□SUNNEY SIDE UP. サニーサイドアップ(1)
■小林徹郎さま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★☆☆(3.3)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスでございます。
内容としては、田舎の高校に引越してきた女の子とその周囲の皆さんの日常を描いた4コマとなるでしょうか。
主人公の道寺加奈子さんは東京のお嬢さま学校に通っていたという高校生の女の子なのでございますけれども、事情はよく解らないながらも父親とともにその父親の田舎の村へと引っ越してきてそちらで暮らすことになりました。
可奈子さんは長めの黒髪のいかにもお嬢さまといった素敵なかたで、性格も控えめで優等生な雰囲気…ただ、帯に「優等生なだけじゃダメなんだ」とか「引っ込み思案な可奈子は自分を変えることができるのか…」などと書かれておりましたり、またこの第1巻のラストのシーンから、どうやらその性格が問題でこちらへいらした様子がございます…?
家族は父母に妹がいらっしゃいますけれど、社長をしているという母と妹さんは東京のほうへ残っております…別に両親の仲が険悪というわけでもないのですけれども、ということはやはり可奈子さんの事情でこちらへやってきた、というのが真相でございましょうか(そのあたりのことは最後の1ページだけでの推測になってしまいますけれども)
…その母親や妹さんもお話の後半で一時的にこちらへいらしたりもいたしますけれど、個人的には加奈子さんの家族の描写はあまりいらなく感じられたりしてしまったり…けれどこの展開を見ますと、第2巻は家族のことが結構重要な要素になってくるのでございましょうか…。
可奈子さんの通うことになった高校には愉快な皆さんがいらっしゃいまして、加奈子さんもすぐにその様な皆さんになじみ、仲良くなることができました。
皆さんクラスメイトでございまして、その中でも加奈子さんとはじめにお会いしました本田朝顔さんはちみっこで元気な女の子…少しおバカなところがあるでしょうか。
朝顔さんのご実家は商店を営んでおりますけれど、近所に牧場が多いためなかなか売れない牛乳などは腐敗することが多く…?
ニュージーランドからいらしたという金髪でちみっこのメレニアさんは父親が日本好きということもあり普通に日本語を話す、それに特に忍者がお好きという少々変わった子…朝顔さんと並びおバカ担当でございましょうか。
その様な暴走しがちなお二人のツッコミ役は剣持冴さんでございまして、こちらのかたは比較的まともな、さばさばした性格のかたとなるでしょうか。
ちなみに冴さんは新聞部、朝顔さんとメレニアさんはファーブル研究部に所属…お二人は虫がお好きなご様子です(加奈子さんは本がお好き…)
他にもクラス委員の子などがおりますけれど、あとがきでその他の登場人物には名前が割り振られないことが判明…キャラが多すぎると困るのでメインキャラ以外は名前もないモブにしておくということらしい?
お話のほうは、そんな皆さんによる田舎の愉快な日常を描いたものとなっております。
舞台が田舎、それに主人公が転校生となりますと、真っ先に思い浮かびますのが以前読みました『のんのんびより』でございましょうか…特に加奈子さんと蛍さんは雰囲気も似ておりますし。
他にも以前読みました『アイノテ!』も同じく田舎を舞台にした転校生のお話でございましたし、最近こういう設定のお話を読む機会が多い気がするかも…?
ですのでどうしてもその2作品と比較をしてしまうのでございますけれども、さすがに『のんのんびより』には及ばないものの悪くない作品かと思います。
ただ、ラストシーンで加奈子さんがあと8ヶ月で東京へ帰らなければならない…といったことを思っていたり、第2巻は少々波乱要素がありそうで、個人的にはもう少しのんびりしてもらいたいかも…?
イラストは悪くございません。
百合的にはどうでございましょうか、特にはないのでございますけれども、メインキャラは皆さん女の子だけでございますし、そういう意味では安心して読める作品でございます。
ともあれ、悪くないお話ではございますけれど、『のんのんびより』『アイノテ!』と似た設定の作品が続いておりますから、ちょっと印象が薄かったかもしれません…それに何だか波乱の展開が予想されたりもいたしますけれども、まずは第2巻を待つことにいたしましょうか。
とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらっしゃいます『マイソロ3』のほうはソーサラーリングがパワーアップしたことにより色々新たな道を開くことができる様になっておりましたので、ちょうど同時に格闘家へ転職いたしましたアサミーナさんを鍛えるという意味も込め全てのダンジョンの全フロアを見て回っております。
先日のうちにほとんどの場所を回れましたから、昨日は残された天空の遺跡と鉱山へと行ってみました…これだけでアサミーナさんは本当に強くなってまいりまして、もう十分に戦える状態にまでなってくださいました。
そう、十分に戦えるかと思ったのですけれど、天空の遺跡のほうで出会いました大きな敵、ジャバウォック4体に危うく全滅させられそうになってしまいました…アサミーナさんだけでなくジュディスさんにそのときパーティに入れていたリリスさんの3人までも戦闘不能状態にさせられ、さらに残されたエステルさんも追い詰められ逃げるしかございませんでした…。
まさか、普通の敵に全滅寸前にまで追い詰められるなんて、はじめてのことでございます(ボスを含めた今までに出会った敵で一番強かったでしょうか)…戦闘から逃走したのもあれがはじめてでございましたし、恐ろしいことでございます…。
これから先、普通の敵といえどあれほど油断のならない敵が増えてくるのでございましょうか…気を引き締め、気をつけてまいりことにいたしましょう。
ともあれ全ての場所を回り終える頃にはアサミーナさんも十分な強さとなっておりましたので(ジャバウォック4体には全滅させかけられましたけれども)、先へ進むことに…今回はラザリスさん封印のため必要な、けれど絶滅してしまった植物の進化種を採取してくるために雪山へ行く、というものでございます。
今回の同行者はヴェイグさんとスパーダさんというあまりなじみのないお二人が固定でございまして、残りお一人は例によって自由枠でございましたからエステルさんでございます…ヴェイグさんは大剣士、スパーダさんは双剣士ということでかなり強いかたがたでございました。
また、寡黙なヴェイグさんに対し口数の多いスパーダさんということで、スキット会話でもなかなか会話がかみ合わず…スパーダさんは無視されてばかりで面白いものでございました。
そんなメンバーで雪山を進んでいきますと、どこからか女の人の悲鳴が…ヴェイグさんが固定メンバーに入っている時点である程度この展開は予想していたのですけれども、やはり現実となりました。
つまり、雪山の奥ではヴェイグさんの妹さん(でしたっけ?)のクレアさんを人質に取った、あの序盤で戦ったいかにも悪役な騎士であるサレという人がおりまして、彼と戦うことになったのでございます。
そういえば、名のある敵キャラって今のところラザリスさんと若本さん声の人とこのサレという三人だけなのですけれども、三人とも特につながりのない、しかもどれも単独で行動している敵キャラなのでございますっけ…つまり、この作品では組織的な敵は存在していないわけでございます(国家や街も名前しか登場せず、アサミーナさんが実際に出向くことはございませんし…街を見る、というのも立派な見聞になると思いますのに)
その三人の中でも一番小物の香りのするサレ氏ですけれど、戦闘では敵キャラではじめて秘奥義を使ってまいりました…それでレベルのやや低いアサミーナさんだけ戦闘不能になってしまったりもいたしましたけれど、問題なく倒すことができ、ヴェイグさんは彼の生命まで取ることはなく放置し、クレアさんをたすけまた任務を果たし立ち去ったのでございました。
…サレ氏をコテンパンにしたという称号が得られましたけれど、彼と今後戦うことはあるのでしょうか…これで終わりとも思えない雰囲気もございますけれども…。
それが終わりますとサブクエストが一つ発生しておりましたのでそれを受けることに…内容はあの眼鏡の大佐の部下が雪山にいるそうですので、大佐と二人でその雪山へ赴きその人を探しに行く、というもの…。
雪山の敵はかなり強くなってまいりまして二人では少々つらいものがございましたけれども、それでも何とかなったことはなりました…ほとんどの敵はソーサラーリングで固めてその隙に通り抜けてしまいましたけれども。
見つけ出した大佐の部下というのはアニスさんという一見かわいらしい、でも性格には(かなり?)難のありそうな女の子でございました…もちろん彼女を仲間にいたしまして、このクエストは終了でございます。
アニスさんはあの性格の悪い(でも根は悪人ではございません…ツンデレ?)ルークさんのことがお好きなご様子なのですけれども、その後のウッドロウさんやスパーダさんにゼロスさんへ対する、そしてカノンノさんとのスキット会話などを見ますと、どうもお金目当て以外の何者でもない様子でございます(どうもスパーダさんへ目標を定めた様子ですが…)
…ちなみに、やはり色々な皆さんのスキット会話がやはりとても楽しいものでございますけれども、その中で発声したもの一つによりますと大佐のかける眼鏡をかけるとそのかけた人の性格や口調が大佐になってしまうみたいでございます…リタさんがその様になってしまって、エステルさんやうさんくさいおっさん(何)がおびえてしまわれておりました…。
そこからはまた別の進化種を探すための重要クエストが発生いたしましたけれども、普通のクエストが発生しておりましたので、新たに仲間になったアニスさんを使用してみるという理由も込めてそちらを受けました。
はじめに組みましたパーティはあのエステルさんまで外してみまして、ノーマさんとルーティさんにアニスさんという、お金にうるさい面々というパーティにしてみたりしたのでございました…なんて、でもノーマさんやルーティさんはあくまで自力でお金を貯めようとしているのに対しましてアニスさんは玉の輿という方法を取ろうとしている時点で、全然似ていないのかもしれません(ちなみにルーティさんがお金を貯めている理由は好感が持てますけれど、ノーマさんやアニスさんは理由不明?)
アニスさんは戦闘時は巨大化した人形に乗って戦っているのでございますけれど、なかなかお強い…それに見た目はかわいらしいかたでもございますけれど、性格に難がございますから、あまり使いたいとは思えないでしょうか…(あのかたのお話ではアニスさんにも何か事情があるみたいなのでございますけれど、この作品ではそれが見えませんので…)
と、その普通のクエストで行きました雪山で現れた敵に緑色の字な強力な装備品、あのかたのご説明によりますとユニークという区分となりますけれども、ともかく剣のエクスカリバーと足装備なジェットブーツを落としてもらえました…これらはエステルさんの装備に回しました。
また、同じくユニーク区分なバハムートティアという斧を落としてもらえましたので、こちらはプレセアさんへ回しました…プレセアさんとソフィさんという組み合わせのパーティを組むこともときどきあったりいたしますから(それに、斧を装備できる人もそうおりませんし/何)
やはりユニーク区分な装備は付加効果が強力でありがたいものでございますし、もっと入手をしたいものでございます(それ以外の装備品につきましても、だいぶよいものが得られる様になってまいりました)
昨日はここで時間がきたのでございますけれども、ちなみにアサミーナさんの服装は鎧装備や服装備の職業の場合、レベル49になりましたらイサハクの衣というローブにしていたり…こちらはローブながら全職業装備可能という利点がございまして、鎧よりはアサミーナさん向けのデザインでございますから。
でも、服が装備できます場合は、レベル52になりましたら犬調教師の制服という服にしたりもいたします…こちらはレベルが高めの服の中ではなかなかよろしいデザインをしておりますから。
…この犬調教師の制服やスパイダージャケットといったやや胸が強調される服ですと、アサミーナさんの胸がやはり小さく見えてしまいさみしい…せめて以前しております『Fate/EXTRA』の主人公さん(私の中での麻美さんのイメージそのもののかた…)くらいあれば文句はないのですけれども…。
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