□ぱんつぁープリンセス(1)
■鬼八頭かかしさま
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★☆☆(3.3)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは先日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のDVDなどとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては劇場版や『A's/StrikerS』などのコミカライズ版『なのは』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『魔法の呪文を唱えたら』や以前読みました『雅さんちの戦闘事情』などを描かれたかたとなります。
内容としては、国に伝わる儀式を行うために旅立つことになりました王女さまと二人のお供のかたがたの冒険を描いた魔法ファンタジーなコメディとなります(それよりもパンツ描写に力が入っておりますけれど/何)
主人公のミーティアさんはコモンズ王国という国の王女さま…とても恥ずかしがりやなかたではございますけれど、正義感の強い、そして雷撃魔法を得意とする女の子です。
そのコモンズ王国では王女さまは14歳の誕生日を迎えると儀式の旅に出る習わしとなっておりまして、ミーティアさんもその例に漏れず旅に出ることになります。
その旅の目的は王家に伝わる強力な魔法を継承するためのものなのでございますけれど、その魔法というのが「羞恥魔法」といいまして、何と恥ずかしさが増せば増すほど威力を発揮するというとんでもない魔法…。
それはともあれ、その魔法を完成させるには4つの魔石が必要ということで、ミーティアさんは常におそばに仕えている騎士のサーシャさんと客分の身分であるアティさんのお二人とともに旅に出ることになったのでございました。
サーシャさんは長い黒髪の剣士さま、アティさんは『魔法の呪文を唱えたら』のプラウディアさん同様に女の子大好きな変態さんでございます…いえ、アティさんはアティさんでなかなか強いかたでございます。
旅での道中ミーティアさんたちは色々な騒動に巻き込まれますけれど、このあたりはその解決方法といい『水戸黄門』を意識したものでございましょう…つまり、ミーティアさんのパンツに描かれた王家の紋章を見せることによって相手を跪かせるわけでございます。
また、この巻ではあまり大きな動きを見せなかったライバルがおりまして、それが王家御三家筆頭のオワーリ家当主だとのことで…尾張家なのでございましょう。
と、この作品、作者のかたの他の作品たちからも解ります様に相変わらずパンツ描写がものすごく多く、また変態的な描写も多いでしょうか…変態分は『魔法の呪文を唱えたら』よりも過剰ながら『雅さんちの戦闘事情』よりはやや抑えられており、まだぎりぎり大丈夫でございます(男たちが特に変態でございますけれど、使い捨てキャラでございますので…)
また、この作品は『魔法の呪文を唱えたら』の100年前のお話となりますので、今後レナーシャさんなどが登場する予定みたいでございます。
イラストのほうはよいものかと思います。
百合的にはアティさんが変態的な方向であったり、その他の皆さまも女の子ばかりでございますのでなかなか感じられますけれど、まだ明確なカップリングは特にないでしょうか。
ともあれ、今回は4コマではなく普通のストーリーものとなっておりまして、相変わらずパンツばかりでしたりと変態的ではございますけれどなかなか面白い作品でございますし、悪くない作品かと思います。
…ちなみに、なかなか過激になりがちな描写もございますけれど、一応胸は文字などで隠されております(何/いえ、先日読みました『なのはForce』など、隠さない作品も結構ありますから…)
また、同時にこちらも読みましたので…。
□魔法とパンツとオレ
■ベンジャミンさま
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★☆☆(3.4)
○百合度評価:★★★★☆(4.0)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらも上の作品と同時に購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『断罪者』や『AIKa ZERO』と同じものとなります。
作者のかたは以前の日誌で触れました『[es]〜エターナル・シスターズ〜』に参加していらしてまた以前読みました『鬼ごっこ』の作者でもあるかたとなります(『鬼ごっこ』の作者の名は黒柾志西さまとなっておりますけれど、同一人物でございます)
内容としては、どんな願いでも叶えるという魔法のパンツ、略してマジぱんを集める女の子たちのコメディチックなお話となります。
主人公はしーなさんとせつなさんという二人の女の子…学校で同級生で親友の関係、となるでしょうか(第1話からお二人が中学生だということが解ります…これはかなり意外でございました)
しーなさんは小さな丸眼鏡をかけていてスレンダーな体型の、西部劇好きな女の子…言葉遣いはやや荒々しく、一人称は「オレ」でございます(この作品の「オレ」というのはつまりしーなさんでございます)
一方、せつなさんのほうは大人しい雰囲気のかわいらしい女の子…上で触れました様にお二人は親友といった関係ではございますけれど、作中のお二人を見ます限り確実に両想いでございます。
ただ、しーなさんは自分の想いに気付いているものの告白は逡巡していらして、一方のせつなさんは純粋な子でございますのでまだ恋という気持ちまでは意識していらっしゃらないかも…?
ともあれ、そんなお二人が集めているのは上でも触れましたマジぱんでございます。
これは本当に魔力を帯びていて、これを履いた者は色々な力を行使することができる様になるという恐ろしい代物…マジぱんを持つ者同士が対決をして勝者となった者は相手のマジぱんを奪うことができます。
しーなさんはとある理由からマジぱんを集め(というより回収し)ておりましたけれど、ある日彼女の持っていた魔力がなぜかせつなさんへ移動してしまい、せつなさんがマジぱん持ちとして戦うことになってしまうのでございました。
どうしてしーなさんがマジぱんを集めていたのかは最後のほうで明らかになります…と、作者のかたがまえがきで「アホアホな漫画ですッ!!アホアホになって読んで下さいッ」と言っております様に、そう難しいことは考えずにそういう気持ちで読んでしまってよろしいかもしれません。
とりあえず、しーなさんは色々なかたからモテモテでございます…一応せつなさんが好き、という女の子もお一人現れましたけれど、いずれにしましても百合描写はかなりある作品でございましょう。
ただ、この作品は上の作品以上に過激な描写が多く、そこがややきついでしょうか(こちらは年齢制限ぎりぎりではないでしょうか)…それでも一応上の作品同様に胸はあらわにまではしていなかった、はず…(それ以上に過激に見える描写が多々ございますけれど)
あと、この作品にも○の娘がおりました…単なる端役でございますので気にしなくてよろしいのかもですけれど、やはりあまりよい気分ではございません…。
…と、ちなみにこの作品はこの1冊で完結でございます。
イラストのほうはよきものでございます。
百合的には主役のお二人をはじめ、色々とあるかと思います…やや過激な感じなものもございますけれど。
ともあれ、上の作品に続いてパンツ繋がりということでこちらも同時に読んでみましたけれど、パンツ分はこちらのほうが多かったでしょうか…でも、上の作品とこの作品、両方ともパンツにこだわっているのは確実でございます(こちらの作者さまはスク水にもこだわっております)
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】