□たまゆら
■佐藤順一さま(原作)/momoさま(作画)
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★☆☆☆(2.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは先日シモツキンさまのCDなどとともに購入をしましたもので、色々と気になりましたことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては他に持っていないものとなりますけれど、出版社自体は『スケッチブック』や『あまんちゅ!』などと同じところみたいでございます。
こちらの作品は以前OVAを観ておりまして、またTVアニメとなることが決定している作品となっております。
内容としては、広島県竹原市を舞台としました、4人の女の子たちのお話となります。
と、説明が上で触れましたOVA版と同じとなってしまいましたけれども、こちらのコミカライズ版は基本的にほぼ完全にそのOVA版のストーリーを沿ったものとなっておりました。
ですのでメインの登場人物も全く同じ…主人公は「ぽって」こと沢渡楓さんという高校一年生の、写真を撮るのが大好きでちょっと(かなり?)天然な雰囲気のある女の子でございます。
一緒に行動します3人は、まず以前楓さんがこちらで暮らしていた頃にお知り合いになりました明るく、またにおいにとても詳しい塙かおるさん、それによく口笛を吹いておりまして不思議な雰囲気のある桜田麻音さん、パティシエになるのが夢でこちらも明るく、けれどとある人に関することになると変なテンションになってしまわれる岡崎のりえさんでございます。
他の登場人物といえば素敵なお姉さまなかおるさんのお姉さんのきよみさんや楓さんの家族、楓さんが憧れる写真家の志保美りほさんといったかたがたとなるでしょうか。
お話のほうは上でも触れました様に、OVA版の全4話をこの1冊を使ってそのままたどっております。
つまり楓さんとかおるさんのお二人が麻音さんたちお二人とお知り合いになって仲良くなっていくご様子、そんな素敵なお友達たちや憧れの写真家さんとの交流、そしてお友達たちにきよみさんも加えた面々でかつて楓さんが父親と一緒に行ったはずの想い出の場所を探しに行く、といった展開でございます。
全体的にOVA版同様に微笑ましくあたたかな、ほのぼのとした雰囲気が流れておりまして、よきものでございます。
ただ、OVA版と全く同じストーリーでございますから、新鮮味はないかも…?(カバー下には皆さんの微笑ましい4コマが展開されていてそちらも面白かったですけれども)
…ちなみにこのコミック自体はこの1冊で終わりでございます。
イラストは悪くございません。
百合的にはやはりOVA版同様に特にそうした描写や雰囲気はないのでございますけれども、仲のよい女の子たちのお話というのはよろしいものでございましょう。
ということで、『たまゆら』が気になっているもののOVAはお高くて手が出ない、というかたは内容が全く同じなこのコミカライズ版を読んでみる、というのもよろしいのではないでしょうか…もちろんOVAを観たかたでも普通に読める作品でございます。
…OVAの感想でボリュームに不満、と書いておりますけれど、もしかしましたら元々TVアニメ化が前提のお話でございました…?
とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらっしゃいます『マイソロ3』のほうは何とか『マイソロ1・2』のカノンノさんの装備を整えることができましたから、お二人を戦闘に参加させてみました。
メンバーはお二人とエステルさんorシェリアさんで…皆さん髪の色がピンク系となっているでしょうか。
二人のカノンノさんは『マイソロ3』のカノンノさん同様に大剣装備の魔法剣士…『2』のカノンノさんにはユニーク区分な大剣を渡しておきました。
どちらもやや背は低いものの大剣で頑張って戦っていらっしゃいます…秘奥義もお二人とも同じでございまして、『3』のカノンノさんの秘奥義は見たことがないのでございますけれども、やはり同じなのでございましょうか。
ともあれお二人ともよいキャラでございますから、戦闘のメンバーに加えていってみましょう。
…戦闘に勝利した画面で、後方で二人のカノンノさんが全く同じポーズで立っている姿は何だか笑いすら誘ってきます(何/これでもう一人もカノンノさんにしてしまったらさらにおかしなことに…)
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