2010年08月04日

GA 芸術科アートデザインクラス Slapstick WONDERLAND

先日クリアしましたゲームの感想です。
ケイトさんみたいな外国人が主人公です
□GA 芸術科アートデザインクラス Slapstick WONDERLAND
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○グラフィック評価:★★★★☆(3.5)
 ○システム評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(4.0)
 ○音楽評価:★★★☆☆(3.3)
 ○声優評価:★★★★☆(4.0)
 ○難易度:★☆☆☆☆(1.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○付加要素(おまけなど):★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、色々気になりましたので購入をしましたものとなります。
この作品は以前読んでおりましてまた以前アニメを観ております『GA 芸術科アートデザインクラス』をゲーム化しましたもので、機種はPSPとなります。

内容としては、彩井学園工業大学付属彩井高等学校の芸術科アートデザインクラスにいらっしゃる個性的な女の子たちのお話…そんな皆さんのクラスに一人の留学生がやってきて、交流を深めていくというものでございます。
この作品の主人公はゲームオリジナルとなるキャラ…といいましても某作品や某作品の様な変な男キャラではなく、『GA』の世界を壊さない女の子でございますので何ら問題ございません。
その主人公はマリさんことマリアンヌ・ファン・ティエネンさんとおっしゃり、かつて日本にきたことのあるおばあさまの影響で日本が大好きで興味を持っていらっしゃる女の子です。
長い金髪でとても元気で明るく、また日本語は堪能ながらちょっと片言が入っていたり独特な解釈をしていたりするところがあったりと、雰囲気としましては以前読みましてまた以前アニメを観ております『スケッチブック』のケイトさんの様なかた、と思っていただければ大丈夫でございます…ただ、ケイトさんほどお気楽極楽でもなくって、多少自分一人で色々抱え込みがちだったりもいたしますけれども。
そのマリさんは3ヶ月の短期留学でGAへやってきたのでございました…お話は、前半はGAで過ごすマリさんの日常が描かれていきます。

ゲームとしましては、ジャンルが「アートデザインアドベンチャー」となっておりまして、以前クリアしております『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト 乙女ノ五重奏』の「演奏作成アドベンチャー」と同じくらいよく解らない感じではございますけれど、その『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』同様に基本的には普通のアドベンチャーゲーム形式を取っております。
つまり、主人公のマリさんに対しましてGAのおなじみのみなさまでございます如月さん、キョージュさん、ナミコさん、ノダミキさん、友兼さんの5人及び美術部(こちらは全員で1つのグループです)のかたがたに親密度がございまして、お話の中で出てきます選択肢や行き先移動、また後述します課題制作の相談相手の選択によって好感度が上がっていくわけでございます(稀に下がることもあります)
この親密度でございますけれど、私がクリアした限りでは、エンディングのごく一部分及びエンディング後の追加要素にしか影響していない気もいたします…後述します絵本の世界部分にも影響していたら、それはかなり複雑なゲームになりそうでございますけれど、どうなのでございましょうか。
…と、エンディング後の追加要素でございますけれど、クリア後にシーンギャラリーを見ますとエンディング後に再びマリさんが日本へやってきて、親密度が一番高かったかたを中心としたイベント見られるという、上で触れました『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のお手紙モードの様なものが追加されますので、見落とさない様にいたしましょう(多少解りづらいですから…)

さて、マリさんが日本へやってきた目的はもちろん留学でございまして、彼女にはその他にもおばあさまが過去に見た景色に色をつけるという目的もあるのでございますけれど、こちらは作中の中盤までで解決いたしますのであえてここでは触れないでおきましょう。
留学に際し、マリさんは課題として何かを制作しなければならないことになりまして、絵本を制作することになります。
第2章から第5章まではその章の終わりに課題に関する事柄を決めていくことになります…つまり「世界観」「主人公の方向性」「内容」「タイトル」でございます。
これらをそれぞれGAの皆さんや美術部かたに相談をすることになり、相談した人によって内容が変わっていくのでございます…つまり「世界観」でしたらキョージュさんに相談したら和風、ナミコさんに相談したら洋風、美術部に相談したら近代風になったり、「主人公の方向性」でしたらキョージュさんに相談したら黒の似合う女の子、美術部に相談したら正義の味方、という様に全く違ったものになっていくわけでございます。
これらが全て決まった後に絵本を制作するのでございますけれど、皆さんで闇鍋をしたりしました翌日に、皆さんがその絵本の世界に飛ばされてしまいその世界を体験することになります。
私は全てキョージュさんに相談をしましたので『竹取物語』の世界へ飛ばされましたけれど、この後半のお話は上の相談相手の組み合わせによってかなり世界が広がりそうでございます…色々組み合わせてみるのもよろしいかと思います(ただ、最後の「タイトル」は違うと何か変わってくるのか、少々疑問が残りますけれども…)
ちなみに、『竹取物語』の世界でキョージュさんがかぐや姫になって皆さんが彼女をたすけることになったのでございますけれど、これに親密度が関係しているのかはよく解りません…おそらく、関係ないと思うのですけれども…。
…さらにちなみに、親密度や相談相手に「美術部」がいるわけですけれど、基本的にお話のメインに絡んでくるのはGAの皆さんだけの気が(絵本の世界へ飛ばされるきっかけになった合宿ももちろんGAの皆さんだけでございますし)…美術部の親密度を最大にした場合、エンディングが少々変わるのかもしれません。

という様な感じで、お話としましては本当にアニメ版『GA』に『スケッチブック』のケイトさんの様な女の子が一人加わっただけ、といった感じとなっておりまして、『GA』のアニメの延長を見ている様な、世界観をよく保ったものとなっていると思います。
お話の主題はGAの皆さんにマリさんを加えた皆さまの友情、それに日本のよさを再確認、といったあたりな気がいたします…マリさんも本当に皆さまとなじんで、親友といっていい関係となってまいります。
友情を主題としておりますので百合な要素はかなり薄いかとは思いますけれど、この『GA』という作品自体が恋愛要素の不要な作品でございますし、世界観を守るという意味でもこれでよかったのではないかと思います。
また、恋愛要素がなくとも主人公が男ではこうはいかなかったでしょうし、マリさんはよい主人公でしたかと思います…このまま普通に原作やアニメにも登場させてもよいのではないでしょうか。
上で触れましたゲーム版『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の様な既存のメインキャラ全員を主人公にする形式もよろしいですし、この作品や以前クリアしましたDS版『ストライクウィッチーズ』の竹井大尉の様に原作の雰囲気を壊さないよい、むしろ原作に出していただきたいと思えるオリジナルキャラクターを主人公にするのもよろしいでしょう(女の子だけの作品の主人公をオリジナルな男にして、さらに恋愛要素をつけるというのは下の下でございます)

イラストはアニメをベースにしてそのままの感じを出しておりますので悪くございません。
グラフィックもアニメをベースにしていてまたこういうゲームでございますので気になるところはございません。
システムのほうは絵本の制作によって後半の展開がかなり変わってくるというのはなかなかよろしいのではないでしょうか…この手の作品の基本でございますクイックセーブとクイックロードがなかったのは残念でございますけれど、そう気になるものでもございません。
内容のほうは、アニメ版の雰囲気をきちんと保った、この手のキャラゲーとしては問題のないものでしたかと思います。
音楽のほうは悪くございませんけれど、オープニングとエンディング、同じ歌というのは少々さみしい…。
声優さんのほうはアニメのかたがたがそのままでございますのでよきものでございます…ちなみに、マリさんには声はございません。
難易度のほうは、移動選択ではどこに誰がいるのかすでに表示されておりましたりと、普通にクリアする分にはかなり簡単でございましょう…長さもそう長くはございません。
でも、上で触れました様に絵本制作の相談相手によって後半の展開がずいぶん変わりますので、全ての世界を見るのはなかなか大変そうかも?(どれだけの組み合わせがあるのかも解りませんし)
百合的にはあまりないかと思いますけれど、この作品は百合よりも皆さんの友情のほうがよく似合うものでございますので、これでよろしいでしょう。
付加要素としましては、音楽やCGにシーン回想など基本的なものはついておりますし、付属でドラマCDやCD-ROMがついてまいりました。
ともあれ、こちらは主人公のマリさんもよい女の子で、原作の雰囲気を壊していない、『GA』の世界を楽しむという意味ではよい作品だったのではないでしょうか…『GA』がお好きなかたでございましたらやってみてよろしいかと思います(完全なキャラゲーかと思いますので、『GA』に興味のないかたには楽しめないかと思いますけれど…)

ゲームの今後は絵本の世界を極めるためにこのまま『GA』の2周めをするのもよろしいですし、『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のカップリングを増やすのもよろしいですけれど、どういたしましょうか…いずれにしましても、廉価版『アオイシロ』ともどものんびりと進行していこうかと思います。
…お世話になっているかたのお話からとあるゲームも気になったのでございますけれど、難易度がかなり高いみたいで…最近『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に『GA』といった難易度がないに等しいゲームを続けてきた私には厳しそうでございます…(以前クリアしました『トトリのアトリエ』もクリアできないレベルではございませんし…)
posted by 桜乃 彩葉 at 07:41 | Comment(0) | TrackBack(1) | 百合(かも?)作品感想
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