2010年07月29日

ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 乙女ノ五重奏

先日クリアいたしましたゲームの感想です。
DVDを購入しようかと…
□ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 乙女ノ五重奏
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○グラフィック評価:★★★☆☆(3.4)
 ○システム評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○音楽評価:★★★★☆(3.5)
 ○声優評価:★★★☆☆(3.4)
 ○難易度:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日『百合姫』などとともに購入をしましたもので、色々と気になりましたので購入をしましたものとなります。
こちらは確か今年のはじめにアニメが放送されていたと思われ、また以前コミカライズ版を読みました『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』という作品のゲーム化作品となりまして、機種はPSPとなります。

内容としては、辺境の軍隊に務める女の子たちの日常を描いた作品、となるでしょうか。
と、物語の舞台や登場人物などの説明につきましては上で触れましたコミカライズ版の感想で説明をしておりますから、そちらをお読みくださいまし…登場人物など、基本的なところは変わっておりません。
今回のゲームのお話としましては、アニメ本編を沿っているかと思われますそのコミカライズ版の先、つまりアニメ本編終了後のお話となります。
セーズの町のお祭りにおいて、5人で楽器を演奏することになった皆さんが、それに向けて日々任務をこなしながら楽器の練習をしていき、そして本番でその成果を見せる…というものとなっております。

ゲームのジャンルは「演奏作成アドベンチャー」ということになっておりました…基本的にはいわゆるギャルゲーの様な雰囲気なのでございますけれども、そうした雰囲気にあっても独特なシステムを持っていた以前クリアしました『ソルフェージュ』同様にこの作品も独特なシステムを持っております。
まず一つは、ジャンルどおり演奏作成を行っていくというもの…こちらはお話の選択肢によって皆さまの演奏レベルが上下していく、というものでございます。
演奏レベルは1から3までの三段階ございまして、一日の終わりに行われる皆さんの演奏練習でその成果が見られ、レベルが低ければ下手な演奏、高ければよい演奏が流れます。
これがエンディングにどう影響するのかは、実はよく解らなかったり…いえ、私はこの作品を2周いたしまして、1周めはノエルさんのみレベル2で他の皆さんはレベル3、2周めは全員レベル3で終えることができたのでございますけれど、どちらも喝采のうちに本番を終えることができましたから。
と、2周めは1周めのエンディングの後に追加でそれから1年後のお祭りの様子を見ることができましたけれど、これは全員レベル3だから見られた…のかもしれません(下に書く理由の可能性もありますので、断言はできませんけれど…)
…ちなみに、この演奏レベルは2周め以降に引き継げますので、2周め以降はかなり楽になるかと思います。

もう一つの独特なシステムはマルチビューシステムというもの…この作品の本来の主人公はカナタさんなのかと思われるのでございますけれど、このゲームに関しましては1日のはじまりに5人の中から1人を選択しまして、その選んだ人の視点で一日を過ごすという、決まった主人公のいないかたちを取っているのでございます。
ゲームの期間は12日なのでございますけれど、そうしたシステムでございますので何周かしても新鮮な感覚を得られます…同じ日であっても選んだ人によってお話が違って、でも重なる部分もあって、そこが楽しいものでございます。
特に、本来の主人公であるカナタさん以外の視点を見ることができますから、脇に隠れがちなかたがた(特にノエルさんとか…)の心の中なども見られますので、これはよいシステムかもしれません。
以前クリアしましたPS2版『ストライクウィッチーズ』などもこの様なシステムを取ればよかったのかもですけれど、でもあの作品はこちらに較べて登場人物が多いですから、複雑になりすぎますでしょうか…(特に下のシステムがあると…)

あとは、上のマルチビューシステムに付随することでございますけれど、マルチカップリングシステムというものがございます。
こちらは特定の主人公がいないということで、全員が全員に対して友好度を持っており、誰と誰とでもカップリングの成立が可能、ということになります。
全員が全員に対しまして最大5段階の友好度がございまして、これが最大になりますとカップリング成立、というかたちとなります。
上げる方法はもちろん選択肢やお話の流れで、でございますけれど、上の演奏レベルもこの友好度も意外と下がることが多くて油断ができません…複数のカップリングを成立させることも可能でございますけれど、あまり欲張ろうとしますと誰も成立しない可能性がございますので、一人くらいに狙いを絞ったほうがよいかもしれません。
私も、1周めは誰ともカップリングが成立しませんでしたから…2周めではフィリシアさんとノエルさんのみ成立させることができました。
ただ、このカップリングシステム、本編そのものに影響するかどうかは不明でございます…2周めでエンディングがのびたというのも、何となく上の演奏レベルのほうの影響な気がいたしますし…。
ではカップリングを成立させると何が起こるのかといいますと、エンディング後に成立しましたカップリングのかたからお手紙が届きまして、それをtopメニューのギャラリーで閲覧することが可能となります。
つまり、1周で無理してたくさんのカップリングを成立させる必要性はほぼないと言ってよさそう…ここはのんびり何周もして埋めたほうが賢いかもしれません。
…と、この特定の主人公がいなくて複数のカップリング成立が可能というシステムは以前クリアをいたしました『ころな』を制作されこちらに公式サイトのございますサークル【さんだーぼると】さまが制作中(断?)されております『ライラック畑の雛鳥たち』に似ている様な…?

そうしたシステムで「時告げ砦」の皆さま、つまりカナタさんとリオさんにクレハさん、フィリシアさんにノエルさんという5人の日常を見ていくわけでございます。
私はコミカライズ版は読んだとはいえアニメのほうは観ておりませんので、声を含めた皆さまのイメージがまだ完全にはつかめていなかったのでございますけれど、このゲームでだいたいはつかめた気がいたします。
アニメなどでは主人公のカナタさんはやや天然気味の主人公らしいいい子ではございますけれども、『スト魔女』の芳佳さんなどよりは好感が持てそう…。
リオさんは、とりあえず料理が壊滅的に下手でしかも自分にその自覚がないらしいです…でも自分の作った料理に「豚のご飯」なんて名前をつけるのはどうかと思うのですが…。
クレハさんはちみっこでツンデレ、しかもおじさんキャラに想いを寄せるなど、もう明らかに以前クリアしました『ロロナのアトリエ』や以前クリアしました『トトリ』に出てきたクーデリアさんなかたで声までもう一緒にしか聞こえない…と思いましたら、声優さんまで同じ喜多村英梨さまというかただったのでございました。
隊長となりますフィリシアさんは『スト魔女』のミーナさんの様に皆さまをやさしく見守るお姉さん的存在…怒らせると雰囲気が非常に怖い、というのもミーナさんな感じでございますけれど、キャラ自体の雰囲気としましては以前読みました『ARIA』のアリシアさんの様なかたでございましょうか。
ノエルさんは完全に無口な不思議系のボクっ子でございますけれど、一番微笑ましいキャラでもございます…そういうキャラだからこそ、ノエルさん視点でゲームができたのは面白いものでございました。
皆さまなかなか魅力的なかた揃いでどなたも好きになってしまいましたけれども、その中でも特に好印象でしたのはフィリシアさんとノエルさんでございましょうか…だからこそ、お二人のカップリングを目指したわけでございますけれども。
百合的に見てみますと、ゲームでのカップリング云々は置いておきまして自然状態でこのかたがたはありそう、と見えましたのはカナタさんとリオさん、クレハさんとリオさん、フィリシアさんとリオさん、フィリシアさんとノエルさんあたり…と、妙にリオさんが多いです(下で触れますキャラもリオさん関連でございますし…)
リオさんはゲーム冒頭でもカナタさんになかなかよいことを言ってくださいます…けれど、ゲーム中で逆に否定的な発言をしたりもいたしますけれども…。
そうした、稀に百合的に微妙な発言が出たりもすることはございますけれども、基本的には百合な雰囲気がそこかしこにあふれている作品でしたかと思います…『スト魔女』以上にありましたかも?
と、今作には主人公候補には入らないものの重要な役割を持ちます、準メインキャラというべき、ゲームでのオリジナルキャラが登場いたします。
それがキリエさんこと九音綺莉重さんで、かなり百合志向の強いトラブルメーカーなかたとなるでしょうか。
キリエさんはリオさんのお姉さんに関係するかたで、また皆さんの演奏しようとしている曲の歌詞を探していらっしゃるとのことでストーリーに深く関わってまいりまして、本番では皆さんの演奏に合わせて歌ってくださることになります。
残念ながらキリエさんルート、というものはございませんけれど、エンディングはほとんどキリエさんルートといえるものになっているかも…登場したての頃は穏やかでした皆さまの日常を乱す邪魔な人、と感じてしまったのでございますけれど、最後のほうでは皆さんに負けないくらいよきかたとなっておりました。
と、サブキャラたちも悪くなく、男キャラはおじさん二人と子供しか登場しませんので、その面でも安心でございます(でも、そのおじさんのうちの一人にクレハさんが想いを寄せているみたいでございますけれども…)

イラストはアニメをベースにしていると思われますけれど、『スト魔女』など最近観ました作品よりは一段劣ります…でも、ジャケットのイラストで感じたほどの不安感はございませんでした(何)
グラフィックのほうはこういうゲームでございますので特に気になるところはございません。
システムのほうは上で触れましたマルチビューシステムなどなかなか新鮮でよかったのでございますけれど、その他の面がやや微妙でございまして、そこで評価を落としてしまいました。
つまり、メッセージスキップの速度が妙に遅い上に効果音はスキップできなかったり、メッセージ送りの速度変更ができなかったりと、この手のゲームの基本的な部分が少々残念なことになっていたのでございました…ここは本当に残念でございました。
内容のほうは、この手のアニメ作品のキャラゲーの中ではよくできているかと思います…ちょっと、アニメのDVDを購入する方向で動こうかと思います。
ちなみに、アニメの後のお話となっておりますけれど、アニメを観ていなくても楽しめる内容となっているかと思います。
音楽のほうは悪くございません…特にオープニングと演奏曲という2つのボーカル曲がよろしいです。
声優さんのほうは私のご存じないかたがほとんどでしたのですけれど、皆さま違和感なくよろしかったかと思います(クレハさんはそのままクーデリアさんでしたし…/何)
試みに皆さまの声優さんを紹介してみますと、敬称略でこの様になっております。
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○空深 彼方:金元 寿子
○和宮 梨旺:小林 ゆう
○墨埜谷 暮羽:喜多村 英梨
○フィリシア・ハイデマン:遠藤 綾
○寒凪 乃絵留:悠木 碧
○九音 綺莉重:井上 麻里奈
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…小林ゆうさまは以前観ました『咲 -Saki-』の加治木ゆみさん役、喜多村さまは上で触れました様にクーデリアさん役でいらした、といったあたりは解るのでございますけれど(これらのキャラから、小林さまはかっこいいタイプ、喜多村さまはツンデレタイプに見えますけれど…)…と、ちなみにサブキャラで福圓美里さまのお名前が見られます。
そういえば、声優さん云々よりも、どうしてフィリシアさんだけ日本人名でないのか、というのが少々気になります(何)
難易度はこの手のキャラゲーにしましては、少なくとも1周めは少なからずあるかと思います…2周め以降は演奏レベルが引き継げますので簡単になりますけれども。
百合的には平均水準以上にはあったかと思います…『スト魔女』なPS2のゲームより上ではないでしょうか。
付加要素につきましては、エンディング後に送られてきます手紙をどういう扱いにするかによっても変わってまいりますけれど、それを置いておきましてもギャラリーにBGM鑑賞など、基本的なものは揃っておりまして、また演奏レベルを自由に設定して演奏を聴くこともできます。
ともあれ、これはキャラクター、内容ともになかなかよい作品…百合的にも平均以上はございましたし、作画面以外では問題のない作品と思えます。
お金が危ういところではございますけれども、以前の日誌に書きました様に夏のイベントのアイテムをかなり制限する覚悟を決め、こちらのアニメDVDを購入してみたいと思います。


と、今後のゲーム購入予定でございますけれども、明後日には予約をしております『GA 芸術科アートデザインクラス』のゲームが発売することになっておりますから、次はそれをすることにしまして数日後を待ちましょう。
その後の予定でございますけれども、こちらにDSで発売予定な『ストライクウィッチーズ2』の公式サイトができており、発売日は10月21日予定といいます。
けれど、DSで出るとうかがいましたときには以前クリアしました竹井さんが主人公の作品の続編なのかと思い楽しみにしていたのでございますけれど、今回の作品の詳細を見ますとサブタイトルが『いやす・なおす・ぷにぷにする』といい、ジャンルはスキンシップADVといいます。
さらに出す会社も前回と違い今回は角川書店といいますし、この『2』というのはその竹井さんが主人公のDS版に続くという意味ではなく、アニメ第2期にかかっているみたいでございます…。
主人公も芳佳さんみたいでございますし、竹井さんを期待していた身としましては少々残念…それでも、よほど悪そうなものでない限りは購入をするかとは思います。

今のところ普通のゲームで今後購入予定なのはその2作品のみでございますけれども、来月の夏のイベントには同人なゲームが登場するはずでございます。
私が把握しており、そして購入しようと思っておりますのは…
limit panic!応援中★
こちらに公式サイトがございまして以前クリアしております『ノゾミカナエタマエ』などを制作されましたサークル【VALLEL】さまの新作『limit panic!』のみでございましょうか。
こちらの『limit panic!』は「ヤンでる感じの百合コメディ!?」みたいでございますし、サークルさまの過去の実績から考えましても期待してよろしいでしょう。
あとはこちらのサークルさまの動静次第でございますけれど、少なくともシューティングな同人ゲームはよほど百合々々しいというわけでなければ購入は控えます。

と、こちらに公式サイトのございます【ふぐり屋】さまの『その花びらにくちづけを』シリーズについてなのでございますけれども…
その花びらにくちづけを あなたと恋人つなぎ
以前クリアしておりまたOVAの出ます『あなたと恋人つなぎ』の新装版及びお二人が主役の小説『夏をぎゅっとね!』が8月14日に出るみたいでございます。
8月14日、ということはきっと夏のイベントで出ると思われ…?
ちなみに、新装版の変更点といたしましては、パッケージ絵やBGMに背景絵の変更、誤字脱字の修正程度でございまして、過去にやっているかたが改めて購入するほどのものでもないといいますけれど、せっかくでございますからやはり購入いたしましょう。
純新作の情報はまだ出ておりませんけれど、無事にここまできたのですから、きっといずれ出るでしょう…のんびりお待ちいたします。
…ですから、あのかたもご無事でいてくださり、いずれお会いできましたら、幸いでございます…。
posted by 桜乃 彩葉 at 06:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想
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