□ひまわりさん
■菅野マナミさま
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をしましたもので、何となくよさそうに感じられましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『こあくまメレンゲ』『のんのんびより』や『ささめきこと』などと同じものとなります。
内容としては、とある町の学校の前に建つ古くて小さな本屋さん「ひまわり書房」で起こる出来事を描いたものとなります。
主人公はそのひまわり書房によく訪れる高校生の女の子、風祭まつりさん…元気で素直で、個人的にはなかなかかわいらしい子かと思うのですけれども、成績のほうはかなり危ういものでございまして、高校に合格できたことさえ奇跡といわれてしまうほどでございます。
そんなどちらかといえばおバカな子でございますから、本も本来あまり読まないご様子なのでございますけれども、それでも毎日足しげくこの本屋さんには通っておりまして、一番の常連さんと言ってもよろしいでしょう…どうしてそんなに本屋さんにきているのかといいますと、それはこのお店の店主さんのことをまつりさんが好きだからでございます。
その店主さんも主人公かと思われまして、この作品の主人公はまつりさんと店主さんのお二人でございましょう…店主さんは本名は不明なのでございますけれども、お店のお名前から皆さんにはひまわりさん、と呼ばれております。
ひまわりさんは本が大好きな、長い黒髪に眼鏡をかけた素敵な雰囲気をかもし出した女のかた…クールでドライな雰囲気を漂わせておりますけれども、根はかなりよいかたでございます。
この様なかたでございましたらまつりさんが好きになるのも当然でございましょうか…一方のひまわりさんのほうは当初はまつりさんのことを騒がしいだけのかただと感じていたみたいでございますけれども、次第にいないとさみしいと感じる存在になってきているみたいでございます。
お話のほうは、ひまわり書房で起こる色々な出来事を、そのお二人中心に描いたものとなっております。
基本的にお話は1話で完結していく読みきり形式を取っておりまして、そのお話ごとに色々なかたが本屋さんを訪れましたり、それに本を巡る何かのお話が起きたりするわけでございます。
最後はなぜかひまわりさんの兄のお話で個人的にはあまり彼自身は好きではなかったのでございますけれども、それ以外のお話ではまつりさんの同級生でツンな委員長さんがいらしたり、生意気な小学生の女の子がいらしたり、まつりさんの妹さんがいらしたりと、色々なかたがやってまいります…まつりさんの妹はずいぶんボーイッシュなかたでございますけれども、当初は男にされる予定だったといいます(こうなってよかった…)
その妹さんもツンな雰囲気がございまして、それに当初は姉を取られたかと思いひまわりさんを敵視していらしたのでございますけれども、最終的には彼女もまたひまわりさんのことをお好きになられたご様子で…まつりさんにとってはライバルになってしまわれた?(でもひまわりさんはかなり人に慕われやすいかたでございますから…それだけ魅力的なかた、ということでございます)
お話たちはどれも基本的には穏やかでゆるい雰囲気の、あたたかい日常を描いたものとなっておりますので、安心して読むことができます。
イラストはなかなかよきものでございます。
百合的にはひまわりさん大好きなまつりさんがよろしゅうございます…でも、この穏やかなお話にあっては、お二人の関係はこのままの関係でもよろしいのかな、とも感じられます。
ともあれ、なかなかよろしい雰囲気の作品でございまして、購入してみましたのは正解でございました。
と、この作品はナンバリングが振られておりませんでしたのでこの1冊で完結かと思っていたのでございますけれども、お話としては上で触れました様に1話読み切り形式となっておりますので特にお話の区切りがあるわけでもなくって、それに巻末の広告にこの作品はまだ雑誌で連載されている様なことが書かれておりました…となると、この作品はまだ続いているのでございましょうか(以前読みました『ぽかぽかばんぱいあ』という作品もナンバリングがなくって1冊完結と思ってしまいましたもののまだ続いているらしいことが解りましたし…)
続いてくださっているのでございましたら、とてもよろしいことでございます…この雰囲気のまま、第2巻も出ていただきたいものでございます。
とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらして嬉しい『ととモノ。3』のほうは闇の世界最後の塔へ挑んでおりまして、最下層までたどり着きそしてボスのいる場所までやってこれましたけれど、まだ当分は挑みません。
さすがにこのあたりまできますと敵がやや強いですけれど、でもかなりいいアイテムを落としてもらえたりいたしますので、石化攻撃に気をつけつつのんびり戦っていこうかと思います(まだ全滅をしたこともなければ戦闘中に戦闘不能になったこともなく、また初期メンバーの4人はいまだに全員獲得経験値が全く同じでございますから、この記録は守っていきたい…ちなみに死亡回数8回のうち6回は序盤の火山の噴出口でHPが非常に低かったカナカナさんがやられてしまったもの、残り2回はいちごさんが宝箱の「死神の鎌」の罠を外し損ねて即死したものなのでございました)
と、その様な昨日なのでございますけれども、階層移動をしようとしました際、ゲームがフリーズしてしまいました…。
以前しておりますPSP版『ユーディー』でございましたら頻繁にその様なことがあったのですけれども『ととモノ。3』ではこれまでその様なことはございませんでしたので完全に油断をしてしまっておりました…これからは油断をせず、もう少し頻繁にセーブをしておかなければいけません。
あと、いつの間にか保健室で行えます「転生」というものの条件を満たしていたみたいでございますけれども、さすがにレベル1からやり直すのは…学科の履修度は減らないみたいでございますけれども、それでもちょっと、する気にはなりません…。
…やはりお江の大河ドラマなんて『葵 徳川三代』で終わらせておけばよかったのです(何)
今年のものは一昨年の排水溝ドラマ並の作品というのがほぼ確定した感がございます…よもや織田家中では一、二を争うほどの良将である柴田勝家をあんな扱いにするなんて、もうひどすぎます…。
う〜ん、少しはやいですけれども、もう見切りをつけ視聴をやめるべきか…でもまだ良化の可能性もある、のでしょうか…(一昨年は結局ダメだったわけでございましたけれども…)
【(更新終了)百合(かも?)作品感想の最新記事】
久しぶりに琴線に触れたと言うか、悶えたと言うか……兎に角良い百合でした♪
PSP、ソフトウェアが6.20以降になってプレイ中に突如電源が落ちるというトラブルが頻発しているようです。
(私のPSPも…;ソニーさんはその様にバグは無いと主張してますが;)
セーブ中やロード中にその様な症状に見回れると、最悪セーブデータが壊れてしまう事もあるそうです。
別なメモリーかパソコンの中にデータのバックアップをしておいた方が…
お気をつけ下さいませ。
今年の大河ドラマは……早めに視聴を切り捨てた方が;
おそらく一昨年と同じでしょう。
本当に書くべき功罪を書かず、只々主人公を絶対正義に、悪役を徹底的に貶め辱める。
あれは大河の名を借りた陳腐な昼ドラです。
得るものは何もないでしょう。
この作品を読んでいらっしゃいましたか…確かに、何となく購入した作品ではございましたけれども、期待以上の作品でございました…♪
何と、そうでございましたか…セーブ中などにその様なことになると、大変なことでございますね…。
なかなか、油断のできないものでございます…。
やはり、今年のものも排水溝ドラマでございましょうか…3年で2作もその様な最低水準の作品が出るなんて、やはり『坂の上の雲』に力を吸い取られたのかもしれません…(昨年も褒められた出来ではございませんでしたし…)