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○トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜
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…こちらはゲームソフトとなり、機種はPlayStation3となります。
PS3なゲームといえば以前クリアしておりまして同じシリーズの作品『ロロナ』以来ほぼ1年振りに購入する作品となります。
つまり『アトリエ』シリーズ以外購入する価値のありそうなPS3なソフトは見当たらなかった、ということでございます…。
ということでこの作品は『アトリエ』シリーズの最新作であり、プロジェクトNo.としてA12を冠する作品…やはりこのシリーズは約1年ごとに新作を出されていらっしゃいます。
そして『ロロナ』に続きます『アーランド』シリーズの第2作、ということとなります。
私が購入した『トトリのアトリエ』はガストさま通販お得意の色々な特典のつくもの…以前の『ロロナ』の様なものでございます。
価格はその『ロロナ』よりも多少お高くなっていた気も…まずゲームはもちろん、サントラCDビジュアルアートブック付きCDにアトリエシリーズボーカルコレクション『Volkslied3』とCDが3枚、おなじみかもしれない楽譜、主要キャラクターのクリアシート、そしてクリスタルガラスな置き物でございます。
価格が『ロロナ』よりやや高くなったのはCDが1枚増えたからでしょうか。
また、キャンペーン期間中ということでミニミニうたた寝クッションというものもついてまいりました。
ということで、昨日は少しだけさわりの部分をやってみました。
物語は『ロロナ』より5年後のお話…ひなびた港町に姉や父とともに暮らす14歳の少女、トトリことトトゥーリアさんが主人公です。
アーランドは『ロロナ』で出てきた渋い王さまがやはりやる気がなかったらしく姿を消してしまい、その後共和国となってしまったそう…そのアーランドでは冒険者という職業があり、トトリさんの母親も冒険者をしていたといいます。
けれど、数年前に旅に出た母はそれ以降姿を見せなくなり、連絡もなく、姉たちはもう亡くなってしまったと考えているものの、トトリさんはどこかで生きているのではないかと考え、自分も冒険者になり母を探しにいきたいと思っております。
また、トトリさんはロロナさんから錬金術を教えてもらっており、一応錬金術士でございます…トトリさんの性格は意外と元気で、そしてまた意外とおバカかもしれません。
姉のツェツィことツェツィーリアさんは色々とよい感じのお姉さんですけど、父親はちょっと…存在感のない人なのですけれど、立っているときの体勢が妙に猫背で弱々しすぎます。
お話のほうは、まずは近くの採取地の探索や簡単なものの調合でゲームの感覚をつかむ、といういつもどおりの流れでございますけれど、仲間になるのが幼馴染の男の子…ちょっと、これはかなり残念でございます。
いえ、過去の『アトリエ』シリーズの幼馴染キャラといえば女の子が普通でございますし、またはじめに仲間にできるキャラにも女の子が普通におりましたから…これはかなりやる気を失わせるものでございます。
しかも、ツェツィさんに想いを寄せるかなり変な男もいたりして…今のところ、男の子が「へたれ」と呼ぶほど完全な片想いなのでございますけれども…(この男も父親同様妙に猫背で気持ち悪い…)
その男の子と一緒に採取をしたりしますけれど、本当にやる気が出ず、もうこのゲームは止めようかと思ったのですけれど、少しいたしましたところで…

…同じ村出身の先輩冒険者、メルヴィアさんが仲間になってくださり一安心です(男の子は仲間からまだ外せなく残念でございますけれど…/画像提供は【(C)GUST CO.,LTD. 2010】です)
このメルヴィアさんはツェツィさんと仲がよろしいみたいで、またキャラ紹介を見ます限りこの作品で一番よさそうな女の子でございますので、こんな序盤で出てくださり嬉しゅうございました(『ロロナ』のリオネラさんは結構たたないと出てきませんから…)
ストーリーのほうは冒険者になると言うトトリさんにツェツィさんは母親のこともあり反対、一方メルヴィアさんはトトリさんに協力してくださるもののツェツィさんの説得は自分でしなさい…というところまででございます。
ゲームのシステムは調合や戦闘など基本的に『ロロナ』や先日PSP版をクリアしております『ユーディー』などの『グラムナート』シリーズに準拠しております。
ただ、品質値が見えましたりコンテナに入れたアイテムは劣化しなかったりと、『グラムナート』シリーズよりはやはりやさしくなっております。
調合では少々変更点がありまして、アイテムについております特性は全て引き継げるわけではなく、選択式になっております…これは難しくなったといえばなっておりますけれど、変な特性を捨てることもできますのであながち悪いことではございません。
今のところゲームに期限はない様に見えるのですけれど、説明書によりますと3年で一定の成果をあげないと冒険者の免許を剥奪されてしまうそうで、普通に日数もございます…やはり『ユーディー』の様にのんびりはできないのでした。
グラフィックやイラストは良くも悪くも『ロロナ』と変わらず、音楽はやはりガストさまですので問題なく、といったところでございましょうか。
やはり町の人には音声もなく、さらに『マナ・ケミア2』や『ロロナ』の様に一人ひとり名前がついているわけでもなくなってしまい、ここは完全な退化となってしまいました…一部のたるにしか反応しないのもさみしいところでございます。
ということで、ゲームとしましての第一印象としてはこれまでに手にしました正統派『アトリエ』シリーズでは一番残念な感じではございましたけれど、『マナ・ケミア2』とは違い見捨てるほどのものではございませんから、引き続き進めてみようかと思います。
でも最近はじめました『アオイシロ』を止めてまでという気持ちにもならなくて、両方のんびり進めていこうかと思います。
…そういえば、トトリさんのいる村に「パメラ屋さん」がありましてそこにパメラさんがいらしたのですけれど、なぜかパメラさんは足がある上に身体が実体化しておりました…その状態にまだ慣れていないと言っておりましたけれど、何があったのでしょうか…。
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