□ささめきこと(8)
■いけだたかしさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(4.3)
○百合度評価:★★★★★(5.0)
○総合評価:★★★★☆(4.3)
こちらは先日色々なものとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますこともあり購入をしました作品となります。
コミックスとしましては『こあくまメレンゲ』『のんのんびより』や『ひまわりさん』などと同じものとなります。
こちらは以前DVDを観ております様にアニメ化もされている作品となります…作者のかたは以前読みました『落語天女おゆい』という作品のコミカライズ版を描かれたかたとなっております。
内容としては、強くてかっこいい感じの純夏さんと、かわいい女の子好きの汐さんを中心とした物語となります。
と、やはり説明が以前読みました第7巻の感想と同じとなってしまいましたので登場人物の紹介などは省略をしておきましょう。
その第7巻では純夏さんが会長候補として生徒会選挙に立候補したものの対立候補の陣営により嫌な噂を流されたため、その噂を払拭するために擬装彼氏とデートをさせよう…というやや嫌な展開でございました(擬装彼氏なんて案が出てくることからも解ります様に、その噂というのは…人を好きになることに性別など関係ないでしょう、全くもう!)
その展開が少し嫌でございましたのでこの第8巻は読むのをややためらったりし、読む優先順位を多少下げてしまっていたのでございました…といいたいところですけれども、これより優先して読みました作品たちはいずれも普通に楽しみな作品でございましたので、この順番になるのは妥当だったのでございました(何)
そんな私の事情はどうでもよくって、お話のほうは朱宮氏とデートをすることになってしまったものの彼はやはりどこか抜けているみたいで、なぜか…本当になぜか女装姿でやってくるという失態をおかします。
このあたりは個人的には好きでない展開ですので特に触れないことにしておきまして…ともあれ生徒会選挙は何とか当日を迎えますものの、対立候補の陣営の言葉による暴力に耐えかね、純夏さんを慕う後輩さんがその子へ暴力を振るってしまわれたのでございます…。
これにより純夏さんは立候補を取り下げることになり、また対立候補も結局会長になることはできず、選挙はやり直しに…結論から言いますと、汐さんが新会長となられたのでございました。
それからはその暴力を振るわれてしまわれた後輩さん、まゆさんが立ち直るまでの過程を描いたり…個人的にはこのまゆさんも好きなかたでございますので、無事に立ち直ってくださってよろしゅうございました(純夏さんへの想いは届きませんけれども…まゆさんのことが好きな幼馴染さんの想いも今のところは届いていないご様子…)
ということで一難去り、純夏さんたちの高校2年生の夏休み…純夏さんは将来の進路について悩まれますけれども、それ以上に大変なことが起こってしまいます。
それは、汐さんが祖母の住む少し遠いところへ行ってしまうかもしれない、ということ…。
ここへ至るまでにもう純夏さんと汐さんは完全に両想い、お互いの想いが完全に重なった状態となっておりますのでもちろんお互いにその様なことは嫌なのでございますけれども、一人暮らしをしていらして倒れてしまった祖母を放っておくことも汐さんにはできません。
どうしようもないのかと思われましたけれども、そこは汐さんの兄が立ち上がり…というところでこの巻は終了でございました。
何だか波乱ばかり起こっている印象がございますけれども、作者のかたはまえがきで「大丈夫大丈夫、ハッピーエンドにするから」とおっしゃられておりますし、あとがきなどによりますと次巻がいよいよ本当にクライマックスになるご様子…どうなるでしょうか。
イラストは悪くございません。
百合的にはもう純夏さんと汐さんは完全に想いが重なっておりまして、あとはいかに幸せになるか、というだけの問題…。
ともあれ、上でも言いました様に波乱ばかり続く印象のある作品でございますので油断は禁物でございますけれども、でも2011年秋に発売予定だといいます次巻こそは純夏さんと汐さんは幸せになってくださると信じて、待つことにいたしましょう(今日の日誌のタイトルはその次巻予告から…こうなると信じましょう)
同時に、まゆさんと恋乃さんのお二人のこととかのことも描いていただきたいと思ったり、もっとロッテちゃんやあずささんに出番を作ってあげてくださいとか、サブキャラが増えすぎな作品のため色々思うところはございますけれども、あまり贅沢を言ってはいけませんか…。
私も参加をしておりましてフィンさまがこちらにファンサイトを作ってくださっております『私立天姫学園』のほうへ、多少増やしすぎかもしれませんながらもサブキャラさんを二人追加いたしました。
こちらは前々から考えておりました、麻美さんたちのマネージャであり葉月先生の双子の姉の睦月さん、それにティナさんが育てておりましたお花の妖精さんでございます…妖精さんは当初の設定よりツン度が増したり使える魔法が特殊になったりいたしまして、またお名前は「ゆきのん」となりましたけれども、この日誌のタイトルの由来にしてこのコミカライズ版のまきのんゆきのんとは関係ございません(何)
…麻美さんたちにも先輩の声優さんが登場いたしました。
あと、先日いちごさんが上映室で巻き込まれた事象についてはどうやらイベントみたいでございまして、学園自体では特に告知はございませんけれども、上で触れましたファンサイトから行けますフィンさまの日記にその内容が書かれております。
どうやら何人かの子と一緒に音楽をしてくれる子を探している、というイベントみたいで…学園に参加していらっしゃるかたは少し考えてみてはいかがでございましょうか(特に、最近は交流がかなり固定化されてしまっておりますので、これがきっかけになってまたそのあたりが活発になってくださるといいかも…)
…先日はリリカルな魔法少女の作品を読みましたけれども、どうやら以前コミカライズ版を読んでおりますマギカな魔法少女のほうは、異生物がかなりあくどいことをしているご様子で、とても悲しい展開になってしまっているご様子でございます…。
魔法少女、といえばふと思い出したのですけれども…以前読みました魔法少女な作品『てぃんくる☆マイスターきらは』という作品がいつまでたっても第2巻の出る気配がないのでございますけれども、打ち切りにでもあっているのでしょうか…?(何)
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