□百合少女(2)
■アンソロジー
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★★(4.8)
○百合度評価:★★★★★(4.5)
○総合評価:★★★★★(4.5)
これは先日『ささめきこと』のDVDなどとともに購入しましたもので、過去に既刊を読んでいることもあり購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『きもちのかたち』と同じものとなります…キュンコミックスというもののリリータイムシリーズというものになるみたいですから、そのシリーズは百合ばかりなのかも?
といっても、以前読んでおります『つぼみ』のまんがタイムきららコミックスGLシリーズの様に、他の作品はないみたいですけれども…と、そのGLシリーズのほうは、どうやら『つぼみ』の連載作品からコミックが出る模様?
内容としては、言うまでもなく百合なアンソロジーコミックとなります…コミックには8人のかたが参加していらっしゃり、その他カバーイラストとカラーピンナップをそれぞれ別のかたが描かれております。
この『百合少女』は以前第1巻が出ているのですけれど、それには巻数も書かれておらずまた続刊があるとも書かれておりませんでしたので、こうして第2巻が出ましたことはとても嬉しいことでございます(以前の日誌で紹介しました『[es]』『百合天国』もそうでございましたっけ)
今回このアンソロジーに参加していらっしゃるかたで私の知っている人としましては、上で名前を触れまして以前読みました『きもちのかたち』の、そして【桜井家】というサークルで百合な同人誌を出していらっしゃる北尾タキさまとみとうかなさま、以前読んでおります『Sweet Melodies 〜スウィート・メロディーズ〜』という『ソルフェージュ 〜Sweet harmony〜』についてまいりましたアンソロジーに参加しておりましたちんじゃおろおすさまがいらっしゃいました。
その他、カラーピンナップは以前読んでおります『GIRL FRIENDS -ガールフレンズ-』の森永みるくさまが担当していらっしゃいました。
…ちんじゃおろおすさまというかたは過日購入しております『たまとたまと』という作品の作者でもあるのですけれど、この作品はまだ読めておりません…。
お話たちについては、百合アンソロジーなのでございますから、もちろん全て百合なお話…学園ものが多かったですけれど、全てがそういうわけではなくって、最後のお話『恋眠姫』はファンタジー系のお姫さまのお話でございました。
その『恋眠姫』は姉妹のお話なのですけれど、これは悲劇…最後は一応姉妹で一緒になれたのでございますけれど、そこへ至るまでの過程においての犠牲が多すぎました(いえ、よいお話なのでございますけれど)
お話はいずれも読みきりのもので、また内容のほうもいずれもよきものでしたかと思います。
この『百合少女』の第1巻を読みました際、上で触れました『[es]』『百合天国』といった昔の百合アンソロジーの雰囲気を持っている、と書きましたけれど、その感じかたは多分間違いではないはずで、この第2巻も同じ様な雰囲気を感じました。
編集のかたが『丘の家のミッキー』などの雰囲気を出せたらいいな、と考えていらっしゃるそうですけれど、それはとてもよろしきことかと…『百合姫/百合姫S』、あるいは『つぼみ』や以前読みました『ComicリリィPLUS』、以前読みました『ひらり、』といった他の百合アンソロジーとは違った雰囲気でございまして、個人的には表紙のデザインの秀逸さも含め、この『百合少女』の雰囲気が一番好きでございます。
過激さを求めるかたには向かない作品でございますけれど、『[es]』『百合天国』の頃の雰囲気がお好きなかたでしたら、きっとお気に召されるのではないでしょうか。
イラストのほうはアンソロジーですので玉石混淆ではございますけれど、悪いものはございません…特に表紙のデザインは素晴らしいです。
百合的には百合なアンソロジーなのでございますから何も問題はございません。
ともあれ、やはりこのアンソロジーはよきものでございます…個人的には最近出はじめました百合なアンソロジーたちで一番好きでございます。
過去に同じ雰囲気を持ちました『[es]』『百合天国』は残念ながら第2巻で終わってしまいましたけれど、この作品はもっと続いていっていただきたいものでございます。
『トトリのアトリエ』のほうは故あってはじめからやり直すことにいたしました。
いえ、アトリエのすぐそばにある井戸から汲めます水が1つ1コールにて売れることが解りましたので、これを延々汲み上げて売却をしていってお金をためていこうかな、と…序盤は参考書などを買ったり、色々お金が必要でございますから。
幸い、15分程度これをするだけで999個入るコンテナ内のアイテムを水で埋めることができ、それを売却しますと1,000コール程度のお金にはなります…今はゲームをしようという気分があまり起こりませんし、これが上向きますまで延々これを繰り返してお金をためていこうかな、と思っております。
この手法は確か以前クリアしております『ヴィオラート』のにんじんでも可能な気がいたしましたけれど、今回はコンテナ内のアイテムも売却可能ですので数段楽になっております。
…あの猫背でひょろひょろというちょっと気持ち悪い御者がアーランドまで行く馬車は100,000コールという嘘をついてきておりますけれど、この手法で100,000コールためてしまったらどうなるのでございましょう…。
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