2010年06月22日

ラブフリッカー

先日読みましたコミックの感想です。
とてもよきものでした
□ラブフリッカー
■竹宮ジンさま
 ○イラスト評価:★★★★★(4.5)
 ○内容評価:★★★★★(5.0)
 ○百合度評価:★★★★★(4.9)
 ○総合評価:★★★★★(4.9)

これは先日『百合姫S』などとともに購入をしましたもので、作者さまが気になったりしましたので購入をしました作品となります。
コミックスとしましては百合姫コミックスとなり、こちらは『百合姫』のほうに作品が掲載されております作品となります。
作者のかたは以前読みました『Girlish Sweet アタシノ彼女』のかたで、またオリジナルな百合同人誌を出していらっしゃりお気に入りにもなっておりますサークル【Junk-lab】の竹宮ジンさまとなります。

内容としては、5つの短編な物語に1つの描きおろしを収録した作品となっております。
この手のコミックではコミックのタイトルが収録作品の中の一つのタイトルとなっていることが多いのですけれど、今回はその様なことはなく…と、これはどうでもよろしいことでございましょうか。
基本的に全て1話完結のお話となっておりますけれど、『せいいっぱいの好きと嘘と』と『昔も今もこれからも』の2つと『Delicious Time』と『Spike Girls』の2つは軽く読み流しても解るほどにつながりのある作品となっております。
そして全て舞台は女子校な高校でございますけれど、全て同じ学校なのかは少し確認できません…上で触れました4つのお話はそれぞれ確実に同じ学校でございますけれども。
この作者さまは上で触れました『Girlish Sweet』でもそうでしたけれど、お話の舞台を同じにされる傾向がございますので、もしかするともっとお話ごとの接点があるかも…?
ちなみに最後には描きおろし『SWEET SWEET SWEET』がございまして、これでは唯一まだ完全な両想い関係にはなっていなかった『Spike Girls』の後日談が描かれておりまして、無事にハッピーエンドとなるのでございました。

ともあれ、お話としましては、先輩さんと後輩さんのお話あり、パン屋さんと米屋の娘さんのお話あり、同級生のお話あり、幼き頃より一緒にいるお嬢さまとそのおそばにいる子といった先日読みました『はやて×ブレード』のひつぎさまと静久さんや以前PC版をクリアしております『アオイシロ』の明日菜さんと知子さんの様な関係のかたがたのお話ありと、なかなか多彩な、そして女子校のお話ということもあり安心して読める良質の百合なお話となっております。
この作者さまは『百合姫』掲載以前から同人誌で拝見してお気に入りになっておりますのではじめから作品に対し心配もしておらず期待しておりましたけれど、こうして改めて読みますとやはりとてもよきものでございます。
とにかくどのお話の女の子たちもとても素敵で、どのお話も大好き…かっこよい女の子のかわいい一面など、読んでいて本当に胸がいっぱいになってしまいます。
『百合姫/百合姫S』で良質な短編を描かれるかたといいますと以前読みました『水色シネマ』の乙ひよりさまや以前読みました『リンケージ』の倉田嘘さま、それにまだコミックは出ていないすこやかさまあたりがすぐに思い浮かぶところでございますけれど、個人的には竹宮ジンさまはその3人と並ぶ良質な短編を描いてくださるかただと思っております。
『百合姫/百合姫S』は1つの雑誌になるらしくそうなると紙面の減少が懸念されますけれど、できましたらこの4人のかたの短編をこれからも載せ続けていただきたいものでございます(あとがきによりますと、少なくとも竹宮さまは非常にやる気があるご様子で一安心でございます)
良質な百合の短編集を読みたい場合は、個人的には上で触れました乙ひよりさま、倉田嘘さま、そして竹宮ジンさまのコミックをお勧めするでしょうか(すこやかさまはコミックがない…)
あと、カバー下には2組のかたがたの、雨の日のお話が描かれております。

イラストのほうはよきものでございます…『Girlish Sweet』の評価は自分でどうしてあの様な不当極まりない評価なのか不思議でございます。
百合的には何も問題ございません…百合の王道をまっすぐ行くよき学園百合ものでございます。
ともあれ、これはやはりよきものでございました…そういえば『リンケージ』はちょうど去年の今の時期に出たものでございましたけれど、1年たってのこの時期にまた内容評価5.0のよい百合作品に出会えて幸せなことでございます(先日読みました『はやて×ブレード』の内容評価も5.0ではございますけれど、あれは百合メインではございませんから…)
この『ラブフリッカー』にも内容評価5.0+をつけてしまおうか悩んでしまったのは秘密…それほどまでに、手放しに何もかもが素晴らしいと言える作品なのでございます。
もうすぐ6月も終わりますし、そうなりますと去年の7月初旬のいちごさんの集会にてやっております上半期に読みましたコミックのまとめを今年も行わないとですけれど、この『ラブフリッカー』が最優秀作品の最有力候補でございましょう。
…やはり、今回購入しましたコミック3冊、つまり『はやて×ブレード』に先日読みました『ゆるゆり』、そして今回の『ラブフリッカー』はいずれも期待に違わぬ素晴らしい良作たちでございました。


以前クリアしましたPS2版『ストライクウィッチーズ』のほうは2周クリアしたのでございますけれど、先日『ユーディーのアトリエ』をクリアしまして『トトリ』発売まではまだ間がございますので、こちらのゲームの3周めをしてみることにいたしました。
今回は個人的に一番好感度の高いキャラながら色々ありまして以前クリアしましたDS版ではルートに行かなかったルッキーニさんです。
もちろん共通ルートは大きくお話は変わりませんでしたけれど、ルッキーニさんと坂本少佐とバルクホルンさんの3人が立候補した選挙で、一日中バカンスを公約にいたしましたルッキーニさんが当選をいたしました。
まさかルッキーニさんが当選されるなんて、普通では考えられないことで、皆さん誰が投票したのかあたふたしておりましたけれど、少なくともハルトマンさんはルッキーニさんへ投票したご様子がございます…このルッキーニさんとハルトマンさんのコンビ、坂本少佐リーダールートでの料理対決のときもずいぶん微笑ましいご様子を見せてくださいましたし、なかなかといコンビなのかも?

ともあれ、ルッキーニさんがリーダーということになったのでございますけれど、はやくもその計画性のなさに坂本少佐やバルクホルンさんは不安げでございます(ミーナさんは結構寛大…)
しかも、その日はお昼まで何もせず過ごすという…午後の予定はといえば、海で遊ぶというものでございました。
ルッキーニさんにシャーリーさん、ハルトマンさんはかなり乗り気なご様子でございますけれど、坂本少佐が少々怖い…。
その後は2人1組でビーチバレーをリーグ戦で行います…最下位は罰ゲームなのでございますけれど、芳佳さんとリーネさんのコンビが全敗で最下位となってしまわれたのでございました(確かに弱そうな組合せ…罰ゲームは夕食の準備でございましたので、この二人でよいわけでございますけれども)
皆さま気分転換になったご様子で、錦さんあたりはそこまで考えての行動かと感心しておられましたけれど、結局ルッキーニさんは何も考えていなかったことが翌日には解ってしまうのでございました…。
ということで、翌日にはルッキーニさんはミーナさんに怒られてしまったそうなのですけれど、それが非常に恐ろしかったみたいで、ルッキーニさんはおびえるとともに一応反省をされたみたいで、午前中は一応訓練となりました。
午後からはまた海で遊ぶことになりましたけれど、その様な中、海に流れ着いたビンを拾ったルッキーニさん…その中には今いる島の地図が入っており、ルッキーニさんは宝の地図と大喜びで、さっそく宝の探索に入ることになりました。
結局、その日は何も見つからなかったのですけれど、地図の印は他にもございましたので、後日そちらも探すことになるみたいです…と、先日はそこで終了です。
ルッキーニさんがリーダーになるなんてびっくりでございますけれど、ともあれやはり彼女は微笑ましく、行動も声も外見も全てがかわいらしい、よきかたでございます。

あと、上の作品で少し思い出しましたり先日同人誌を読んでおりましたり、あと色々な理由で綾代さんにお会いしたくなったりしまして不意に『アオイシロ』がしたくなってまいりまして、そういえば以前購入をしました廉価版が全く手がつけられておりませんでしたので、『スト魔女』をしつつ、さらに『トトリ』の発売が近いですのに、ちょっとこちらもしてますことにしました(私が参加しておりましてフィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださってます『私立天姫学園』にアヤフィールさんが入ったのもこの関係…)
こちらは以前約2年前に通常版をクリアしておりますけれど、お話としましては上で触れましたPC版がベースとなっておりますので、通常版のデータとの互換性はなく、はじめからしなければなりません。
それもまたよし、と思ったのですけれど…ゲームを起動しますと、いきなりナミさんの誕生日だと言われました。
つまりちょうど昨日はナミさんの、そして今日は保美さんの誕生日になるわけですけれど、そういえばシステム音声が全員分用意されているこの作品、懐かしくなりましてあらゆる人のシステム音声を聞いたところで、昨日は終わってしまいました(最終的なシステム音声はもちろん綾代さん…そういえばPC版などはV系の人になっておりましたけれど、今回はまだ選択不能です)
一応『スト魔女』のほうはルッキーニさんルートを終えたところで終え、以降はこの『アオイシロ』を保美さん→汀さん→夏夜さん→コハクさん→ナミさん→グランドルートの順で進めていこうかと考えているのですけれど、これは間もなく発売の『トトリ』の内容次第でございましょうか…『トトリ』があまりに面白い内容でしたら『アオイシロ』進行は止めると思いますし、逆に期待はずれでしたら『トトリ』はやめて『アオイシロ』に集中するかもしれません。
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