えますけれど、これは俳優の力量差でございましょうか…ともあれ、現時点では可もなく不可もない普通の大河ドラマでございますので去年みたいにこの日誌で触れることはそうそうないとは思いますけれど、引き続き見守ってみようかと思います。
…それにしても、力量のある俳優さまといえば、つい先日藤田まことさまが亡くなられてしまい、非常に残念で悲しいことでございます…ご冥福をお祈りいたします。
藤田さまの出演作品で最近観たものは去年あたりにDVDで観ました『明日への遺言』という映画でございましたけれど(いえ、昨日はつい追悼番組の『はぐれ刑事』を観てしまいましたが…)、内容はもちろんやはり演技もよろしいもので…その映画は確か2008年あたりの作品で、去年にも普通に『必殺仕事人』などに出ておりましたので、今回の訃報はやはりショックでございました。
本当に、時の流れは恐ろしゅうございます…。
私も参加をしております、フィンさまがこちらにファンサイトを設置してくださっている『私立天姫学園』について、最近はまた新しいかたもいらしてくださいました。
その様な中、こちらに特設ページを設置しております私が主催をしているらしいイベントについて決勝戦の再日程がなかなか調整できない状態なのですけれども、先日は参加者の紅さまよりお返事がいただけました。
あともう一方の参加者さまからのお返事がいただけましたら再調整ができるのでございますけれども…学園の待ち合わせ掲示板にも告知しておりますけれども、3月31日までにお返事がいただけなかった場合、決勝戦は引き分けというかたちで終わらせていただき、4月1日にこの掲示板にてイベント終了の告知を出しますので、ご了承くださいまし…。
…ちなみに、以前の日誌に書いております、こちらのフィンさまの作りかけながら私の項目はある名簿順に一人ずつキャラを入室させてみる企画のほうは現在も気の向いたときや22時の時点で学園に他にどなたも入室していないときにこっそり実施しており、現在は雪乃ティアちゃんまで進行している模様です(といっても、やはり皆さまが分散して入室される傾向が強いですから、この企画はやめておいたほうがよいのかも、とも思いますけれど…)
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】
今日は猫の日なの…にゃあ。(何)
うゅ、作品をお読みになられたみたいで♪
そちらの作品のアニメも中々クォリティーが高いらしい?
原作は良き物でしたでしょうか?
10年……時の流れは残酷にゃの。
大河なドラマ…確かに、そんな感じかも知れませんね…;
藤田まことさんは、本当に残念でした…御冥福をお祈りします。
でわわふ。
シャッス!です♪
あらあら、そうでございましたか…それはよき日でございまし…♪
なるほどです、やはりアニメのほうもなかなか気になるものでございますね…♪
原作のほうはやはりさすがになかなかよきものかと…♪
は、はわ、本当に時の流れははやいものでございまし…。
でも、今年は去年に較べればまだ全然…と、比較対象がおかしいでしょうか…。
本当に、突然の訃報で驚きました…悲しいことでございます…。