2010年12月22日

共鳴するエコー

先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□共鳴するエコー
■きぎたつみさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.8)

こちらは過日『つぼみ』などとともに購入をしましたもので、百合が確実な作品ということもあり購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはまんがタイムきららコミックスではあるのでございますけれど、『この靴しりませんか?』や『星川銀座四丁目』などと同じくその中でもつぼみシリーズという全く違ったレーベルとなっております。

内容としては、4つの独立したお話を収録しました短編集となっております。
そう、お話としましてはそれぞれ読み切りな短編たちとなっているのでございますけれど(『ロンサム・エコー』のみは3話編成でございますけれども…)、それぞれのお話の登場人物は全てどこかで繋がっておりまして、あるお話ではメインとなっているかたが他のお話でサブキャラとして出てきたりもしております。
こうした形式の短編集は結構見かけますけれど、個人的にはこういうのは読んでいて楽しさが増しますから好きでございます。

と、お話のほうは、走るのをやめた陸上部のマネージャさんとかつて一緒に走っていた女の子のお話、変人ながらかっこよい雰囲気の陸上部部長さんと胸の大きな生徒会長さんのお話、性格が対極ともいえる双子のお話、そして音楽教師と不思議な立ち位置の女の子のお話…という感じでバラエティに富んだものとなっております。
いずれのお話も百合的にはやや薄めで百合々々というよりは女の子同士の素敵な絆を描いたもの、といえるでしょうか…舞台は学校がメインでおかしな波乱などはございませんし、あまり百合々々でなくても、こうした雰囲気の作品は好みでございます。
どのお話も好きなのでございますけれど、個人的に特によろしく感じられましたのは『ロンサム・エコー』の「ヤマネコ美少女」と紹介されておりました陽子さんでしょうか…とてもかっこよく最後は胸がすっきりもいたしましたけれど、巻末に描かれた彼女についてのいくつかの裏設定にはちょっとびっくりいたしました(それでも悪いことはございませんでしたので一安心です)
そう、巻末にはそれぞれのお話の皆さんが未来にどの様な姿になっていらっしゃるかが描かれておりまして、なかなか面白いものでございました…あと、おまけ的漫画な『もしももしもの双子さん』という、双子さんが入れ替わって学校に行ってみる、というコメディ作品も収録されております。

イラストはなかなかよきものでございます。
百合的には上で触れました様にやや薄めかもしれないながらもいずれもよきものでございます。
ともあれ、よき作品でございました…ちなみに『ロンサム・エコー』にはDV描写がかすかながらにありますので注意が必要ながら、以前読みました『Girlish Sweet』の様な直接的な描写はございませんのでまだ大丈夫かと思います。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想
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