2011年01月13日

はる×どり

先日読みましたコミックの感想です。
この1冊で完結…
□はる×どり
■渡真仁さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.2)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.2)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしました作品となります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としては、受験勉強を頑張る高校生たちを描いた4コマ、となるでしょうか。
主人公の白木はるさんはちょっとドジっ子でのんびり屋さんで授業中によく眠ってしまう、でも結構元気でまた犬が大好きというなかなか微笑ましい女の子なのでございますけれど、そんな彼女ももう高校3年生ということで、受験シーズンを迎えます。
はるさんには長い黒髪で優等生という素敵な親友の八坂京子さんがいらっしゃるのでございますけれども、はるさんはその京子さんと同じ大学へ進学したいと考えます。
でも、はるさんは普段授業中によく眠ってしまっていたり、ノートも京子さんにいつも見せてもらっていたりと、今のままではそれはなかなか難しい状況…それでも、京子さんのお力を借りつつ何とか少しずつ頑張っていく、というお話でございましょうか。
…そうはいいましてもはるさんは基本的にのんびり屋さんで色々のんびりしておりますので色々不安にもなりますけれど大丈夫、彼女はやれば意外とできる子なのでございます(何)

登場人物はそのメインお二人以外にも二人いらっしゃいまして、まずは同学年ながら別のクラスになってしまったお二人の幼馴染である住吉花子さんです。
このかたはちょっとおバカな子ながら歌とダンスが得意で、将来は芸能界デビューを目指している目立ちたがり屋さん…でもさみしがり屋さんでもある、少しだけツンデレの気配の見えるかたでございます。
花子さんも途中までは大学進学を考えていたのですけれども、途中で夢に一直線に向かうことにしまして、最終的にはデビューを果たせた模様…彼女のその後がカバー下に描かれております。
もうお一人は皆さんより1学年下ながら昔からよく皆さんと過ごしていらしたご様子の櫛田恵さん…こちらはほんわかのんびりしていらっしゃるいかにも良家のお嬢さまといった趣の、はるさん同様に犬がお好きなかたでございます。
…何だか登場人物の皆さまがやや以前読みました『けいおん!』の初期メンバー4人に似ている気がしないこともございませんけれども、そこは気にしないでおきましょう。

ということで、お話としましては受験勉強シーズンの3年生の日常を描くことに特化した作品、となっております。
この作品はこの1冊で完結でございますので最終的にはもちろん受験をして合格発表まで行くわけでございますけれど、そのあたりの結果はもちろんハッピーエンドでございまして、親友のお二人は大学でも一緒…でございます。
はるさんはもちろん京子さんを必要としていらっしゃいますけれど、京子さんは京子さんではるさんがいないと調子が出ないご様子が後半でよく解りますので、このお二人はこのままずっと一緒にいればよいのではないかなと、百合な視点から見ますとそう思わずにはいられません。

イラストは悪くございません。
百合的にはやはりはるさんと京子さんのお二人の関係がよろしいものでございます…この作品のタイトルをはじめて見ましたときには、はるさんと「どり」が名前につく人とのカップリングのお話なのかな、なんて思ったりしてしまいましたけれども…(何)
ともあれ、登場人物が皆さん微笑ましかったりと、なかなかよろしいお話でございました…これで2010年12月発売で私の購入しました新規発掘なきららコミックス、つまり以前読みました『ラッキーストライク!』に以前読みました『おしおきっ!』、そしてこの作品と、全て満足のできる作品たちで、この月は大当たりの月、といえそうでございます(この先月も以前読みました『お願い神サマ!』などよい新規作品がございましたし、よいことでございます)


また、同時にこちらも読みましたので…。
なかなか悪くない…?
□学校のせんせい(2)
■巣山真也さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.8)

こちらは過日『スト魔女』なゲームなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますこともあり購入をしましたものとなっております。
コミックスとしましては『戦国スクナ』や『学園ナイトメア』などと同じものとなります。
この作品はそういえば第3巻が今月発売でした、とふと思い出しましたのでやや急いで読んでみました。

内容としては、新任教師な3人の女のかたがたを描いたコメディな作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の説明は省略をいたします。
けれど、この第2巻では新たに赤兎いつみ先生というかたが皆さんの輪の中に加わってまいりました。
このかたは体育教師なのでございますけれども、なぜか皆さんを恋愛のエキスパートと勘違いをされており、そちらについて教えをいただこうとされたのでございました…ちなみに好きなのはジャ○ーズ系アイドルの二○さんでございます(いえ、作中での表記の通り書いただけでございますよ?/何)

お話のほうは、基本的に4人の先生がたの賑々しい日常を描いたものとなっております。
天然気味なあかねさん以外の3人がことあるごとに男がほしい発言をしますのでこの作品って百合的にどうなのかな、と読みはじめの頃は思ってしまったのでございますけれども、なかなかどうして…意外とそういう要素もあるかと思います。
ゆり子さんは主にオタクな方面で百合がかなりお好きな様子でございますし、ゆり子さんのサクラさんを見る目も案外…それに、この巻ではサクラさんが学年主任でちみっこなみそらさんのことをお好きになられておりましたし(本人は愛玩動物を愛でる感じ、といっておりますけれど…感じとしましては以前読みました『のんのんびより』での蛍さんが小鞠さんを愛でる感じ、でございましょうか)
…そのみそらさんは性格はきついのですけれど、確かにかわいらしい…食事をする際の効果音は「もきゅもきゅ」でございますし(何)

イラストのほうは悪くありません。
百合的には第1巻の感想で触れました様ににはゆり子さんがそうした妄想をすることがあったり、あとは皆さんの関係がときどきほのかにそう見える、といったことに加えましてサクラさんがみそらさんを愛でる様子も加わりましたので、なかなかないこともございません。
ともあれ、まずまず悪くはない作品でございますので、第3巻も購入をしてみましょう。
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