2010年08月07日

くちびるに透けたオレンジ

先日読みましたコミックの感想です。
ボリュームに不満?
□くちびるに透けたオレンジ
■ロクロイチさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★★★(4.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日『百合姫』などとともに購入をしましたもので、百合姫コミックスということもあり購入をしましたものとなります。
ということで、コミックスとしましては百合姫コミックスとなります。

内容としては、ちょっと地味で内向的な女の子とその正反対な雰囲気の女の子のお二人の恋を描いたお話となります。
主人公の千鶴さんは上で触れました様に少し地味で引っ込み思案な性格をした女の子…そんな彼女は学校では友人お二人とよく一緒にいらしたのですけれども、そんなある日クラスに編入生がやってまいります。
その編入生は叶さんとおっしゃって美人でまたおしゃれな雰囲気漂うかたでございまして、千鶴さんは自分で自分とは正反対な雰囲気のかただと思っておられました…実際そうなのでございますけれども(何)
叶さんはなぜか…本当になぜかクラスの中でも地味なグループである千鶴さんたちのグループに入ってまいりまして、また千鶴さん以外のお二人をおしゃれにコーディネイトしてあげたりするのです(千鶴さんだけ置いてきぼり…)
帰り道なども叶さんとお友達お二人は気軽に話しておりますのに、千鶴さんだけ妙に仲間はずれにされている雰囲気があったり…それでも千鶴さんは叶さんを見ているだけで幸せなご様子であり、少し声をかけてもらっただけでも幸せそうなご様子なのでございました。
それはつまり、千鶴さんは叶さんに恋をしているわけでございます…一目惚れでございます。

お話は、そんな恋をする、けれど自分の気持ちは胸の奥に押しとどめてしまう千鶴さんと叶さんのお二人の恋の進展を描いております。
はじめは客観的に見ますと千鶴さんの片想いに見え、また千鶴さんも片想いだと思っておりますから叶さんの持っているものを集めたりしながら想いにふけるのでございますけれど、それでも叶さんのほうから徐々に距離を詰めてまいりまして…読み終わってから思うと、叶さんもはじめから千鶴さんのことがお好きだったのかな、と思えます。
と、最後はお二人が結ばれて終わるのでございますけれど、このコミックの1/3は別の作品が収録されておりますので、お話としてはやや短い感じがしないこともなく…また、やや過激でもございます。

上で触れました様にコミックの1/3は上のお話とは別のお話が2つ収録されているのでございますけれど、『閉じててね、心』は以前読みました『百合姫Wildrose』第2巻に、『これが恋なのかわからない』は以前読みました『百合姫Wildrose』第5巻にそれぞれ収録されたお話となっておりました。
『百合姫Wildrose』収録の作品なのでございますから、当然過激さの入ったお話となっております…いえ、お話そのものは悪くないものでございますよ?

イラストのほうは悪くございません。
百合的には百合姫コミックスでございますから問題ございません。
ともあれ、『百合姫Wildrose』収録の2作品はともかく、本編のほうはやや短いながらも悪くはないお話かと思いますけれど、個人的な好みからは少々外れた作品でしたかも…?
…というより、今までに読みました百合姫コミックスたち…以前読みました『さくら文通』に以前読みました『フィダンツァートのためいき』、それに以前読みました『ナイフエッジガール』のレベルが少々高すぎたでしょうか(以前読みました『死神アリス』は…悪い作品ではございませんけれど、これらよりは一段下でございましょうか)


昨日は先日購入いたしました『Fate/EXTRA』のほうをほんの少しやってみました。
まずは難易度選択ができる様になっておりまして、やはり初心者でございますので初心者モードにさせていただきました。
いきなり警告としてこの作品には理不尽な選択肢などがあるのでセーブは複数しておくのがよい、なんて言われました…はじめからなかなか難しそうな雰囲気を出してくるあたり、これまでに私がしてきたゲームたちとは一味違います。
と、その先は普通の学園生活を、そしてなぜか新聞部の男子生徒として送ることになってしまったのでございますけれど、日がたつにつれてその学校全体に違和感を覚える様になっていき…最後にはそこが何かによって作られた、現実とは違う世界だということが解りました。
その男子生徒はさらに真実へ進むのでございますけれど、やられてしまい…というところでオープニングテーマが流れはじめまして、どうやらそこまではちょっと長めの序章、主人公とは別の人の視点、だったみたいでございました。

そこからは本来の主人公の視点となったのでございますけれど、いきなり性別や名前、そしてサーヴァントと呼ばれるパートナーを決めることになりました。
サーヴァントはセイバーさんが初心者向きと言われる一方、私が狙っておりますキャスターさんは逆境を楽しみたい人向けとか言われてしまいました…いえ、逆境は楽しみたくないですから、そんなこと言われますと不安になってセイバーさんにしようと思ってしまうのですが…。
ここをどちらにするのかも悩みどころでございますし、それにもう一つ悩みどころが出てまいりまして、この2つが決められずに昨日はそこでゲームを終えてしまったのでございます。
それは主人公の名前で、姓名それぞれ4文字ずつとのことだったのでございますけれど、なぜかひらがなとカタカナとアルファベットしか使用できず、漢字が使えない…見た限り周囲の登場人物は全て日本人名ですのに、主人公には日本人名をつけられないのです(ひらがなにすればよいのかもですけれど、名字は…)
これにはまいりました…いえ、主人公の女の子の外見から「石川麻美」というお名前にしようと考えておりましたから…。
カタカナ名となりますと、4文字という文字制限が厳しくなってまいります…名前はともかく、名字で4文字というのはなかなか難しいです。
姓名ともに4文字で収まるカタカナのお名前となりますと「スバル・ナカジマ」や「コニア・ブルーザ」くらいしか思い浮かばないのでございますけれど、どちらもあの主人公のイメージではございません…。
これはちょっと考えないといけません…ところで、この姓名設定って漢字が使えない以上外国人を想定しているということで、前が名前で後ろが名字、という認識でよろしいのでございますよね?(ここがはっきりしませんのが非常に悩ましい…このゲームをされておりますあのかたにご相談いたしましょうか…/何)
…と、サーヴァントは女のかた2名でもう考えておりますけれど、唯一の男キャラのアーチャーさんも悪くなさそうです(使いませんが…)

というわけで昨日は設定に悩んで終わってしまったのでございますけれど、ゲームの雰囲気としましては、これまでRPGというものはファンタジー系の世界観のものしかしたことのなかった私にとりましては、この現代的な世界観はなかなか新鮮でございます。
同人誌の表紙でよく見かけますセイバーさんや遠坂凛さんなど、原作との繋がりなどがやや気になりますけれど、ともあれ上の悩みを何とか解決して先に進めましょう。

ゲームといえば、以前クリアいたしました『トトリのアトリエ』について、ダウンロードコンテンツでツェツィさんを仲間にできる様にできる、とのことでございます。
確かにツェツィさんはなかなかよろしいキャラでございますので、パメラさんの次に仲間にしたいかたかもしれません。
でも、私のPS3はネット環境に繋いでおりませんので、それは諦め…いえ、いずれにしましても上の作品を進めませんとですから『トトリ』の2周めは考慮しておりませんけれども(それに、もう1作品するゲームが数日中に増えそうですし…/何)
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