2010年05月26日

ユリポップ

先日読みましたコミックの感想です。
コメディものです
□ユリポップ
■珠月まやさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○総合評価:★★★★☆(3.7)

これは過日色々な百合姫コミックスたちとともに購入をしましたもので、百合姫コミックスということもあり購入をしましたものとなります。
ということでこちらは百合姫コミックスとなりまして、『百合姫S』に掲載されておりました作品となります。
作者としましては以前読んでおります『にゃんことカイザー』を描かれた、また藤枝雅さまや源久也さまと同じ会社(?)に所属をしていらっしゃる(そのこともあり以前購入しております同人誌などそのお二人との合同誌の多い)珠月まやさまとなります
…『にゃんことカイザー』に関してはすでに第3巻は出ているのですけれど、既刊の内容が私には合わないものでございましたので、第3巻は購入しない方向で進もうかと思います。

内容としては、様々な個性的な女の子たちの日常(?)を描いたコメディ作品となります。
基本的に1話1話は読み切り形式なのですけれど、登場人物は全てのお話で共通しておりまして、同じ学校にいらっしゃいます5組のカップリングのかたがたのいずれか1組のお話が1話1話して収録されているのでございました。
同じカップリングのかたのお話もありますし、そのあたりは明確にお話が繋がっております…あと、最後には描きおろしとしましてその5組の皆さんで水族館へデートへ行くお話が収録されておりました。

コミックの帯にそれぞれのカップリングの傾向が書かれておりましたけれど、それによりますと「クール×バカ」「天の邪鬼×素直」「ヘタレ攻め姉×誘い受け妹」「変人×気弱」「ストーカー×メガネ」となっておりまして、なかなか多彩で愉快な感じでございます。
個人的に一番好きなのは「変人×気弱」のお二人でしたでしょうか…特に変人の通称「はくしゃく」さんが本当に神出鬼没でまたかなり独特なかたで楽しいかたでございました(似た感じのキャラは以前読んでおります『final distance -GiRL's Distortion archive-』収録で以前同人誌を購入しております『琥珀色ステレオグラム』にいらっしゃいましたっけ)
帯に「こんな可愛い子たちが実在青少年なわけがない。」なんて意味不明ながら当然なことが書かれておりましたけれど、裏には「不純物(男子)一切無し!」とも書かれておりまして、そういう余計な心配をしなくても読める作品です…男キャラの有無が良作か否かを決める要素にはならないとは思いますけれど、やはりいないほうが余計な不安や不快感を抱かず安心して読めますのは確実でございますから。
また『にゃんことカイザー』の作者さまの作品の割には変態的な様子も控えめ(このかたの同人誌も結構変態なところがございますから…)なコメディ作品でございますから、楽しく、またなかなか微笑ましく読めます(男子は背景でいた気が…/何)

イラストのほうは普通です。
百合的には問題なくございます。
ともあれ、これはなかなか楽しい作品でございました…よきものでしたかと思います(『にゃんことカイザー』第3巻も購入してみましょうか…いえ、けれどあれは…)
…ところで、「こんなこともあろうかと」と言われますと、なぜか「鍛え続けたこの身体!」という某イシカワ氏の台詞が頭に浮かんできてしまいます(何)
この記事へのコメント
しゃっす…☆

うりゅりゅ…☆

みぃ、作品をお読みになられたみたいで…☆
某にゃんこなカイザーな話の方ですね…こちらは、百合な感じみたいで気になりますのん☆

男性キャラも背景程度みたいで、安心ですね?

DG細胞の時代の幕開けですか…?(ぇ)

でわでわ。
Posted by 桜花 at 2010年05月28日 18:05
桜花さまへ>
シャッス!です♪
あらあら…♪

はい、そのかたの作品でございました…『にゃんことカイザー』につきましては結局第3巻の購入はやめましたけれど、こちらの作品はよきものでしたかと思います♪

そのあたりも含め、安心して読める作品でございましょうか…♪

そ、その様な時代は嫌でございますけれど、ウルベ・イシカワ氏は案外好きなキャラだったりして…(何)
Posted by 桜乃彩葉 at 2010年05月28日 19:08
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