2011年03月02日

同級生の暗殺は法律で禁止されてるしね。

先日読みましたコミックの感想です。
やはり面白い…
□キルミーベイベー(3)
■カヅホさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは先日色々なものとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますので購入をしたものとなります。
コミックスとしてはおなじみなまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としては、とある高校に通うおバカな女の子とそのクラスメイトの二人をメインとした4コマとなります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなってしまいましたけれども、登場人物もこれまでどおりそのおバカな女の子のやすなさん、クラスメイトで殺し屋稼業をしているというソーニャさん、そして不思議な忍者少女のあぎりさんの3人のみでございます…途中小さな女の子と一緒に遊ぶお話もございましたけれども、他の登場人物の登場するお話はそのくらいでございます(いえ、もう1つございましたけれど、あれは…)
作者のかたがあとがきで「そしてキャラは増えません」と書いておりますけれども、この作品はやすなさんとソーニャさん、そしてときどき登場するあぎりさんの3人だけでも十分すぎる面白さを持っておりますから、これでよろしいかと思います。

お話は、相変わらずなギャグonlyな作品…やすなさんが色々おバカなことをしてソーニャさんに突っ込まれたりする、というものでございます。
ソーニャさんのツッコミは本当に激しいもので生命の危険さえ感じるものなのでございますけれども、それでもやすなさんは毎日ソーニャさんへ対しのんきにつきまといます…このあたりのやすなさんはおそらく何も考えていないだけなのだと思いますけれども、そこにほのかな百合要素を感じたりして…。
といいましてもこの作品は百合云々を考えるより、純粋におバカでシュールなコメディonly作品として楽しんだほうがよきものかと思います…実際、個人的には数あるコメディonly4コマ作品の中でもこの作品はかなり好きな作品となっておりますから。

と、普段はその様なおバカなことに付き合っているソーニャさんでございますけれども、暗殺者というのは本当らしく、この巻でもそんな設定を忘れた頃に他の組織からの刺客が襲い掛かってきたり、あるいは仕事が舞い込んできたりいたします。
といいましても今回現れた刺客はやすなさんに化けて近づいてくるということをしてまいりまして、しかもそれが2人…さらに本物のやすなさんも紛れ込み、この作品らしいおバカな展開となっておりました(仕事のほうは毎回やすなさんが止めようとするのですけれど、実際に人を殺めていらっしゃるのかは不明…コメディ作品でございますし深くは考えないでおきましょうか)
カバー下や巻頭カラーには相変わらずのシュールなおまけがついてきております…こうしたシュールさもこの作品の魅力でございます。

イラストは普通でございます。
百合的には上で触れました通り、いくら危険な思いをしてもソーニャさんにつきまとうやすなさんにそんな感じが…まぁ、あまり深くは考えないでおきましょう。
ともあれ、相変わらずお笑いのみの方向で面白い作品でございました…個人的にはかなり好きな作品でございますし、ネタが続く限りこれからも長く続いていただきたいものでございます。
ちなみに、今日の日誌のタイトルはコミックの帯から…このコミックを買った日の日誌のタイトルにしました「命だけは助けてあげましょう。」からこれに続くわけでございます(第2巻のコミックの帯コメント「友だちの暗殺はやめましょう。」はかなり秀逸だと思うのですけれども、いかがでございましょう/何)


とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらっしゃいます『ととモノ。3』のほうは闇の世界最後の塔で学科を2つ極めましたので、いよいよアガシオン氏に挑みました。
彼を倒しますとやはり結局大魔王とも戦わなければならなくなったのでございますけれども、ここでかつての闇の生徒会の皆さんがたすけにきてくださいましたりと、王道ながらよい展開でございました。
大魔王戦は音楽がかなりよろしかったりしたのですけれども、アガシオン氏ともどもダメージなしで倒すことができました…いえ、やはり魔法壁召喚というスキルはとてもとても役に立ちまして、敵が単体攻撃しかしてこない場合はこれで相手を完全に無効化できるのでございます。
カウンターも考慮しまして2人も魔法壁召喚を使えれば、戦闘はかなり楽になるかと思います(2人のうちの片方は「妹」な学科なカナカナさんの真似事でございましたけれども…「妹」や「アイドル」な学科は案外悪くないですし、一番使えない学科はスキルも魔法もどうしようもない「トリックスター」ということでよろしゅうございますよね?/何)
大魔王を倒しますと、ここまで力を貸してくださったソフィアール先生が元の姿を取り戻したのでございますけれども、同時にアガシオン氏も元の姿に戻ったのでございますけれど…彼の正体というのがかなり、もう本当に一瞬呆然としてしまったほどに衝撃的な展開でございましたけれども、ありでございましょうか(結局のところ、この作品に純粋な悪というキャラは誰もおらず、どなたも微笑ましかったりするということなのでございました)
そして皆さんでタカチホ義塾へ戻りめでたしめでたしとなったのでございました。

はい、何とここでスタッフロールまで流れ、ゲームクリアということになってしまいました…。
アイテムも全然集めていなかったりまだ行けていないダンジョンもありますのにそんな…と思ったのでございますけれども、きちんとクリア後も続きができる様になっておりまして一安心でございます。
目新しいところでいいますとモーディアル学園でクエストが受けられる様になっておりましたり、そこから行けるダンジョンへ一つ新たに行ける様になっておりましたり…ということで、今しばらくのんびりとこの『ととモノ。3』の世界を楽しんでいこうかなと思います。
一度探索しつくしたダンジョンからイベント発生ポイントを発見するのは色々と大変ではございますけれども、まだ得られていない3つの学科も残りのクエストでできちんと得られると信じて、のんびりまいりましょう。
…あと、ヌラリンとジャコッチのお二人がかなりよろしゅうございます(何/かつての魔王や魔貴族なども微笑ましく転生された模様ですし、本当にこの作品の登場人物に悪人はおりません…個人的にはこういう作品もありかなと思いますし、結構好印象でございます)
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