2010年06月07日

ストライクウィッチーズ -あなたとできること A Little Peaceful Days-

先日クリアしましたゲームの感想です。
とりあえず1つのルートだけ…
□ストライクウィッチーズ -あなたとできること A Little Peaceful Days-
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
 ○グラフィック評価:★★★★☆(3.5)
 ○システム評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.0)
 ○声優評価:★★★★★(4.5)
 ○難易度:★★☆☆☆(1.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

これは過日『ささめきこと』のDVDなどとともに購入をしましたもので、好きなアニメ作品のゲーム化作品ということで購入をしたものとなります。
ということで、こちらは以前観ておりましてまた7月より第2期が放送されます『ストライクウィッチーズ』のゲーム化作品となります。
機種は久し振りとなりますPS2…『スト魔女』なゲームとしましては他に以前クリアしておりますDS版がありまして、こちらと今回の作品は同じ制作会社さまが制作しております(あとXな箱版もございますけれど、こちらは制作会社さまが違う模様?)
余談でございますけれど、この作品は当初2009年の春発売予定となっておりましたものの、結局2010年の5月発売と予定より1年も発売が遅れてしまいました。
上で触れましたDS版、またこちらに公式サイトのあります同じ制作会社さまの『GA』ゲーム版も発売予定どおりに発売いたしませんでしたし、この制作会社さまの発売予定は当てにならないのかもしれません…。

内容としましては、一応アニメ第1期後のお話となりますでしょうか…欧州方面のネウロイの動静が最近沈静化してきたということで、ウィッチ隊は南の島での演習を行うこととなったのでございます。
けれど、その南の島へ到着する寸前に皆さんを輸送してくださった空母「天城」を旗艦とします扶桑艦隊はネウロイの襲撃を受け甚大な被害を受け、基地にまで撤退を余儀なくされてしまうのでございます。
けれど、ウィッチ隊は坂本少佐の提案により、ウィッチ隊のみで南の島に上陸、かつては観光地でしたものの今ではネウロイの勢力圏内ということで住人は全員疎開をしており無人島となっておりますその島で、迎えの艦隊がやってくるまでの約2週間、ウィッチ隊のみで生活をしていくことになった…という感じとなります。

DS版は主人公が以前読みましたコミカライズ版に登場しました竹井醇子さんという素敵なお姉さまになっておりましたけれど、今作の主人公はアニメ同様に芳佳さんとなっております。
ただ、登場人物は竹井さんはいらっしゃらないものの、ゲームオリジナルのキャラとしまして、扶桑陸軍から研修生としてやってまいりました中島錦さんと諏訪天姫さんのお二人が登場いたします(このお二人、名字が同じキャラがコミカライズ版にいらっしゃいますけれど、それ以外は全然違いますので別人でございましょう)
錦さんはボーイッシュな雰囲気で性格も軍人っぽい、バルクホルンさんに近しいかたでございましょうか…それだけにバルクホルンさんとの絡みが結構ございます。
一方の天姫さんは眼鏡なかたでまたやや身体の弱い、そして天然気味なドジっ子でございます…ちなみに錦さんと天姫さんは幼馴染でございます。
その他の登場人物は、特に紹介しなくても大丈夫でございましょうか…アニメ第1期と同じ面々でございます。
…ちなみに、PS2のキャラゲーでございますから当然フルボイスでございますけれど、主人公の芳佳さんは戦闘時以外声がございません(DS版の竹井さんもお話によって声が除外されたり)…と、エンディングではなぜか声がございました。

ゲームのジャンルとしましてはアドベンチャーゲームとなりまして、一般的なギャルゲーなどの様に会話を読み進めていき、途中で現れます選択肢によってストーリーが変わっていく、というものでございます。
DS版には個々のキャラとの親密度があり、それが一番高い人のルートへ進むようになっておりましたけれど、今回も親密度がありまして、これはその個別ルートに進むための数値といったところでございましょうか。
また、今回はそれとは別に友情度というものがございまして、これは全体の友情関係がどれだけ深いか、ということ…これの値によってもストーリーに変動があるみたい…?
これらの数値は選択肢を選択した際に上下が目に見えますので、非常に解りやすいかもしれません…事前にクイックセーブをしておけば問題ございません(普通のセーブは妙に時間がかかりますのでお話ごとにする程度でよろしいかと…)
アドベンチャーゲームながらネウロイとの戦闘モードもございまして、そちらは画面に表示されるボタンを制限時間内に正確に押し、それに成功するとネウロイにダメージを与えられ、失敗すると芳佳さんがダメージを受ける、というものとなっております。
細部は違うものの、戦闘システムの雰囲気としましては以前劇場版をクリアしております『まじかるブリンガーころな』に近しい感じでやや難しいかもしれないものの、これはそう気にすることはございません。
ルートによるかもしれませんけれど、私が今回進みましたルートでは、この戦闘、序盤の2回しかなかったのです…あくまでメインは会話などで、戦闘はおまけ程度のイベント、と考えてよいでしょう。
…ちなみにDS版は戦術級シミュレーションゲーム、Xな箱版はシューティングと、一応棲み分けはできている気がいたします…シューティングは苦手であり、またXな箱を持っておりませんので、後者は購入いたしませんけれど。

お話のほうは先日の時点でリーネさんルートに入っておりました…やはり主人公が芳佳さんですと、カップリングとしてはまずリーネさんが第一かと思いまして。
リーネさんはご自分に自身が持てないかたでございますので、日々の訓練でも自信を喪失気味…リーネさんはそんな自分を何とかしたくって、坂本少佐の助言もあり一人で山篭りをすることになったのです。
このあたり、今までずっと主人公の芳佳さん視点ばかりだったのでございますけれど、リーネさんの視点もございまして、そのあたりはよろしゅうございましたでしょうか。
ともあれ一人で山篭りをされるリーネさんですけれど、嵐が接近しているということで、芳佳さんが一人で飛び出します…けれど、リーネさんを見つけられない上にご自身が遭難してしまわれたのでございました。
リーネさんはバルクホルンさんに救助されたのでございますけれど、引き続き芳佳さんの捜索に出るとおっしゃって…見事、芳佳さんはリーネさんにたすけていただいたのでございました。
そこからは、すぐにエンディング…ちょっとお話が短めな上にあっさりしすぎな印象もございましたけれど、これは仕方ないのかもしれません。
何しろ、登場人物が芳佳さんを除いても12人もいらっしゃるのです…それぞれ個別ルートが用意されている上、さらに友情度などによりストーリーが変動するみたいでございますから、この作品は何度もやる様にできているのかもしれません。
…ですので、正直に言いましてこの一度のクリアだけでこの様なクリア報告の日誌を書いてよいのか迷いましたけれど、バッドエンドでしたらともかくハッピーエンドでございましたので、こうして書いてみたのでございました。

キャラクターについて…主人公は芳佳さんでございますけれど、やはりDS版の竹井さんに較べると少々魅力が劣る気がいたしました。
その他の皆さまでしたら、個別ルートに入るまでは比較的ルッキーニさんが目立っていらした気がいたしました…彼女はとてもかわいらしゅうございまして、このゲームをした結果一番好きなキャラにまでなりましたので、よきものでございます。
その他、バルクホルンさんがリーダーになりましたので、バルクホルンさんやハルトマンさんの出番もやや多め…逆にオリジナルキャラである扶桑陸軍のお二人はほとんど目立たなかった気がいたします。
今回はリーネさんルートでございましたけれど、もちろんリーネさんもよきかた…というより、やはりこの作品は皆さま魅力的なかたがたばかりかと思います。
…唯一微妙なキャラといえば、芳佳さんになってしまうのでございますけれど…(何)

イラストのほうはアニメ版そのものかと…ですのでよいものです。
と、DS版は全年齢対象でしたものが今回は12歳以上対象となっております…その影響か、ルッキーニさんや芳佳さんがやや大きな胸を気にしていらっしゃるかも?(何)
グラフィックのほうも問題ございません…こういったゲームはPS2で十分能力を発揮できるでしょう。
システムのほうは、可もなく不可もなく、普通のアドベンチャーゲームでございましょうか…戦闘はおまけ程度かと思います。
内容のほうは『スト魔女』がお好きなかたでしたらやってみて損はない、といったところ…キャラゲーとしましては特に問題ない感じかと思います。
音楽のほうは普通でございましょうか。
声優さんのほうはアニメと同じなのですから豪華で、しかもフルボイスとなっておりますので何の問題もございません…扶桑陸軍のお二人も悪くございません。
難易度のほうは、選択肢での友情度、親密度の上下が目に見えて解る様になっておりますので、かなり簡単かと…戦闘はやや独特でございますけれど、数が少ないのでそう気にしなくてもよろしいかと思います。
百合的にはあくまでリーネさんルートを終えただけでございますけれど、少なくてもアニメと同等、もしかしますともう少しあるかもしれません…少なくてもないことはございません。
付加要素としては、まず普通にCGモードとミュージックモードが用意されていて、また初回限定版にはドラマCDがついてまいりました。
ともあれ、面白さとしましてはDS版のほうが上だった気もいたしますけれど、こちらはこちらで…『スト魔女』好きのかたでしたらなかなか面白く感じられるのではないでしょうか。
あとは他のキャラのルートもやってみますかどうかでございますけれど、どういたしましょう…PSP版『ユーディーのアトリエ』もございますし、時間がありましたらやってみましょうかと思います(やるとしましたら、ルッキーニさんかペリーヌさん、あるいはオリジナルキャラルート狙い?)
…けれど、どうしてここまで発売が延びてしまったのかは、よく解りません。
この記事へのコメント
しもっす♪

うりゅ〜☆

りゅりゅ、スト魔女なゲームをクリアなされたみたいで…♪
お疲れ様さまです、とりあえずルートを終えたのですね?

エンディングがあっさりしていたみたいで、どうなのでしょう…ゲーム自体、スト魔女ファンなら満足出来る位のボリュームなのでしょうか?
気になりますの♪

まだまだキャラがいますから…
誰を先に攻略するか悩みますよねっ☆

戦闘も気になります。

発売日は…バグでも見つかったのでは無いでしょうか?
大人の都合ですのね…。

でわでわ。
Posted by 桜花 at 2010年06月08日 21:09
桜花さまへ>
シモッス!です♪
あらあら…♪

はい、まずは1つだけでございますけれど、エンディングまで到達いたしました♪

エンディング対象が12人もおりまして、またその個々でもいくつかエンディングがあるみたいでございますので、ボリュームはなかなかあるのかも…?

そうでございますね…主人公が芳佳さんとなりますと、原作との兼ね合いもございますし…。

戦闘は本当におまけ程度で、また私でも大丈夫でございましたので、そう気にすることはないはずかと…。

う〜ん、そういえばごくごく稀に画面が黒いまま切り替わらないことが…(何)
Posted by 桜乃彩葉 at 2010年06月08日 21:33
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/38798857
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック