2010年12月05日

Sweet Duet

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□渚のハイQ部(2)
■胡せんりさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.7)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★★★(5.0)
 ○総合評価:★★★★☆(4.3)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしてきたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『四季おりおりっ!』や『もっと!委員長』などと同じ4コマKINGSぱれっとコミックスとなっております。

内容としては、とある離島の中学校の女子ビーチバレー部の4コマでございます。
と、説明が以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の紹介などは省略をいたします。
この第2巻では、前半では第1巻同様にビーチバレーを絡めつつのんびりとした日常を描いております。
新規登場人物といえば夏休みに遊びにいらしたあきらさんの従姉妹くらいのもので、それにこのかたもその夏休みの1話くらいの登場となっておりますから、第1巻と同じ皆さんでのお話、となっております。

と、中盤以降は珠樹さんがあきらさんへの想いを自覚されたり、千代さんが暴走をされたり、亨さんの過去が明らかになったりと、主に…といいますよりも、完全に百合な方向にのみお話が盛り上がってまいります。
この展開は読んでいてとても驚いてしまったのでございますけれども、言うまでもなく私としましては大歓迎な展開でございました。
しかも、最終的にはあきらさんも珠樹さんへ対する想いに気づいて、完全に恋人同士にまでなるのでございますから、これはもうとてもよきこと…この作品がここまで百合なものになるとは、第1巻を読んでおりましたときには想像がつきませんでした。
ちなみに、そのお二人は相思相愛になるとしまして、亨さんは珠樹さんのことがお好きながら幸せそうにしているお二人を見るだけで十分という心の広い持ち主となっておりまして、一方の千代さんは完全に失恋状態の悲しいことになってしまいました…特に最後のお話では出番までもがちみっこ先生並になってしまわれて…。

そういうことで百合的には並の百合作品以上に百合々々しい展開で終わってくださいましたこの作品、お話の締めかたとしましては多数の学園ものの作品どおり上の学校への進学という区切りで終わっております(あまり中学生っぽくなかったかも…これが高校のお話だとされておりましてもそう違和感はなかったかと思います)
第1巻の感想で佐野氏のことをややぼこぼこに書いておりますけれど、この巻では普通に皆さんのことを見守るよい教師でございましたし、特に気にならず…というより、第1巻でありました諸々の設定、つまり佐野氏が変態でしたりあきらさんがかわいいもの好きでしたり珠樹さんが大食いだったりすることについて、特にそうした描写は見られなかった気がいたしました(亨さんの大きな胸好きは相変わらずでございましたけれども)
…はい、この作品はこの巻で最終巻でございます。

イラストのほうは悪くございません。
百合的には上で触れましたとおり何も言うことはございません…数ある4コマ作品の中でも1、2を争うほどの百合作品な気がいたします(過去に4コマ作品で百合度評価を5にした作品は以前読みました『さくらりちぇっと』しかないみたい?)
ともあれ、これはとてもよろしい作品でございました…ただ、ビーチバレー要素につきましてはそれほど描写がございませんので、そちらを期待するかたは気をつけたほうがよろしいかもしれません(ビーチバレー漫画ではなく、完全に百合漫画でございますから…)


と、今日の日誌のタイトルは以前購入をいたしました『ストライクウィッチーズ2』DVD第3巻にございました第6話、エイラーニャさんのお話にありました挿入歌からでございます。
この第3巻、ルッキーニさんが素晴らしすぎました第5話、エイラーニャさんの第6話とどちらもシリーズ最高といっていいくらいのお話でして、お気に入り…昨日も思わず観直してしまいました。
やっぱり私はルッキーニさんが大好き…『私のロマーニャ』を観てその気持ちがより強くなりましたし、世のルッキーニさんファンもそうでございましょう(何)
…あと、やっぱり第6話でサーニャさんのところに飛び込んでくるハルトマンさんのシーンで少し笑ってしまうのでございました…ハルトマンさんのキャラがいまだに少しつかめません。

この第3巻と同時に購入しましたアニメDVD、つまり『たまゆら』に先日観ました劇場版『なのは』もとてもよき作品で、大満足でございました。
でも、『なのは』は劇場版ですので1本限り(『A's』は当分先でしょう…)、『たまゆら』も2巻だけ、そして『スト魔女』ももう後半と、この後のアニメDVDが続いてきません…。
ここはやはり私のお世話になっている大好きなあのかたも期待していらっしゃいます『魔法少女まどか☆マギカ』という作品に期待をいたしましょう。
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