□姉は小学5年生(総集編)
■月島マコトさま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.7)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは過日色々な同人誌とともに購入をしましたもので、過去に購入しておりましたシリーズのものでしたりしましたので購入をしましたものとなります。
ということで、こちらはきちんとした装丁のコミックながら以前読みました『リリカルなのコマ』の総集編の様にコミックサイズの同人誌となります。
内容としては、『なのは』の二次創作作品…以前購入しておりましたりと過去にシリーズの6.5巻まで購入しております作品の総集編となっております。
この総集編、タイトルに第1巻というナンバリングは振られておりませんけれど、過去に出ました同人誌全てが収録されているわけではなくって、2009年の夏に出ました第5巻までしか収録されておりません。
しかもまだ完結しておらず続いていくみたいですので、いずれ総集編の第2巻を出してくださるのでしょうか…この作品の普通の同人誌自体は諸般の事情で購入を控えることにしてしまいましたし、そうしてくださればとても嬉しいのですけれども…。
と、お話のほうは、『StrikerS』の後、けれど以前読んでおります『ViVid』よりは多分少し前のお話…ヴィヴィオさんが小学校に入学したにあたり、彼女の身辺を心配したなのはさんがチンクさんたちナンバーズの面々をその学校へ編入させ様子をうかがってもらうことにした、というものでございます。
身辺を心配した、というと聞こえはいいですけれど、やっていることは作中でも言われておりました様に幼女ストーキング集団にしか見えません…要するに、なのはさんが親ばかすぎる、ということで…。
セインさんやノーヴェさんたち他の6人のナンバーズの面々は中等部への編入となったのですけれども、一番年上のはずのチンクさんだけはタイトルどおり初等部の5年生へ編入することに…ちみっこでございますから、仕方ございません。
さらにチンクさんと同じクラスにはキャロさんとエリオくんまで編入させられていたり、教師としてヴォルケンリッターの皆さんが赴任されておりましたりと、登場人物も豊富でございます。
お話はそんなチンクさんと周囲の賑々しい日常を描いたコメディ作品となっておりまして、チンクさんが微笑ましかったり周囲の皆さまが面白かったりと、『なのは』のコメディ同人誌ではなかなかレベルの高い面白い作品になっていると思います。
…ちなみに、監視することになっている当のヴィヴィオさんはほとんど出番なし…いえ、これは別に構わないでしょう。
正直に言いますと、私は『StrikerS』の敵でございましたナンバーズについて、以前劇場版を観ました無印のフェイトさんとアルフさんや『A's』のヴォルケンリッターやリインフォースさん(notU)に較べまして魅力が大幅に劣ると感じていたのでございますけれど、なかなかどうして…この作品を読んでいますと、皆さまなかなかよきかたがたでございます。
さすがにフェイトさんやヴォルケンリッターには敵わないかもしれませんけれど、そんなに悪いかたがたではないでしょう…少なくても、第4期の一角扱いをされておりますこの『魔法戦記リリカルなのはForce』なる作品の敵であるフッケバインなる組織に較べましたら雲泥の差でナンバーズのほうがよろしいです。
…ナンバーズについてはこうして当初の印象より評価が上向いてきたのでございますけれども、フッケバインについてはこの先どういう展開になっても個人的にはそういうことはありそうにないです(まぁ、男率が高すぎでございますから)…というより『Force』という作品自体がちょっと…。
イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょう、こうしたコメディ作品ではあまり百合要素は求めなくてもよいのですけれど、でも女の子ばかりでございますし、その点では心配いりません。
ともあれ、こうして改めて読んでみますとやはり楽しく面白い、かなりよい作品でございますので、総集編の第2巻が出ましたらまた購入をすることにいたしましょう…もともとこれはとってもお世話になっておりますあのかたにお勧めされた作品で、もしお勧めされなければスバティアカップリングでないこの作品を私が購入することはなく、つまりナンバーズへの意識が変わることもなかったでしょうし、やっぱりこの作品についても色々な意味であのかたに感謝をしなければなりません。
…コミックの帯に「姉5応募券」がついておりましたけれども、これは一体…?
と、その様な昨日は先日購入をいたしました『剣と魔法と学園モノ。3』…通称『ととモノ。3』をしてみました。
こちらの作品は以前しております『Fate/EXTRA』や現在進行中の『P3P』同様にダンジョンRPGであったりとってもお世話になっておりますあのかたの影響で購入したものというのは同じながら、その2作品に較べましてファンタジー色が強かったりキャラクターの自由度が高かったりと一味違う作品となっております。
まずゲームを開始してみていきなり入学する学校を3つの中から選択しなくってはいけなくなってしまい、いきなり迷ってしまいます。
一通りの学校の様子を見て考えた結果、まずプリシアナ学院が脱落…この学校は学科にツンデレ学科や妹学科、ヒロイン学科という気になる学科があるのでございますけれども、学校の先生などの魅力が他の2校に較べ劣っておりましたためにやめておきました。
残り2校、ドラッケン学園とタカチホ義塾はどちらも先生などお会いできるかたの魅力がよろしく(特にドラッケン学園で会ったちみっこでツンデレなお嬢さまがよい感じ…)甲乙付けがたく非常に悩みましたけれど、最終的にはタカチホ義塾へ入学することにいたしました…巫女学科があったのと、先日うかがったお話ではあのかたもこちらへ入っている様に感じられましたのが決め手でございます。
学校を選びますと、先生たちのお話の後にキャラクターを登録することができます。
この作品には特定の主人公はいないご様子で、どんなキャラをどう使ってもよいという、私がこれまでにしたゲームで一番自由度のある感じとなっております(このくらいパーティ編成に自由のある作品は、以前しました『ロマサガ2』の最初と最後の皇帝以外のパーティくらいでしょうか)
キャラクターは名前や種族、性別、外見や声、それに専攻学科まで選択できるのでございますけれども、まず目が行きますのが能力値に付けることのできますボーナスポイント…私が見た感じ6から50くらいの間で変動するのでございますけれども(最大は50みたいです)、6と50とでは差がありすぎてたまりません。
ですので、登録キャラは全員ボーナスポイントが45以上になる様に粘ってみました…これで多少なりとも強くなった、様な気がいたします。
さて、登録キャラなのでございますけれども、これは非常に悩みました…ファンタジーなゲームなのでございますからエリノアさまとフィリアさん、リセリアさんにしようかとも思いましたものの、エリノアさまに合うかっこいい声がなかったので断念…。
またパーティ編成は最大6人ながら、『P3P』の様にパーティの人数が少ないほど経験値が多く入るらしいということもあって、あのかたみたいに2人パーティにしようかとも考えましたけれども、慣れないゲームでそれでは不安でございますので(『P3P』は序盤、彩菜さんとゆかりさんの2人パーティにいたしましたけれども、あれは一番甘い難易度でございましたから…)、最終的に以下の4人にしてみました。
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○アサミーナ(種族:セレスティア/学科:堕天使)
○カナカナ(種族:フェアリー/学科:賢者)
○雪乃ティナ(種族:フェルパー/学科:巫女)
○九条閃那(種族:バハムーン/学科:ナイト)
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…もちろん、皆さん性別は女の子でございまして、いずれのかたがたもオリジナルの物語や私も参加しておりましてフィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださっております『私立天姫学園』に登録しているお気に入りのキャラから選んでみました。
ティナさんたちがきちんとした名前になっておりますのに、麻美さんと夏梛さんはニックネームなのは「アサミーナ」とつけたかったから…夏梛さんはさすがに「かな様」はいけないかなと思い、こちらにいたしました(そういえば、はじめから登録されているキャラに、同じくセレスティアで「アサミン」という名前の女の子がおりました…この呼びかたもなかなかよいかも…/何)
セレスティアは穏やかな雰囲気の天使、フェアリーは『サモンナイト3』のマルルゥちゃんや『シャンテリーゼ』のシャンテさんみたいなかわいらしい妖精、フェルパーはつり目の猫耳さんということで、それぞれ皆さんのイメージに合うかなということで選択…閃那さんは外見を考えますと人間やディアボロスあたりにしてもよかったのですけれども、竜が如き強さを誇るかたですのでこちらにいたしました(髪型はそれぞれ皆さんに一番近しいものにしてみましたけれど、ティナさんはツインテールがなかったので未来形のストレートに…ちなみにこの作品のイラストは『サモンナイト』並にかわいいです)
外見や声につきまして、性別を女の子にしても男性のほうの外見や声を当てることができてしまいます…特に使うことはないかと思いますけれども…。
専攻学科について、賢者と巫女は術士系の後衛タイプ、ナイトは戦士系の前衛タイプ…当初アサミーナさんは光術師にしようと思ったのでございますけれども、後衛キャラが3人ではバランスが悪いので魔法が使えなおかつ前衛も務められる堕天使にしたのでございました(堕天使にしても外見が変わるわけではございませんから気にしないでおきましょう…)
どうやら複数パーティを同時運用もできるみたいなのでございますけれども、とりあえずはこの4人を基本にいたしましょう…なれれば二人ずつに分ける、なんてことも…?
…いらないキャラは退学処分にすることもできるみたいなのでございますけれども、使わないとはいえさすがにはじめから登録されているキャラにそれをするほど非情にはなれません…「アサミン」「さくや」など、なかなかよい名前のかたもおりますし(でも、明らかにいらないかたはあえて退学にしてみるのもいいみたい…?)
この4人でパーティを編成しますと、先生に学校を案内していただけまして、錬金についての説明などもしていただけました…なかなか奥の深いゲームでございます(武器などは強化し続けていくこともできるみたいで、少し以前しております『クラフトソード』を思い出しました)
また、パーティの相性も設定してみました…この作品、パーティの皆さんの相関図がございまして、そこで誰が誰を好きで誰が嫌いか、という線を任意で引くことができるのでございます。
ただ、設定の際はかならず「好き」と「嫌い」、両方の線を引かなければなりません…つまり誰かを好きにしますと、かならず他の誰かのことを嫌いにならなければならないのでございます…。
もちろん、私のパーティではアサミーナさんとカナカナさん、ティナさんと閃那さんがそれぞれ両想いにいたしました…嫌いにつきましては、互いが嫌い同士にならない様ばらばらに線を引いておきました。
好き同士のかたですと戦闘中に特殊スキルを発動できたりするみたいでございますけれども、そうでなくてもこれは自分で思ったとおりの百合な関係を明確に表すことができるのでございますし、よきものでございます。
と、昨日はここまでで時間がなくなってしまいました…学校の選択やキャラクターの設定で悩みすぎてしまいました。
ですので戦闘は全くしていないのでございますけれども、はじめから登録されているキャラクターに較べまして、私の作成キャラのHPが総じてかなり低いのがやや不安でございます…閃那さんは27なのでございますけれども、アサミーナさんは8、ティナさんは4、カナカナさんに至っては何と2しかございません。
ティナさんとカナカナさんは後衛ですのでとりあえず大丈夫だとは思いたいですけれど、アサミーナさんは前衛…と、とりあえずここまでは自由にキャラの設定ができたりして楽しかったですし、今日あたり戦闘をしてみて、手ごたえを感じてみましょう。
…それにしましても、オカラ一族のトウフッコって、何ていうネーミングセンスでございましょう…(何)
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