2011年02月21日

スーパーやよかんタイム

先日読みましたコミックの感想です。
最強の相手との戦い…
□バガタウェイ(5)
■古日向いろはさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.4)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『スケッチブック』や『あまんちゅ!』などと同じものとなります。

内容としては、筑紫学園という福岡県の高校の女子ラクロス部のお話となります。
と、やはり説明が以前読みました第4巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の紹介などは省略をいたします。
先の巻で大会の第1回戦の相手、大野城との対戦に勝利した皆さまでございますけれども、この巻で対戦することになりました次の試合のお相手は九州地区最強といわれる天神高校という高校となりました。
このチームはほぼ常勝を誇るチームなのでございますけれども、昨年は一度だけ敗戦を喫しており、その敗戦を喫した相手というのが筑紫学園…そう、主人公さんたちの高校というわけでございます。
相手は皆さんかなり誇り高いかたがたでございまして、去年より弱くなった筑紫学園を撃破しても仕方がないと思っていらっしゃるご様子…ですので試合中、まだ未熟な新入生さんたちに対しましては色々助言をしてくださったりいたします。
新入生たちは相手に圧倒的な力を見せ付けられてしまっても特に悲観することなく、むしろ主人公の雫さんを中心にわくわくしているというご様子でございますから、これは後半は期待できるでしょうか。
そう、現状ではやはり実力は相手のほうが上でございまして、また相手のコーチの感情を排したシステマチックな方針によりましてそれがさらに強化されているご様子がございます…この巻では前半戦終了まで描かれたのでございますけれども、3-0で相手にリードを許しております。
…と、その怖そうなコーチのおじさんなのでございますけれど、筑紫学園の監督のおじさんと過去に何かあったらしく、感情に走る様に見える彼の采配を軽蔑しているご様子がございます…最後には合理主義に絆の力が勝って逆転とか、そんなおかしな展開になったりする可能性もあるのかも…?

と、お話のほうはそうした感じでほぼ全編にわたってその2校の試合の前半戦の様子を描いておりまして、でもそれでもやや短いと感じるほどのものでございますから、よい試合を展開しております。
その試合の前には主人公の雫さんが相手チームの1年生、風磐アニスさんというハーフの明るい女の子と交流を深めるシーンがあり、お二人とも天然気味な性格ということもあり、よろしいものでございました(百合的に、という意味においても…/何)
アニスさんは雫さん同様に才能にあふれる感じの選手みたいなのでございますけれども、自由奔放すぎて規律を乱すという理由で相手のコーチから今回の試合には出さないと言われてしまっておりました…周囲のとりなしで前半で3点差をつけたら出場させるということになったのでございますけれども、実際に前半で3点差をつけましたので、後半からは彼女が出場をしてくるということになるわけでございます。
正直にいいまして試合はここで奇跡を起こさず負けてもよいと思いますので、皆さんの頑張りや成長する姿、それに雫さんとアニスさんが試合でどの様に絆を深めるのかを見ていきたいものでございます。
と、ちなみにカバー下には恒例のラクロスに関する解説が載っておりまして、今回は審判について解説されております。

イラストのほうは悪くございません。
百合的には完全に熱いスポーツものとなってまいりましたのでむしろこのまま皆さんの絆を強く描写する方向のみにして百合を含めた恋愛要素は排除してくださったほうがすっきりするかと思いますので、このままいってくださればよろしい気がいたします…ただ雫さんとアニスさんのお二人の関係はなかなかよろしゅうございます。
ともあれ、この作品はなかなかよい部活ものの作品かと思います…こうしたスポーツ、あるいはスポーツでなくとも以前読みました『咲』の様に(麻雀はスポーツ、ですって?/何)部活に熱く打ち込み頑張る女の子を描いた作品というものはよろしいものでございます(いえ、以前読みました作品の例もございますから、男女問わずでございましょうか)
そういえばそうした系統でまだ未読の作品がいくつかある気もいたしますし、機会がございましたらはやめに読んでみましょう。
…ちなみに、今日の日誌のタイトルは作中のおまけ話のタイトルから…各話のサブタイトルが『至高の白』や『威風の剣姫』『騎士の進撃』などとかっこいいものでございましたのでそちらから取ってもよかったのでございますけれども、あえてこちらにしたのでございました(何)


…今年の大河ドラマ、あれは一昨年の排水溝ドラマ並の駄作になりそうな雰囲気が濃くなってまいりました。
少なくとも私にはもうただのネタとしか見られなくなってしまいましたし、このままのおかしな展開が続くのでございましたら一昨年同様に切り捨てるかもしれません…。
ですからお江なんて大河ドラマ史上最後かもしれない(『風林火山』もありましたけれど…)名作『葵 徳川三代』でやめておけばよろしかったのに…。
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