□ひらり、 ピュア百合アンソロジー(3)
■アンソロジー
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★★☆(3.8)
○総合評価:★★★★☆(3.8)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますこともあり購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはこれ以外には持っていないものとなるでしょうか。
内容としては、18人のかたの描く百合なアンソロジーコミックとなります。
この作品は以前第2巻を読んでおります様に、以前読みました『つぼみ』の様に定期刊行されている百合なアンソロジーとなっております。
以前読んでおります『百合少女』も3巻まで出ておりますし、今後も出てくださることを願ってやみません…以前読みました『ComicリリィPLUS』はもうダメでございましょうか…(連載作品が多かったので続きを出してもらいたいのですけれども、非常に残念です…『円香と芽衣の秘密の工房』完結編を読ませてください/何)
ともあれ、18人のかたがたが作品を収録しておりますこともあり、厚さは『つぼみ』並にございます。
その様な執筆陣のかたがたで私がコミックなどを持っているかたとしましては、以前読みました『それが君になる』の袴田めらさまに以前読みました『三日月の蜜』の仙石寛子さまのお二人だけとそういらっしゃるわけではございませんけれど、それは特に問題ではございません。
『ひらり、』第2巻などから引き続き執筆されていらっしゃるかたも多数おり、個人的には石堂くるみさまやささだあすかさまなどの作品が特に好きでございましょうか。
お話のほうたちは、やっぱり「ピュア百合アンソロジー」とございますように過激さ先行の作品ではなく、どちらかといえば淡い雰囲気のものが揃っております。
第3巻まできますと数点は前巻からの続きの作品もございますけれども、それも未幡さまの『step in』に桑田乃梨子さまの『箱庭コスモス』、あとはこの『ひらり、』で第1巻から異彩を放つ雰囲気なTONOさまの『ピンク・ラッシュ』くらいでございますので、『つぼみ』ほど新規購入者さまにやさしくない仕様ではございません。
最後に小説が掲載されておりますのも相変わらず独特といえばそんな雰囲気といえるでしょうか。
個々のお話でございますけれど、個人的に特に好きでしたのは上で触れました作者さまのもの、例えば石堂くるみさまの『for you』やささだあすかさまの『まいにちのともだち』、あとは藤こよみさまの『プルケリマ』などなど…いえ、結論から言いますとどれもよきものでございました。
ただ、第2巻で受けたくらいのインパクトはなかったかも…いえ、これはこの巻収録の作品たちのレベルが低いわけではなくって、第2巻があまりにも神がかっていただけのことでございます(少し第2巻を読み返してみたのでございますけれど、本当に素晴らしすぎて…内容評価5.0では足りないくらいです/何)
その第2巻に小テーマとして「部活」が指定されておりました様にこの巻では「プレゼント」が小テーマになっておりまして、いくつかの作品はそれに沿って描かれております。
イラストのほうはアンソロジーでございますので玉石混淆でございますけれど、悪くはございません。
百合的にはピュアな百合の王道を往く作品たちばかりでございますので、こうした雰囲気の作品が好きなかたにはたまらないものでございます。
ともあれ、第2巻ほどの衝撃はなかったもののそれでもよきものでございました…個人的にはこの『ひらり、』と『百合少女』がとてもとてもお気に入りなアンソロジーとなっております。
第4巻は2011年4月下旬発売予定と書かれておりました様に間隔が長いながら定期刊行になっているっぽいですから、次巻も期待してお待ちいたしましょう。
…次巻予告が書いてあっても上で触れました『ComicリリィPLUS』、あるいは『百合姉妹』の様に唐突に消えてなくなることもございますから油断は禁物ではございますけれども、この作品は「GLコミック大賞」の募集を開始いたしましたし、大丈夫だと信じましょう。
『P3P』のほうはある程度レベルが上がりましたのでタルタロスを退去…翌日保健室へ行き勇気を上げますと、勇気が「漢」となり、これで全ての能力が最大となりました。
ちなみに、遠い町へ引っ越したはずの舞子ちゃんがタルタロスにいたことについては、一時的に帰ってきていたと一応警察のかたからのフォローがございました。
その様な木曜日はお料理部へまいりまして、夜はコロマルと過ごします。
金曜日は部活コミュが最大になりまして、「戦車」クラス最強のペルソナであるトールが作成可能となりました…これで委員会、部活、そして神社の女の子コミュが最大となりましたので、ようやく生徒会活動に力を入れることができるわけでございます。
ちなみに理緒さんとはさすがに沙織さんや舞子ちゃんみたいな別れはなくって、平和なものでございました。
土曜日はまたお料理部へまいりまして、日曜日も風花さんとお出かけ…そして月曜日にはまた料理部へまいりましてついに風花さんとのコミュレベルが最大となり、「女教皇」クラス最強のペルソナであるスカアハが作成可能となりました。
そのスカアハは外見は悪くないものの弱点ありなため残念ながら使用は見送り…ちなみに、月曜の夜は完全に何もすることがなくなってしまいました…。
火曜日は同好会で過ごし、夜はたなか社長のところへ行きコミュレベルが最大になりまして、「悪魔」クラス最強のペルソナであるベルゼブブが作成可能となりました…このベルゼブブ、6体合体という今までよりさらに多くなってしまっておりました…。
水曜日は生徒会へ参りまして、夜はコロマルと過ごしコミュレベルが最大になり「剛毅」クラス最強のペルソナであるジークフリードが作成可能となりました…やはり弱点があることもあり使用はできません。
木曜日はすることがなくなっておりましたので、これまで一度もコミュレベルを上げていなかった順平氏と過ごしましたけれど、彼の場合はもしかしなくってもコミュレベルを上げても恋愛関係にはならない気がいたします(チドリさんがおりますから)…夜は僧侶のところへ行ってみました。
土曜日は何もすることがなかったので生徒会コミュの進展を願いおみくじを引きまして、夜はまた僧侶のところへ行ってみました。
日曜日は余命いくばくもない青年にお会いしまして、夜は満月まであと2日でありまた失踪者が現れておりますのでタルタロスへ…またしばらくのんびりレベルを上げてみようかと思います。
…でも、シヴァあたりを最後に、普通に作成できる新規のペルソナの姿が確認できません(シヴァも特定の組合せでしか出ませんでしたし)…もうこれ以上のペルソナはコミュレベルを最大にしないと出てこないのかもしれません。
ところで、皆さん次の満月で全てが終わると考えておりますけれど、その様なことはなさそうでございますよね?
…エリザベスさんの依頼を見ますと、さらに上の階層のことについてのことがございますし…。
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