□やさしい教師の躾けかた。(1)
■宙さま
○イラスト評価:★★★★☆(3.5)
○内容評価:★★★☆☆(2.8)
○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.0)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『渚のハイQ部』や『もっと!委員長』などと同じ4コマKINGSぱれっとコミックスとなります。
内容としては、いじられキャラの先生が日々生徒たち(といっても主に一人でございますけれども)にいじられる日々を描いた4コマとなるでしょうか。
主人公の先生は作中で名前が出ておらず皆さんから先生としか呼ばれないかた…いえ、それは別にどうでもよろしいでしょうか。
なかなか美人で胸も大きく素敵な先生に感じるのでございますけれど、気が弱く押しにも弱いかたで、俗にいういじられキャラでございましょうか…以前しております『その花びらにくちづけを あまくておとなのとろけるちゅう』の貴子さんにやや似ていらっしゃるかもしれません。
また、この先生、中盤以降はそうでもなかったのでございますけれども、はじめの頃はどうも子供が苦手でした節があり…そ、それは教師になる身としてよろしいのでございましょうか(でもみんなのために頑張ろうという気持ちは間違いなくって、それがゆえによくいじられることにもなるのですけれども…)
そんな先生、新任の教師として小学校に赴任されるのでございますけれども、担任となった小学4年生のクラスにいる女の子、白石歌和多さんに妙に気に入られたのか、彼女に日々いじられる日々を送ることになってしまいます。
歌和多さん…って書きづらい上に読みづらい名前をしておりますけれど「かなた」と読みますこの子、元気さは年齢相応と思われる子なのではございますけれども、先生をいじることに楽しみを覚えていらしたり、大きなお胸がお好きでしたりと、色々とませたご様子の子でございます。
また、先生に想いを寄せる男の邪魔をしたりと、先生のことがお好きなご様子もあり…?
その歌和多さんにはいつも一緒にいる双子の弟である真名兎くんがおり、こちらは無口で気配を消すのが得意っぽい、歌和多さんに外見はよく似た少年…食べ物絡みになるとちょっと本気を出しますけれど、基本的には歌和多さんに従順な子でございます。
そんなお二人のご友人の御岳さちさんがおりますけれども、こちらは結構まともな子…歌和多さんの抑え役といったところでございますけれど、先生のことも意識していらっしゃるみたい…?
あとは先生の同僚でありまたこの小学校の校長の娘でもあります志堂稜子さんがいらっしゃいますけれど、こちらは子供が好きすぎるあまりちょっと変態チックになってしまい逆に子供たちから避けられ気味になってしまうという、ちょっとかわいそうなかた…いじられると逆に喜ぶ、というのが歌和多さんにとってはマイナスみたいでございます(何)
…その他、歌和多さんたちの父親や校長、先生に想いを寄せる男など数人男が出ますけれど、どれもどこか気持ち悪い変態な気配を感じる人ばかりで嫌な感じでございます…本編とは全く関係ないことになるのですけれども、あんな変な親ですから子供にも読みづらい名前をつけてしまわれたのでしょうか、なんて思ってしまったりもして…(何/いえ、現実の日本におけるこの10年程度での子供へ対する妙な命名の傾向が、私にはちょっと嘆かわしく思えてならなくって…)
お話のほうは、そうした様に日々先生がいじられる日常が描かれております。
もちろん先生ははじめは嫌がっているのですけれど、慣れとは恐ろしいもので、次第にそれがないとさみしく感じられる様になられてしまわれたり…。
先生と歌和多さんの関係はうまくすれば『あまとろちゅ』のお二人の様にできなくもないとは思いますけれど、さすがにそこまで望むのは酷でございましょう(弟などもいることでございますし…)
イラストはなかなかよろしいものでございます。
百合的にはいかがなのでございましょう、歌和多さんが先生を気に入っているご様子や、さちさんも先生のことがお好きなご様子があったり…上で触れました『あまとろちゅ』の様にまでは絶対にならないでしょうけれど、ほのかには感じられる気がいたします。
ともあれ、邪魔な男キャラたち(いえ、これは個人的には本当に邪魔としか言えない人々なのです…)がいたりしてやや残念ではございましたりしますけれど、メインは先生と歌和多さんでございますし、先生がややかわいそうな気がしないこともないものの慣れていっていることでもございますし、悪い作品ではなかったかと思います。
また、同時にこちらも読みましたので…。
□学校のせんせい(3)
■巣山真也さま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★☆☆(2.8)
○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
○総合評価:★★★☆☆(2.8)
こちらは過日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしました作品となります。
コミックスとしましては『戦国スクナ』や『学園ナイトメア』などと同じものとなります。
…上の作品が先生ものでございましたので、同じく先生ものでございましたこちらの作品のことも思い出しまして、一緒に読んでみたのでございました(何)
内容としては、新任教師な3人の女のかたがたを描いたコメディな作品となります。
と、説明がやはり以前読みました第2巻の感想と同じとなってしまいましたので登場人物の紹介は省略をいたしますけれども、この巻では第2巻で初登場を果たしたいつみ先生に続き、また新しい先生が登場をいたしました。
そのかたは黒鉄すみれさんとおっしゃいまして、負けず嫌いなご様子の、そしてお嬢さまなご様子のあるかた…なのでございますけれども、恋人どころかお友達までいらっしゃらないご様子の少々さみしい、そして怖いものが嫌いなかたでございます。
…そういえば、先生たちの名字って全員色がついていたのでございますね…みそらさんが皆さんを色で読んでいるシーンでようやく気づきました(何)
お話のほうは、これまでに引き続きましてその様な先生がたの騒がしい日常を描いたものとなっております。
登場人物もそこそこ増えてまいりましたけれども、やはりメインは基本的にはじめからいらした3人でございましょう…3人は一応一緒に暮らしている関係でもございますし(いえ、ただのルームシェアでございますけれども…)
相変わらず彼氏ほしいネタがあってそこは少々残念なのでございますけれども、それでもゆり子さんは百合好きなかたでございますし、彼女のサクラさんを見る目はやっぱり好きなのでは、とも感じさせるものがございます。
…今回表紙を飾っておりますあかねさん、第2巻の感想で天然気味と書いておりますけれども、それも少し違う表現な気も…外見も合わせ、関西弁なところ以外は『スト魔女』のハルトマンさんみたいなかた、という表現が合いそうでございます(と、関西弁なかたなのになぜかたこ焼き嫌いみたい…)
イラストのほうは悪くありません。
百合的には第2巻まで同様に、といったところ…これ以上百合的な方向にお話が盛り上がることはなさそうではございますけれども、変な方向にさえ進まなければまだ大丈夫でございます。
ともあれ、こちらもやや微妙なネタなどがありまた百合的に強い作品でもないのですけれど、悪いものではなかったかと思います。
…私がこれまでに出会いました先生メインの作品といえば他にも以前読みました『教艦ASTRO』などございましたけれども、何だかどれもやや個人的には微妙なところなどあり、やはり『あまとろちゅ』が一番でございましょうか…と、以前読みました『星川銀座四丁目』も先生メインでございましたっけ…。
とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらっしゃいます『マイソロ3』のほうは引き続き鉱山の奥にあります新ダンジョンでレベル上げ兼アイテム収集を行っております。
新レディアント装備とともにいくつかユニーク区分な装備品も宝箱や敵から入手できはじめました。
しかも、第3段階の強さのユニーク区分の装備まで得られましたけれど、どの様なものがいつ得られるかは全くの運でございますので、皆さんの装備はなかなか整いません…いっそのこと、強いユニーク区分の装備の付加効果を素材としてしまってもよろしいのでございますけれども。
それ以上に驚きましたのは、何とレディアント装備の入った宝箱が結構な頻度で現れまして、同じものが複数手に入ってしまいます…。
こちらは合成に使うことはできないうえに主人公しか装備できず、さらには複数手に入っても性能は全く同じでございますので、一つ以外は売却するくらいしか手がございません…。
ですので、これよりもユニーク区分な装備を全種類出していただきたいものなのでございますけれども、これはもう何度も通いつめるしかないのでございましょうか…。
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