□Raubritter*
■再田ニカさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★★☆(4.4)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは過日『百合姫』などとともに購入をしましたもので、百合姫コミックスということもあり購入をしましたものとなります。
ということで、コミックスとしましては百合姫コミックスとなります。
内容としては、「Raubritter」という迷える女の子のために存在する秘密クラブを舞台にしたお話となります。
その「Raubritter」では二人の女のかたがそこへ訪ねていらした女の子の困りごとをできる限り解決してあげる、という一種のボランティア活動をしていらっしゃるのでございます(お二人とも別に本業を持っていてお金には困っていないご様子です)
そのお二人とは喜多川忍さんとそのいとこのヨカナさんとおっしゃる、どちらも大人な雰囲気をかもし出したお二人…忍さんは高身長で短髪のスレンダーな(いえ、それでも大きな胸でございますけれど)かっこいいタイプの美人さん、一方のヨカナさんは長い髪で大きな胸をしていらっしゃるやはり美人なかたでございます。
と、主人公はそのお二人ではなくって、そこへお客としてやってきた一人の女の子…といっても大学生っぽいですけれど、唐丸寧々子さんというかたになります。
このねねこさん(作中ではほぼひらがなで呼ばれておりましたので以後ひらがなで…)はお姉さんがある日失踪してしまい、今はもう亡くなられた父親がお二人のことを話してくださっていたこともあり、ここを頼ってやってきたのでございました。
ねねこさんの依頼とは、もちろん姉を探してもらいたい、というもの…お二人ともねねこさんの父親には少なからぬ恩がある上にそのねねこさん自体がかわいくて気に入ったこともあり、依頼を受けることにしたのでございました。
主人公のねねこさんは小さくかわいく基本的にとてもよい子…確かにとてもかわいらしく、お二人に気に入られるのも解ります。
依頼にお金はいらないということなのでございますけれど、それでは悪いと思ったねねこさんは日々「Raubritter」のお二人の家事などをされるのでございました。
お姉さんのほうは無事に見つかったのでございますけれど、その過程でねねこさんはお二人のうちの一人、ヨカナさんと深い関係になっていき…これは表紙からして3人で幸せになるパターンかと思ったのでございますけれど、そうではございませんでした。
後半にはもう一人登場人物、滝沢虎子さんというかたが現れます…このかたは警察のかたで、お姉さんを探す過程で起きた騒動に関して調査をするため「Raubritter」へやってきたのでございますけれど、そこで忍さんとお互いに一目惚れをしてしまったのでございます。
後半は忍さんと虎子さんのお二人が結ばれるまでを重点的に描いておりました…ということで、最終的には2つのカップリングが成立してハッピーエンドでございます(いえ、ねねこさんのお姉さんも別にカップリングが成立しておりますので3つ、でございます)
虎子さんはあとがきの紹介で「一番マンガっぽい夢をつめこんだ子です」と説明されておりますけれど、確かに一番マンガっぽい雰囲気なかたでしたかも…いえいえ、このかたもかわいくて素敵な子だったのでございますけれど(何となく以前ゲームをしており現在第2期が放送しております『ストライクウィッチーズ』のペリーヌさんに似ている様な…/スタイルは全然違いますけれど)
この作品、表紙や第1話の雰囲気からして大人な雰囲気を出す作品かと思ったのでございますけれど、なかなかどうして、かわいいキャラのほうが多かったかもしれません。
と、携帯配信用の作品らしく多少過激な描写もございますけれど、それでもまだまだあの作品やあの作品に較べましたら控えめでございましたし、そう気にするほどではございません。
イラストのほうは悪くございません。
百合的にも問題ございません…こうした皆さんが幸せになって終わる作品はやはり読後感がよろしいです。
ともあれ、表紙の雰囲気からどちらかといえば私の苦手とする系統の作品かと思っていたのでございますけれど、なかなかどうして、全般的に明るい雰囲気のよき作品でございました。
『Fate/EXTRA』のほうは(多分)順調に進行中…イベントの見落としなど不安でございますけれど、毎日校舎など全箇所回っておりますし、情報マトリクスのほうも集められつつありますので大丈夫なはずでございます。
アリーナでの戦闘のほうも、時間がなければそこで電源を切ってしまっても再びその場から電源を入れただけで再開できるのが便利でよろしいです…PSPはここがよろしいかもしれません。
そんな中、ようやくサーヴァントの能力値が上げられる様になりました…これを上げましたところ、敵に与えられるダメージが劇的に上昇して、一安心でございます。
同じ敵とは戦えば戦うほど3すくみシステムの手の内が開示されていくみたいでございますので、どんどん頑張ってまいりましょう(これは2周めに引き継がれる様子ですので、たくさん開示できれば2周めをする際に楽になるはずです)
…その敵の行動、ある程度パターン化されているみたいなのですけれど、これから先もこのくらいパターン化されていれば楽なのでございますけれど、そうそう簡単にはいかないのでしょう…。
また、この作品は以前クリアしました『サモンナイト クラフトソード物語』の様にレベルが上がるごとに敵から得られる経験値が減っていくという悲しい共通点があるのでございますけれど、もう少し似たところがございました。
『クラフトソード物語2』ではお話ごとに人に頼まれたアイテムを探したりすることがあったのでございますけれど、この『Fate/EXTRA』でも藤村大河先生というかたからそうした依頼がされるのでございます。
…この藤村先生でございますけれど、予選の頃のホームルームや掲示板のコメントなど、ただの背景(NPC)にしましてはなかなかよいキャラかと思うのでございますけれど…。
と、私はこの作品の主人公を、その外見の雰囲気などから、私も参加しておりましてフィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださっております『私立天姫学園』に登録しておりましてまたこれなどいくつか物語にもしております石川麻美さんをイメージしておりまして、お名前も漢字が使えないながら麻美さんのお相手となっております、非常にお世話になっております桜花さまの登録キャラでございます灯月夏梛さんの名字を借りまして「ヒヅキ・アサミ」としております(愛称もつけられますので「アサミーナ」としましたけれど、今のところ愛称で呼ばれる機会はございません)
カタカナで名前を呼ばれるのは違和感があるのでは、と思っていたながら「ヒヅキさん」と呼ばれるのはなかなかしっくりきて一安心…「イシカワさん」ではこうはいかなかったでしょう(どうしても某ネオ・ジャパンの人が思い浮かびますし…)
そしてこの『Fate/EXTRA』のヒヅキアサミさんの影響で、学園にいらっしゃる石川麻美さんにちょっと今持っている「芸術品などの価値を見抜ける能力」以外の能力を付与したくなってきたり…「英霊を召喚できる能力」をつけたくなってしまったのでございました。
つまりサーヴァントでございますけれど、でも雪乃ティアちゃんもやろうと思えばできそう…いえ、ティアちゃんは別世界からの召喚でございますので似て異なる力となるでしょうか。
元々持っている能力と全く無関係というわけでもございませんし、その能力に目覚めることも考えてみたのでございますけれど、ややこしくなりそうかもしれませんのでやめておいたほうがよいのかも…?
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