□恋愛彼岸 〜猫目堂ココロ譚〜
■東雲水生さま
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★★☆(3.8)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★★☆(3.7)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読みましたこともあり購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっております百合姫コミックスとなります。
作者のかたは以前読んでおります『恋姉妹/初恋姉妹』のコミカライズ版や以前読みました『カルボナードクラウン』を描かれたかたと同じでございます。
内容としては、「猫目堂」というお店を舞台にした物語…。
そのお店へくる人はいずれも何かを探し求めている人になって、心にそうしたものを持っている人のみが黒猫によってこのお店へ誘われるという、不思議なお店でございます。
と、説明が以前読みました『少女薄命』の感想と同じとなってしまいましたけれども、その作品や以前読みました『百合心中』同様に『猫目堂ココロ譚』という作品でございまして、今回はナンバリングにいたしますと第3巻に当たる作品となります。
お話としてはやはり以前読みました『御伽楼館』の様な雰囲気でございまして、この巻でも色々な悩みを持っております女の子たちが「猫目堂」に誘われて、というかたちになっております。
今回いらっしゃるのは3組の女の子たち…最終章となる『心路戀情』でははじめて2人同時にいらっしゃましたから3組、という表現でございます。
いらしたのは恋したかたと一緒に暮らしはじめた花屋の女の子、幼馴染の子について島から出て生活をはじめた女の子、そしてお互いのことが大好きな双子の女の子…最後は双子の子が一緒にやってきたわけでございます。
悩み、特に女の子同士の恋の悩みを持つかたがこのお店へやってくるわけでございますから、基本的にどのお話も途中はつらく、悲しい展開となっていっております…それでも過去のお話に較べまして、この巻のお話たちはいずれも最終的にはハッピーエンドになってくださっていたかと思います。
そして特筆すべきことは、この巻にきて「猫目堂」の主人である女の子の秘密が徐々に明らかになってまいりまして、最終的には全ての謎が解けるということでございます。
主人の女の子といつも一緒にいらした黒猫にも秘密があったわけでございますけれど、彼女もまた悲恋を経験されたかた…そして、その罰を受けていたわけでございました…。
このあたりは決してハッピーエンド、とは言い切れない面もございますけれども、でもお二人はお互いに元の姿で一緒にいられることになったのですから、よろしいでしょうか…はい、この作品はこの巻で最終巻でございました。
あと、巻末にはこの巻で出ていらした皆さんのその後のお話が収録されております…皆さんいずれも幸せに暮らしていらっしゃるご様子でございます。
イラストのほうは悪くございません。
百合的にはその個別の話によって微妙に変わってきますけれど、基本的には問題なくございます。
ともあれ、切なさを前面に押し出した作品でございますから読んでいてつらくなってきてしまうところもございますけれども、よいお話なのは間違いございません…特に、この巻はどのお話も基本的にはハッピーエンドのかたちでございましたから、一安心でございましょうか。
とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらっしゃいます『マイソロ3』のほうは昨日の続き…ノーマさんとルーティさんというお宝コンビにアンジュさんも加えたかたがたと宝探しに鉱山へ行くところからでございます。
結論からいいますと宝物は外れだったのでございますけれども、この楽しいかたがたのイベントが発生しただけで十分よろしゅうございました。
それが終わりますと、もう一つございましたサブクエストへ…こちらはカイルさんとの一騎討ちということでございましたので職業を剣士にして向かいまして、特に問題もなく撃破いたしました(私では魔術師での一騎討ちは無理…)
すると闘技場に彼や一緒に異世界から飛ばされてきたかたがたが現れましたので、例によって2対4以外の対戦には勝利をすることができました…いえ、2対4ってちょっと無茶すぎますよね?
そこからは普通のクエストで新規のものが現れておりましたので、そちらをこなしてまいりますけれど、その中の森の敵を倒すクエスト…弱かったはずの森の敵が全てその大きな木の敵にされてしまいまして、あのかたのおっしゃられておられました様にずいぶん経験値が多くなっておりました。
それらを片っ端から倒したおかげでレベルがずいぶん上がりました…はやくももう次の転職について考えなければならなくなってまいりました(魔術師がものすごく楽ですのでこのまま行きたい気持ちもあるのですけれども…)
それが終わりましたら重要クエストを受けることに…今回はラザリスさんが現出させたあの牙の様なものの調査のために火山へ赴くというもので同行者はロイドさんとジューダスさんという使ったことはあるもののあまりなじみはないお二人、残り一人は自由枠でございますから例によってエステルさんでございます。
こちらの敵はさすがに火山に生息しているだけあって、グランドダッシャーよりもタイダルウェイブのほうが効率がよろしゅうございます。
火山のかなり奥まで行きますとラザリスさんの世界に侵食された魔物たちまで現れますけれど、一番奥はあの牙の根元に通じておりまして、特殊な杖でそのドクメントを回収…と、さらにアサミーナさんがディセンダーの力を発動させますけれど牙を消すには及ばず、その周囲の侵食を止めたまでにとどまりました…。
それで力を使いすぎたみたいでアサミーナさんは倒れてしまいましたけれど、ジューダスさんたちに無事船まで連れてきてもらえたみたいで今回の任務は完了でございまして、同時に時間もきまして昨日はここまででございます。
…そういえば、ジューダスさんの秘奥義はやや特殊で、台詞つき?
そういえば、昨日のNHKの夜11時頃というとても変な時間に変なアニメが放送されておりました…いえ、ちらりと目に留まっただけで観てはいませんけれど…。
あれって一昔前に新聞の広告によく載っていた、何だか場違いな雰囲気をかもし出していたビジネス書(なの?)が原作でございますよね…一時期よく見かけたその広告も最近はすっかり見なくなりましたので存在を完全に忘れておりましたけれども、まさかその様なものがアニメになっているなんて、少し驚きでございました…。
その作品、どうも実写映画化までするみたいですけれど、どうして今更になってドラッカー氏などがブームになっているのでしょう…確かにかの人は知日派であったみたいですけれど、こういったかたちで取り上げられるとか、何だか違和感…(いえ、教育でないNHKのその時間にアニメが放送されていた時点で激しく違和感でございますけれども)
そんな不思議な作品も今期のアニメに含まれるのかは解りませんけれど、ともあれもう4月も下旬でございますから今期のアニメも数話放送された、というところなのでございましょうか。
私が内容を知っている作品は以前読んでおります『Aチャンネル』と以前コミカライズ版を読んでおります『花咲くいろは』だけなのでございますけれど、あのかたの感想をおうかがいする限り他にもなかなかよさそうな作品がありそうでございます(というより、この2作品のアニメは未知数…)
けれど、よほどのことがない限り今期の作品のDVDは購入しないでしょうか…いえ、以前読んでおります『イカ娘』に加え以前コミカライズ版を読んでおりまして先日無事に最終話が放送されたといいます『まどか』を購入していかなければなりませんし、何より以前読んでおりましていずれアニメが放送されるはずの『ゆるゆり』に備えなくてはいけません。
…本当に、『ゆるゆり』はDVDを購入しても損のない作品になってくださると、信じておりますからね?(何)
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