2010年11月10日

ねこみみ学園よろずや

先日読みましたコミックの感想です。
まずまず…?
□ねこみみ学園よろずや
■かぐらゆうきさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.1)

こちらは過日『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のサントラなどとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはこれ以外には持っていないものとなるみたいです。

内容としては、学園の面倒ごとを解決する一種の部活動でございますよろずやに所属する女の子とその周囲を描いたコメディな4コマとなります。
舞台となっておりますのはねこみみ学園といいまして、その名のとおり生徒さんも先生も全員猫耳に猫のしっぽをしているという学校…少し以前読みました『ネコミミデイズ』を思い出してしまいましたけれど、こちらの作品は全員獣耳持ちでございます(猫耳持ち、と言わない理由は後ほど…)
主人公のメイカさんはその学園にあるよろずやに所属するらしい女の子…スタイルのいい、そして元気な女の子で、刀を常に持っていてその実力はかなりのものというところはございますけれど、この作品のキャラの中では常識人に分類される子になるのではないでしょうか。
色々な依頼や厄介ごとを解決するという活動をしているよろずやには部長さんに無理やり入れられた様子で、さらに部長さんはほとんど何もせず指示をするだけの人ですので、実際に動いているのはメイカさんになる、というところ…このあたり、以前クリアいたしました『Fate/EXTRA』の予選に出てくる名もなき男子生徒と新聞部の部長の関係を思い出します。
そのメイカさん自身は女の子好きということはなく、むしろ男に興味を持つ普通の(?)女の子なのでございますけれど、彼女の周りは結構百合的な思考をされるかたが多かったりいたします。
まずメイカさんの妹でほんわかした雰囲気ながらしっかり者でもあるキョウカさんはお姉ちゃんのことが大好きでございますし、クラスメイトで巫女をしている、そしてツンデレかつやや変態のナクルさんも中盤以降メイカさんのことを気にしていらっしゃるご様子でございましたし…。

その他の登場人物としましては、まず上で触れましたよろずやの部長さんのトマリさん…こちらは上で触れました様に『Fate/EXTRA』の予選に出てきた新聞部部長みたいなかたです。
あとは以前読みました『ぱんつぁープリンセス』のアティさんなどに似た変態的な方向で女の子のことが好きなクイナさんや魔法少女なミサキさん、それによい感じの仲な先生お二人など、なかなか個性的な面々が揃っております…唯一の男キャラとして変態なキャラがいますけれど、個人的にはこの人は必要性が…。
特記しなくてはならないのは図書委員で魔術使いのリタさん、並びにいぬみみ学園のスパイなナナさんに同じくいぬみみ学園の生徒会長なモモさんでございましょうか…はい、ねこみみ学園だけでなくいぬみみ学園というものもございます。
このかたがたは後半のメインとなるかたがた…リタさんとモモさんは過去に結婚の約束まで交わしていらっしゃったり、ナナさんはモモさんのことが好きでしたりと、このあたりで百合度がかなり上がってきたでしょうか。

お話のほうは、中盤まではよろずやの活動をのんびり描く、やや変態的なところもあるものの基本は微笑ましいコメディでございます。
後半はいぬみみ学園が暗躍をはじめまして最終的にはモモさんがねこみみ学園へ攻め込んでまいりますけれど、それも最後には和解して、また穏やかな日常が続いていく…ということで、この作品はこの1巻で完結でございます。
ちょっと微妙な描写などもございますものの、個人的には結構好きな雰囲気の作品でございました。
…どうして猫耳や犬耳の世界なのかとか、魔法などがあるのはどうしてなのかなどは、深く考えないでよろしいかと…ギャグ漫画の世界でございます(何)

イラストのほうは悪くございません。
百合的には主人公の妹さんやクラスメイトさんがよろしい感じで、またお二人の先生などもよろしいですけれど、一番感じますのはやはり後半に出ていらしたかたがたでございましょう…まずまずある気もいたしました。
ともあれ、多少変態的なところはございましたけれど、なかなか悪くない作品でしたかと思います。


また、同時にこちらも読みましたので…。
こちらも悪くはない…?
□CIRCLEさ〜くる(3)
■榊さま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.5)
 ○百合度評価:★☆☆☆☆(1.1)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.5)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしたもので、過去に既刊を読んでいることもあり購入をしたものとなります。
コミックスとしてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としては、とある大学の漫画研究会というサークルのメンバーの皆さんの日々の活動について描いた作品です。
なんて、やはりいつもどおり以前読んだ第2巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の紹介などは省略をいたします。
この巻では年度が変わるにあたってサークルの役員が変わったり、また春になって新入部員が入ってきたりといたしますけれど、基本的にはやはりのんびりとした日常を描いたものとなっております。
新入部員さんとしてはポニーテールの女の子な猿渡さんがよきかたかと…というより、彼女以外全然顔を覚えられておりません…。
さらに正直にいえば、メインキャラの女の子数人以外は全然名前などを覚えられておりません…ちょっと、4コマにありがちな登場人物の多すぎる作品、という印象が強いかもしれません。
それに、やはり少々男率が高くて私には少々合わないかもしれません…主人公らしい女の子と大きな男の人との恋は全く進展する様子がございませんけれども、それは個人的にはどうでもよかったり…。
…ちなみに、私はある時期から(特に金髪の)ポニーテールの女の子が好きになっていまして、私の物語などに登場するラティーナさんにもその様な髪型をさせようと思っていたり…?

イラストのほうはよいものです。
百合的にはない、かと…藤野さんがよきかたなのでございますけれど…。
ともあれ、ここまで百合的にない作品となると購入しなくてもよい気もいたしますけれども、ここまで購入して、そしてまだ普通に読める作品ですので、続きが出たら購入することにいたしましょう。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/41660887
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック