2010年05月05日

ComicリリィPLUS

先日読みましたコミックの感想です。
新装?
□ComicリリィPLUS(1)
■アンソロジー
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

これは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、百合な作品ということで購入をしてみましたものとなります。
コミックスとしましては『comicリリィ』と同じものとなります。

内容としては、8組のかたの描く百合なアンソロジーとなっております。
と、上でこのコミックが『comicリリィ』と同じものと書きましたけれど、こちらは内容も以前読みました『comicリリィ』第3巻からの続き物も普通にありまして、多少厳しい言いかたをしますとタイトルとカバーのデザインが変わっただけで中身は内容もボリュームも以前の『comicリリィ』と何ら変わりございません…なんて言いましても『comicリリィ』自体特に問題のない百合アンソロジーでございましたので、それに何か変化をつける必要など何もなく、これはこれで全然問題ございませんけれど(でしたらどうしてわざわざタイトルを変えたのか、という疑問が出ますけれど…よく解りません)

参加作家さまのほうもほぼ『comicリリィ』第3巻と同じでございましょうか…それと較べますといずみやみそのさまがいらっしゃらなくって、代わりにこもださまというかたが加わったくらいでございます。
ただ、こちらも皆さま安定した作品を描いてくださるかたがたでございますので、あえて変化をつける必要はありませんしこれでよいと思います…違うかたがたの作品は『百合姫/百合姫S』や先日読みました『ひらり、』に以前読みました『つぼみ』や以前読みました『百合少女』など、最近ずいぶん増えてまいりました他の百合なアンソロジーなどにお任せすればよいのですから。
…そういえば、これだけたくさん百合なアンソロジーで見事に全て執筆陣がばらばらです…バラエティ豊かな作品が読めますから、もちろんそれはよいことでございます。

お話のほうはさすがに百合なアンソロジーなだけありましてどれもよきものでございました。
『comicリリィ』第3巻からの連載作品のうち、沙垣長子さまの『三つの嘘』は今回で完結…無事にハッピーエンドでよろしゅうございました(みかちゃんは少々かわいそうですけれども、あとがきによると…?/何)
剛田ナギさまの『ブルマーブルマニアックス』やTSUNEさまの『円香と芽衣の秘密の工房』はまだ続きます…後者の作品は円香さんが少々単純に人を信じすぎでお二人の関係に亀裂が入ってしまって不安な展開でございますけれど、きっと大丈夫でしょう。
おこさまランチさまの『先生とわたしとポケベルと…』も一応過去のこの作者さまの作品と繋がっておりますけれど、こちらは単体でも十分に解る作品となっております。
楽時たらひさまの『えすとえむとえとせとらっ!』は今回がはじまりのお話ですけれど次号に続くという展開でございますし、楽しみにしておきましょう。
読みきり作品もいずれもよきものでしたけれど、こもださまの『rapunzel』はハッピーエンドとは一言では言えない怖い展開でございます…いえ、よい作品でございましたけれども。
以前読んでおります『瞳のフォトグラフ』の作者であるGUNPさまこと杜講一郎さまとさくらあかみさまの『茜色の方程式』はハッピーエンドでございましたけれど、でもあの黒髪のかたも主人公の子のことが好きだったのでは…とそう思うと、少し複雑な気持ちかも…?
と、ここまでまいりましたら全作品について触れなくてははなりませんね…柊圭さまの『7日間の恋人』はかわいらしい雰囲気のお話で、また恋人のお試し期間というたまに見ることのあるお話でしたけれど、それでもよろしいものでございました。

イラストのほうはアンソロジーでございますので玉石混淆な感はございますけれど、悪いものはなかったかと思います。
百合的には百合なアンソロジーなのでございますから何の問題もございません。
ともあれ、発売直後ではやや入手が難しい作品ではございますけれど、少し間をあければ普通に購入できますし、やはり百合onlyなアンソロジーは安心して読めますのでよきものでございます。
次号は6月下旬発売予定とのことで無事に続けてくださるみたいでございますし、楽しみにいたしましょう。
…でも、どうしてこの最近になってこんなに百合なアンソロジーが急増してきたのでございましょう…そのあたりはいくら考えても解らないのですけれど、百合な作品が増えるというのはよいことでございますし、過剰に騒がれない程度の勢いをこのまま保っていただきたいものでございます。


PSP版『ユーディーのアトリエ』は先日の日誌に書きました様に最強の武器防具を製作できるインゴットであるフィリオダインを作り出すのはなかなか難しいわけなのですけれど、昨日は酒場の依頼で出てきました黒いアークデーモンを倒したところ幻の逸品な鋼の心臓を落としてもらえました。
これをインゴットにしますと見事にフィリオダインになってくださいました…なかなか落としてもらえるものではございませんけれど、アークデーモンとは積極的に戦っていきたいものでございます(でも、その悪魔の心臓を取っていると考えると…/何)
黒いアークデーモンは普通に出てくる敵としては最強で、現に先日一度戦った際にはかなり苦戦を強いられたのですけれど、今回は「攻撃回数++」のついている極薄のドレスを装備しているエスメラルダさんがいますので比較的楽に倒すことができました(ユーディーさんやヘルミーナさんの使用できます雷攻撃なブリッツスタッフも意外と強いですし)
これならもう、暗黒水や見えない鎖、七連円環という敵を大幅に弱体化させることのできるアイテムはマイバウムの塔にいる魔王ザウゼンほどの敵以外には必要ないのかもしれません(追加シナリオにもよりますけれども…)
…ちなみに、リサの森の奥にいたキノコはエスメラルダさんの一回の攻撃だけで倒してしまいました(「攻撃回数++」ですので4,800のダメージを与えるまで攻撃を続けたのでした)
この記事へのコメント
しゃっす♪

……うりゅー。

みゅ、アンソロジーをお読みになられたのですね…♪
お気に召されたのなら良かったです…☆

アトリエの方も、順調みたいで何よりです…くすん。(何)

でわでわ。
Posted by 桜花 at 2010年05月05日 18:29
桜花さまへ>
シャッス!です♪
あらあら…?

はい、このアンソロジーは妙に発売日には手に入れづらいのですけれど、何とか読むことができましてよろしゅうございました♪
やはり百合なアンソロジーはよきものでございます♪

は、はわわ、のんびり進められれば…!
Posted by 桜乃彩葉 at 2010年05月05日 18:59
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