2011年01月31日

明日に架ける橋

先日はこの様なものが届きました。
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もう終盤…
○ストライクウィッチーズ2(5)
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…こちらはこれまでも購入しております作品のDVDとなります。
いつもどおりおまけとしてCDや分厚い冊子がついてまいりましたけれども、今回一番面白かったおまけは世界地図でございます。
この『スト魔女』の世界は今の世界とは少し違った歴史をたどった世界でございまして、世界地図も少々違ったものとなっているのです。
チベットがきちんと独立国になっていたりモンゴル帝国があったりと色々興味深いのでございますけれども、日本…つまり扶桑皇国関連のことだけでも触れますと、なぜか地図に安土が書かれていることから、もしかすると過去に織田信長が天下統一を果たした世界なのかもしれません。
台湾は領土なものの例の半島が違ったり(でも他国の領土であるのは同じです)満州帝国がないのは完全な海洋国家の道を歩んだために大陸など見向きもしなかったのか、それとも何かに配慮したからでございましょうか(ウラジオストクがなぜか領土でございますけれど)…あとトラック諸島こと南洋島が妙に大きい上、そこに満州の首都でございました新京があったり、なかなか不思議でございます。
…それにしても、どうしてリベリオンだけあんな大陸の形状になっているのでしょう…(何)

ということでさっそく観てみました…DVDは全6巻でございますのでもう終盤でございます。
第9話は『明日に架ける橋』ということで、ペリーヌさんがガリア復興に励むお話となっておりました。
冒頭、ペリーヌさんの活躍でネウロイを撃破するのでございますけれども、そのペリーヌさんは坂本少佐に褒められても元気がないご様子…それは、ネウロイが橋を攻撃していたことに影響があるみたいでございました。
ペリーヌさんはガリアにいらした際に、破壊されていた小学校の橋をどうやって架けなおせるかと考えていらしたのでございました…そのために家宝を売ってお金にしようとまで考えていらしたのでした。
そんなお話の流れとはあまり関係なく海へ訓練へいくのですけれども、ルッキーニさんが海底に箱があるのを発見…橋の修復の件のあるペリーヌさんは、それが宝箱かと思い少し無理をしてそれを引き上げ開けるのですけれど、マトリョーシカ人形の如く開けても開けても小さな箱が出てきた挙句、中身が空という意味なしイベントかと思われたものの最後が二重底になっておりまして、そこには地図が入っておりました。
ペリーヌさんとルッキーニさん、あとリーネさんと芳佳さんはその地図をたどって遺跡らしい洞窟へ…他の皆さんもその後を追っていきますけれど、事故でワインを浴びてしまった坂本少佐が完全に壊れてしまい、ミーナさんが犠牲に…。
ともあれペリーヌさんは最奥までたどり着きましたけれど、お宝はありましたものの期待に添うものではなくって…でも橋のほうは小学校の皆さんが手作りで修復されたみたいで、とりあえずめでたしめでたしでございましょうか。
コメディ色の強いお話ではございましたけれども、ペリーヌさんが主役のお話って第1期にはなかった気もいたしましたし、ペリーヌさんのやさしいところが見られてよろしゅうございました…ミーナさんも夢の様なことを体験されたみたいでございますし(何)

第10話は『500 overs』…冒頭の連合軍首脳部が第1期と負けず劣らず胡散臭い雰囲気をかもし出しておりましたけれども、どうしてこの手の作品の上層部は胡散臭いのでございましょうか(今回出てまいりましたゲストキャラもはっきり「怪しい」と言っておりましたし)
と、本編冒頭でいきなり基地に現れたのはハンナ・ユスティーナ・マルセイユ大尉…以前読んでおります同人誌『スフィンクスの魔女』にも登場しましたアフリカ戦線のウィッチ、通称「アフリカの星」でございます。
彼女の元ネタは以前彼に関する映画を観ております様にハンス・マルセイユでございますのでもちろんドイツ、カールスラントのウィッチでございましてバルクホルンさんたちとも知り合いなのでございますけれども、バルクホルンさんは彼女をずいぶん嫌っているご様子でございます。
そんな彼女がいらした理由は新作戦に参加するため…当初はバルクホルンさんとハルトマンさんのお二人が出る予定でしたのに、上層部の命令でバルクホルンさんとマルセイユ大尉のお二人ということになってしまいました。
ところがマルセイユ大尉はそれを拒否しハルトマンさんを指名…当然バルクホルンさんは激怒いたしますけれど、ハルトマンさんがお二人の喧嘩を止めてそちらに参加されることにいたしました。
そのマルセイユ大尉はハルトマンさんをライバル視しており今回の作戦に参加したのもその決着をつけるためといいますけれど、ハルトマンさんはあんな性格でございますので当然まともに相手をいたしません…お風呂ではルッキーニさんの差し金でシャーリーさんとお胸争いをしておりましたけれど、色々よろしいのでしょうか(芳佳さんは完全に大きな胸好きの目…)
その様な中、マルタ島奪回作戦開始…世界各国の海軍艦艇が航行する姿はかなり壮観でございますけれども、こんなものが観れるアニメはそうそうない気がいたします。
作戦の概要は潜水艦に乗り込んだお二人がマルタ島を占拠するネウロイの拠点内に入り込み、というもの…大変な作戦かと思わせながらも思いのほかあっさり終わったのでございますけれども、その後お二人による決闘がはじまりました(ハルトマンさんがバルクホルンさんのためにマルセイユ大尉にサインを求めたものの彼女がそれを拒否したため…)
さすが史実でもとんでもない実力のお二人の決闘でございますから見事な戦いではありましたけれど、結局引き分け…互いの実力が最高峰同士なのですから、そうなるのも当然でございましょうか。
まさかマルセイユ大尉が出てくるとは思いませんでしたけれど、これはよいこと…ハルトマンさんもよろしいものでございました。

今回の2話はDVD第3巻の2話、つまりルッキーニさんとエイラーニャさんのいう第1期、第2期を通し最高だと思う2話ほどのインパクトはございませんでしたけれども、その落差からかやや残念な内容になっていたDVD第4巻のお話たちよりはずっとよいものでございまして、まずまず満足でございました(でも、作画がやや微妙になっていた気も…?)
そういえば、どのお話もルッキーニさんがそこそこ目立っているのはよろしいことでございます…お話によってはただの背景になるかたも多いですし(エイラーニャさんとか…)
次で最終巻となりますけれども、どうなるでしょうか…期待をして待っておきましょう。
posted by 桜乃 彩葉 at 07:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | (更新終了)一般作品等購入履歴
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