2010年11月16日

バナナのナナ

先日読みましたコミックの感想です。
なかなか熱い…?
□バナナのナナ(1)
■鬼八頭かかしさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.7)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、何となくよさそうな作品に感じられましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『スケッチブック』や『あまんちゅ!』などと同じものとなります。
作者のかたは以前読みました『ぱんつぁープリンセス』や以前読みました『魔法の呪文を唱えたら』などを描かれたかたとなります。

内容としては、二人の女の子の熱い冒険物語、となるでしょうか。
物語の舞台は、登場人物こそ日本人の名を冠しているものの完全にファンタジーな世界…この世界の住人は特殊な能力を持っておりまして、皆さんそれを生かした生活を送ったりしているみたいでございます。
主人公の王芭ナナさんはツインテールでちみっこの女の子…普段はちょっとアホの子ながら意外と洞察力は強く頼れる、またものすごく強い意志を持った、やや乱暴な口調の女の子でございます。
彼女の持つ能力はバナナアラモード…バナナの形状を変えることのできる能力で、レベルはE、最低ランクです(この世界では能力が格付けされており、ランクの低い能力者は差別を受けたりしているっぽい…?)
ただ、彼女は独自の解釈などでその能力をかなり高めておりまして、バナナを武器に変形することによりましてかなりの戦いを見せることができます。
ちなみにどの能力にもリスクというものがございまして、彼女の場合は一日に能力を使った分だけバナナを「皮ごと」食べなければなりません。

そんなナナさんは幼い頃から冒険の旅に憧れておりまして、16歳になってからのとある事件が理由でついに幼馴染の蒼森林檎さんと旅に出ることになりました。
この林檎さんは外見も性格も基本的に真面目な子っぽいでしょうか…ナナさんは彼女のことが大好きでございまして、また彼女もナナさんのことが大好きながら、彼女は典型的なツンデレさんになっておりますのでなかなか素直にはなれません(ナナさんはその彼女の性格を把握しておりますので問題ございませんけれども)
林檎さんの能力はカモシカの脚という脚力強化…リスクは常にミニスカートをはいていなければならない、というものでございます。
また、彼女は何百万人に一人といわれます、限界突破能力者といわれる者で、怒りの際には通常をはるかに越えた力を出すことができます(ただ暴走状態ですが…)
林檎さんの父親も冒険者ながら、現在は行方不明という状態…ちなみに林檎さんはかなり父親を慕っていらっしゃるご様子です。

物語は、そのお二人が村から旅に出て、隣国であるメイドの国へ差し掛かる頃、怪しい敵組織と戦うことになってしまうまでを描いております。
その組織に所属していらっしゃるメイドさん、星葡萄さんとナナさんが熱い戦いを繰り広げたりするのでございますけれど、このメイドさんはかなりつらい過去をお持ちのご様子で、そのため常に死に場所を捜し求めていたのでございました。
ナナさんとメイドさんの死闘は何とかナナさんの勝利で終わり、メイドさんが仲間になってくださった…というところでこの巻は終わりでございます。
林檎さんは組織のボスであるちょっと間抜けっぽい男と戦っているはずでございますけれど、こちらは次巻でございましょうか(『ぱんつぁープリンセス』といい、この作者さまの描く敵の男は変な人ばかり…いえ、そのほうが倒したときにすっきりいたしますからよろしいのですけれども)

イラストはよいものかと思います。
百合的にはナナさんと林檎さんがよろしいのでございますけれど、ナナさんは純粋に女の子好きな面がありそう…?
『ぱんつぁープリンセス』も冒険ものでございましたけれども、作風としましてはこの『バナナのナナ』のほうが熱血作品といいますか、ぱんつ要素や変態要素は少なく闘いなどを重視して描かれている気がいたします。
要するに予想しておりましたよりも結構、このかたの作品の中では一番まともな作品(失礼!)でございまして、また特に悪いところの見当たらない面白い作品でございましたかと思います。
…この作者さまの作品、以前読みました『雅さんちの戦闘事情』を除きますと全て百合傾向の強い作品になっております…これはもう、このかたの作品は百合の傾向があると断定してもよろしいのでしょうか(ぱんつ分のほうが強いのは事実ですが/何)


『P3P』のほうはタルタロスでレベルを上げているのでございますけれど、装備するペルソナについて少々考えてみたり…。
今現在装備しておりますペルソナはレベル33相当のリャナンシーでございまして、今でしたらもっと強い能力を持つペルソナも作成可能なのですけれど、変更するのはあまり乗り気ではなく…いっそレベル上げが終わるまでずっとこのままでいようかな、とも考えております。
それは「マハラギ」「マハジオ」が使える魔力の高いペルソナのうえ、現在装備しております武器が強いおかげで物理攻撃も圧倒的で、そして一番の理由はこのペルソナには弱点が全くないということ…これまで見てきましたペルソナは9割がた弱点のあるものばかりでしたので、これはある意味貴重なのです。
どうも弱点のあるペルソナというのは、よほど好みに合ったものでない限り装備する気にはならなくなっておりまして…幸い、ペルソナの能力を上げるアイテムもあることでございますし、今しばらく、これだというペルソナが現れるまではこのままでまいりましょう(レベル38に弱点のないペルソナがいるっぽいですけれど、これはいまいちそう…)
ただ、リャナンシーのレベルを上げてもあまり利点がないのも事実でしたり…レベルを上げるとペルソナからスキルカードをもらえるのですけれど、リャナンシーからもらえるカードは大したものではないうえもう持っていたりして…。
…武器といえば、彩菜さんはペルソナから作った武器を装備しているから物理攻撃も圧倒的なのでございますけれど、一段劣る武器に「ビームナギナタ」なるものがございました…解説に「宇宙世紀からの贈り物」なんて書いてありましたけれど、これって…(もっと強くてもよさそうなものでございますけれど…)

と、私がペルソナを選ぶ基準は弱点のなさを第一にしておりますけれど、あとはある程度の魔法攻撃ができること、でございましょうか…さすがに物理攻撃のみですと応用性がなくって…(できれば風と氷以外の全体攻撃魔法を持っていること…)
あとは外見なども結構気にしていたりしまして、現在のリャナンシーは女性ですし、過去にはフォルトゥナやラミアなども使っておりましたっけ…女性系のペルソナは魔力が高い代わり力が低いですけれど、そこは装備で何とか…。
あとはヤマタノオロチやヤタガラスといった日本神話に出てくるペルソナたちを使ったりもしておりましたっけ…やはりこういうのって何となくよろしいですよね(何)
今後もよきペルソナが出てきてくださればよろしいのですけれど…最終的にはどの様なかたちに落ち着くでしょうか。
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