2011年03月21日

剣と魔法と学園モノ。3

先日クリアしましたゲームの感想です。
よきものでした
□剣と魔法と学園モノ。3
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.2)
 ○グラフィック評価:★★★☆☆(3.2)
 ○システム評価:★★★★★(4.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.2)
 ○音楽評価:★★★★☆(3.7)
 ○声優評価:★★★☆☆(2.5)
 ○難易度:★★★☆☆(3.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.8)
 ○付加要素(おまけなど):★☆☆☆☆(0.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.0)

こちらは過日購入をいたしましたもので、大変お世話になっておりまして大好きなあのかたにお勧めをしていただいたこともあり購入をしてみたものとなります。
機種としましてはPSPとなりまして、こちらの作品はPS3でも出ている作品となります…私はPS3も持っているのでございますけれども、あえてこちらのPSP版を購入いたしました(違いはどうやら台詞がフルボイスか声なしか、というところみたい…?)

内容としては、冒険者養成学校に通って冒険をするゲームとなります。
ジャンルとしましてはRPGでございまして、さらに詳細なジャンルとしてはダンジョンRPG、となるでしょうか…そのジャンルの作品としましては以前しました『Fate/EXTRA』に以前しました『P3P』と、同じくPSPな、そしてあのかたにお勧めしていただいたところまで同じな作品もそのジャンルになっていた気もいたしますけれども、その2作品はいわゆる「ダンジョンRPG風」といった趣でございまして、今回のこの作品が多分本物の「ダンジョンRPG」かと思います。
つまり、それら2作品に較べてダンジョン探索がゲームのメインになっていて、ダンジョンが色々と凝っている、ということ…前の2作品はダンジョンにつきましてはかなり単純なものとなっておりましたから。
主人公も男女選択式+名前を自由に設定できるその2作品以上に自由度が高くなっておりまして…というよりもこの作品には特定の主人公がいらっしゃいません。
プレイヤーキャラは名前・種族・性別・外見・声を自由に設定できるのでございますけれども、それがかなりの人数を登録できまして、それに誰を使っても特に何も変わらない…というより同時に複数のパーティを運用可能となっております。
ただ、個人的にはこの複数パーティ運用のメリットがほとんど感じられませんでした…いえ、やはり基本的にはメインの1パーティで最初から最後まで行動したいものでございますし、他のパーティの利用方法としては拠点に配置してアイテム袋がいっぱいになったらそちらへ切り替えて売却や倉庫へ送る、といった程度かもしれません(アイテム袋は共通…ですのでもしもダンジョン奥深くで回復アイテムが尽きたりしましても何とかなります)
ちなみに、1パーティ最大6人編成なのでございますけれども、ストーリーなどでは一番前に配置したかたが名前を呼ばれたりと物語に関わっていると感じられます…ですので先頭は特にお気に入りのキャラを配置するのがよろしいでしょうか。

ストーリーは冒険者養成学校へ通って様々なクエストをこなしたり、その過程で起こる大魔王復活を防ぐ、といったところ…でも上で触れました様に特定の主人公がおりませんのでプレイヤーキャラは一切台詞はなく、何だか戦闘要員になっているイメージがあるかもしれません。
プレイヤーキャラが初期に所属できる学校は3つございまして、どこを選ぶかでストーリー、それに途中で得られる学科が変わってまいります…でも学科のほうは周回プレイをすれば最終的には全て得ることも可能、でございましょうか(ストーリーのほうは大筋はそう変わりませんけれど、受けられるクエストなどが多少違います)
私は現在のところ2周クリアしておりまして、1周めは和風の学校なタカチホ義塾、2周めは一番オーソドックスな雰囲気のあるドラッケン学園でいたしました…その他にもう一つ、新進気鋭らしいプリシアナ学院がございます。
個人的な印象ではタカチホ義塾は微笑ましい、ドラッケン学園は百合色の強いキャラの多い、という印象がございました…プリシアナ学院はちょっと未知数でございます。
…と、お話は大魔王撃破でエンディングを迎えますけれど、その後まだ少しクエストを受けられたり、いいアイテムのたくさん眠るダンジョンへ挑めたりもいたします…また、エンディングを迎えた時点で、全てを引き継いでの周回プレイが選択可能ともなっております。

システムのほう…まずはプレイヤーキャラ関連でございますけれど、こちらはまず上で触れました様に様々なものを自分で設定、つまりキャラメイクして作成可能となっております(初期登録キャラも何名かおりますけれど)
設定できますのはまず名前と性別…これは特に問題ないでしょうか。
次は種族でございまして、人間やエルフにドワーフ、フェアリーといった何となくなじみのありますものから、竜の力を持つバハムーンなど12種類存在しまして、種族によって外見だけでなく能力、それに学科が1つ専用学科になったりいたしますけれど、専用学科はバハムーンの「竜騎士」あたり以外はそれほど有用なものではない気もいたしますし(フェアリーの「賢者」については「まにまに」が手に入ってしまえば用なしとなってしまいます…)、これは好みのものを使えば特に問題ないかと思います…個人的な好みはとてもかわいらしいフェアリー、猫耳でつり目なフェルパー、ほわほわした雰囲気を持つ天使のセレスティアでございましょうか(クラッズ、というのがどういう種族なのかよく解りません…外見が普通の人間なのですが…)
種族を決めましたら次は外見を決められまして、これは大まかな外見2種類から、数種類の髪型と髪の色を組み合わせていく、というものでございます。
さらに声も24種類くらいから設定できますけれど、声や外見については性別を女の子にしましても男のものを選べたりできてしまいます…この様なことができても特にメリットはない気がいたしますが…。
あと、パーティを組んだメンバーには相性というものが設定できます…これはパーティ内のキャラが誰を好きで誰が嫌いか、という線を自分で引くことができるわけでございます。
3人以上のパーティでは嫌いも絶対に指定しなければならないところがつらいものでございますけれども、でもそれでもこのシステムは個人的にはかなりよろしいものでしたかと思います…自分の物語の登場人物をキャラクターにして両想いにできたりできるわけでございますから、冒険の楽しみが増すというものでございます(両想いですと特殊なスキルが発動できたりいたします)

次に学科でございますけれども、これは以前借りております『ファイナルファンタジー5』のジョブみたいなものでございまして、種類は35+種族ごとに1つ、物理攻撃系や術師系など色々ございまして、これでキャラの戦闘方法を定めていくわけでございます。
戦闘を重ねますと履修度が貯まっていきまして、それで学科の能力が上がっていき強力な術などが使える様になっていく、というもの…レベルが高くても学科の履修度が低いと有効な戦闘が行いづらいのがややもどかしくもございますけれども、それを何とかするのも楽しいものでございます。
学科はバラエティに飛んでおりまして、中には「トリックスター」や「マニア」など用途不明の弱い学科もございますけれども、基本的にはどれもそれなりに使えるものとなっております…これも個人の好みで使っていってよろしいかと思いますけれど、物理攻撃系や術師系、回復系などをバランスよく入れるのも大切でございましょうか。
またサブ学科というものがございまして、メインに履修する学科の他にもう一つ学科をつけられるのでございますけれど、これは履修度も入らず使える能力もかなり制限されていたりと使い勝手はいまいち…メイン学科のステータスを上げるため、程度のものとして使えばよろしいでしょうか。

ダンジョン関連のほうは、上で触れました様に『Fate/EXTRA』や『P3P』よりもより本格的なダンジョンRPGとなっております。
画面は主観視点でございまして、こうした形式のゲームははじめてでございましたのではじめはやや戸惑いましたけれど、慣れれば問題ございません。
ダンジョンには様々な罠などがございまして、上で触れました2作品なんて比較にならないくらい複雑ではございますけれども、幸い踏破した場所は地図に記録されましてその地図は購入さえしておけばダンジョン内であれば戦闘時以外いつでも観れますので、そう迷うことはないかと思います。
ダンジョン内にあったり戦闘後に得られます宝箱も基本的には罠が仕掛けられておりまして、これは盗賊系のキャラなら罠が調べられますし(的外れなことになることもございますけれど)、安全に開けられる魔法などもございます…罠のほうは経験値低下の「悪魔の呪い」は非常に危険で、またどこかへ飛ばされる「ワープ」になると中身が手に入らなくなってしまいますけれど、それ以外はそう深刻なことにはならないはずでございます(「メデューサの瞳」や「スタンガス」で全員石や麻痺になりますと全滅ですが…)
戦闘のほうは普通のオーソドックスなRPGかと思います…現れる敵の最大数が15でしたりするのは少し驚きましたけれども。
…ちなみに、ダンジョン探索にあたりまして、後半で手に入ります全ダンジョン共通で使える地図と何回でも任意の場所へ移動できる飛竜召喚カードは地味に役立ちます。

その他のシステムとしましては、アイテムを掛け合わせ錬金を行えたり、でございましょうか…でも、これは最終的にはあまり使わなくなるかもしれません(宝箱からかなり強力なアイテムが手に入りますから)
…そういえばどうでもよいお話なのでございますけれど、武器に「真っ赤に燃えている」という説明のある「東方不敗」なる武器や「鈴を鳴らしていればいいんだよ」という説明のある「輪舞鈴(ロンド・ベル?)」なる武器などが散見されました…この作品を作った人の中に例のシリーズが好きな人でもいらしたのでございましょうか(そういえば『P3P』にも「宇宙世紀からの贈り物」という説明のある「ビームナギナタ」という武器がございましたっけ…/何)

キャラクターにつきまして、プレイヤーキャラは上で触れましたとおりストーリーでは戦闘要員的な扱いにされることが多いのですけれども、それぞれの学園などには他の登場人物がいらっしゃいます。
主に絡んでまいりますのは選んだ学校の生徒さんたちでございまして、それぞれの学校に3人1組のパーティが2組、合計6組のかたがたがいらっしゃいます。
個人的にはドラッケン学園の王女さまとメイドさんのお二人がラブラブかつもう一人のくのいちさんも彼女がいる、という百合なパーティがよろしい感じ…他のパーティも色々微笑ましく、基本的には皆さんよろしい感じでございます。
個々のキャラクターとしましてはやはりその王女さま、キルシュトルテさんが一番よろしく、微笑ましさではタカチホの2組が一番でございましょうか…ドラッケンの勇者志望の少年、プリシアナの英雄志望の少年もなかなかほほえましいものでございます(前者のパーティにはプレイヤーキャラの中の誰かのことが好きだという凛々しい女の子がおりまして、プレイヤーキャラが全員女の子ですと百合になる…?)
また、先生たちもいらっしゃいまして、中にはかなり目立たない先生もいらっしゃいますけれど(イワナガ先生とか…)、こちらも基本的にはよろしいかたがたばかりでございます…個人的にはシュピール先生とリコリス先生がかわいらしくて大好きでございます(シュピール先生はカーチャ先生に甘えるご様子もよろしいですし…やはりドラッケン学園は全体的に百合な印象が…)
あと、ストーリー途中で敵対する人々もいるのですけれども、それらの人々、さらには終盤で戦います魔貴族や魔王といった敵キャラまで、最終的には微笑ましい存在となりまして、この作品には基本的には最後まで悪となる存在が全くいらっしゃいませんでした。
ここまで微笑ましいキャラしかいない、男女問わず全キャラについて悪印象のない作品はなかなか珍しい気がいたしますし、個人的にはこういう展開も好きでございます(特に『Fate/EXTRA』『P3P』という殺伐としがちな作品をした後ですからなおさら…特に『Fate/EXTRA』は悪人というわけでもない人々を消さなければならないのがつらいところでございましたし…)

イラストについては、キャラクター関連についてはかなりよろしいものでございまして好きでございます…かわいらしい感じで、全盛期の『サモンナイト』の様な雰囲気でございます(フェアリーは『サモンナイト3』のマルルゥちゃんみたいな感じでございますし…って、『サモンナイト』シリーズって最近はどうなっているのでしょう…?/何)
ただ、モンスター関連になりますと、やや評価が落ちてしまいます…キャラクターがとてもよろしかったので、評価自体は高くしておきましたけれども…。
グラフィックのほうは、ダンジョンなどは基本的に3Dでございます…特に悪いところはなかったかと思います。
システム面では、私はこういうダンジョンRPGをしたのははじめてでございましたのでかなり新鮮に感じられました…そうでなくても相性システムはよろしいものかと思います。
内容のほうは、ストーリーはややご都合的なところがありましたりするもののやはり泣けるところは泣けたりいたしますし、最終的には誰も悪役にしない微笑ましさ優先という意味ではこれでよかったかと思います…キャラクターもよいかたがたが多かったですし。
ダンジョンは一部存在意義が不明なダンジョンもあったりしましたけれど、ダンジョン探索がメインのゲームと考えればそれもよろしいでしょうか。
音楽はたくさんのダンジョンのほとんどに専用音楽がありましたり、その音楽も雰囲気に合ったよろしいものでございましたりと、個人的にはなかなかすきでございます。
声優さんにつきましては、ちょっと評価が難しいです…PSP版はタイトル画面及び戦闘時しか声が出ませんので何とも言えず、普通ということで…(PS3版はフルボイスということなのですが…)
難易度につきましては、ダンジョン、戦闘、その他諸々含め、簡単すぎず難しすぎず、だいたいちょうどよいものとなっていたかと思います(ダンジョンは一番難しく感じたのが中盤の「力水の社」でその後はむしろ簡単になってまいりましたし、敵のほうもエンディング後に戦えるボスも含め『P3P』のエリザベスさんみたいな理不尽な強さの敵はおりませんでしたし…/どうして『Fate/EXTRA』の難易度を3.3にしているのでしょう…難しさとしては同じくらいかと思います)
ただ、アイテム収集率を100%にするのは相当難しそうでございます…私は2周クリアいたしましたけれど、収集率は40%でございました…(これは宝箱頼みな面が強く、運が大きく左右するのでは…)
百合的にはドラッケン学園の皆さんが色々よろしい感じでございまして、『Fate/EXTRA』や『P3P』と同程度はあったかと思います…また相性システムでプレイヤーパーティで色々妄想もできます(何)
付加要素は特にございません。
ともあれ、これは周回プレイも苦にならない面白い、よき作品でございました…こうしたいかにもファンタジーといった雰囲気のあるRPGをしましたのもずいぶん久し振りの気もいたしますし(『Fate/EXTRA』『P3P』は現代が舞台でございましたし…)、やはりこれをお勧めしてくださいましたあのかたには感謝してもしきれません。
これで『Fate/EXTRA』に『P3P』、そしてこの『ととモノ。3』と3連続であのかたにお勧めしていただきました良作なPSPのRPGをいたしました…次に控えておりますのもやはりあのかたにお勧めしていただきましたPSPのRPGの『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』でございまして、あのかたにお勧めしていただいたものでございますのでとても期待できそうでございます。
…ただ、『ととモノ。3』につきまして3つの学園のルートをしなければ全ての学科が得られず、まだプリシアナ学院が残っております…2周めのドラッケン学園ルートをしましたけれど装備品がはじめから最強でございましたりと案外時間をかけず終われましたし、ここは思い切って『テイルズ』の前にプリシアナルートで3周めをしてみることにいたします(できればもう一度タカチホで4周めをしたいのでございますけれど、それはさすがに『テイルズ』の後でございましょうか)
posted by 桜乃 彩葉 at 07:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/43936903
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック