□姫のためなら死ねる(1)
■くずしろさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★★☆(4.0)
○総合評価:★★★★☆(3.9)
こちらは過日『ゆるゆりSpecial』などとともに購入をいたしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『プアプアLIPS』と同じみたいでございますけれど、レーベルが少し違うみたい?
内容としましては、平安時代を舞台にした4コマ、となるでしょうか。
主人公は清少納言でございまして…そう、史実にいらっしゃるあの女性でございます。
この物語での彼女は日々引きこもって日記を書くだけというなかなか残念な日常を送っていたのでございますけれども、ある日友人の勧めで中宮の家庭教師募集面接を受けまして、それに見事合格してそのかたの家庭教師を務めることになりました。
その中宮さまがまたとてもかわいらしい女の子でございまして、清少納言さんは見事に一目惚れ…以後彼女を溺愛する日々となりまして、日記のほうも彼女へ対する愛しさなどを綴るものとなってまいりました。
ちなみに性格はなかなか変態的な様な暴走しがちな様な…あまりに気持ちが昂ぶってしまいますと以前読みました『ゆるゆり』のあのかたの様に吐血してしまいます(こちらは鼻血ではなく口からでございますけれど…)
そんな清少納言さんが仕えることになりました中宮は藤原定子さんとおっしゃいまして、まだ13歳程度の小さな女の子…基本的に純粋な女の子でございまして、またなかなかのちみっこさんでございまして、確かに溺愛したくなる気持ちも解るかわいらしさでございます。
定子さんは個人的な友人を得たくて家庭教師を募集したみたいでございまして、清少納言さんは今のところ彼女のお目にかなり留まっていらっしゃいます…というよりなかなかの相思相愛ぶりでもあるのですけれど、片方は妄想に暴走しすぎのかた、片方は純粋すぎるかたでございまして、なかなかそこまで気づけない…?
清少納言さんは上でも触れました様に脳内は定子さんのことだけでいっぱいの変態さんなのでございますけれど、周囲から見ますとなかなかかっこよい魅力的なかたに見えるらしく、定子さまのお付きの女房たちが結構彼女に惹かれてしまっております。
中でも一番惹かれていらっしゃるのは、清少納言さんと同室にまでなってしまいました紅式部さん…このかたは作者のかたは登場人物紹介でツンデレというより天邪鬼な気が、と紹介しておりますけれど、ツンデレでよいのではないかと思います。
その他、ちょっと不思議な雰囲気をかもし出す藤原彰子さんの家庭教師を務める紫式部さんもツンデレな方向で清少納言さんを気にしていらっしゃるご様子がございますけれど、けれど彼女の場合は彰子さんとのカップリングでよろしいでしょう(何)
清少納言さんの友人でツッコミ役の弁官さんもなかなかよろしいキャラなのでございますけれども…。
登場人物は皆さん魅力的でどなたも好きなのでございますけれども、その中でも個人的に特に…と選びますと、かわいらしい定子さんとツンデレな紅式部さんとなるでしょうか。
ということで、お話のほうは史実にいらしたかたがたが織り成す完全なコメディ作品となっております。
平安時代の宮廷をモチーフにしたお話といいますと以前読んでおりまして酷評した作品がございますけれど、あちらは展開があまりにひどかったこともありああいう評価になったのでございまして、こちらの作品は普通に…いえ、かなり面白い作品となっております。
登場人物も定子さんと彰子さんの父親たち(藤原道隆・道長兄弟…)以外は皆さん女のかただけでございますし、この兄弟も基本的に愉快なかたでございますので問題なし…安心して読むことができます。
表紙からはイメージできないほどのコメディ作品でございましたけれども(ページをめくるまでシリアス系のお話なのかなと想像しておりました…裏表紙を見れば察することもできるはずでございますのに)、かなり百合々々しいものでもございましたし、個人的にはかなり楽しめました。
イラストは悪くございません。
百合的には清少納言さんと定子さんの関係もよろしいですし、清少納言さんの周囲の皆さんもまたよろしい感じでございます…なかなか百合々々しい作品でございます。
ともあれ、表紙からは完全コメディ作品とは想像しておりませんでしたけれど、とても面白い作品でございましたからよろしいでしょう。
とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらっしゃいます『マイソロ3』のほうは難易度最大の状態で鉱山の奥へ赴きまして主に宝箱を回収しておりまして、いくつかの最高レベルなユニーク区分の装備を入手することができました。
けれど、得られるアイテムの99%は誰も装備できなかったり付加能力の枠が少なかったりその付加能力も大したものではなかったりして必要のない装備品でございまして、それらは売ることになるのでございますけれども、その様なことをしておりますと所持金が99,999,999ガルドでこれ以上増えなくなってしまいました…。
そう、ついにお金は最大値となってしまったわけでございます…かつては資金難に苦しみましたというのに、この様な日がやってきてしまうなんて…。
でも、さすがにちょっとユニーク区分な装備がなかなか出てこなくなってきてしまった印象が出てきたりして…?
全ての種類の得たいのは確かなのでございますけれども、出ていないもので最低でも服は絶対ほしく、その他できれば盾と短剣もほしいところでございます…両手剣や腕輪も出ておりませんけれども、こちらは出なければ出ないでも諦めがつきます。
つまり、服と盾はエステルさん、短剣はシェリアさんにそれぞれ装備をさせたいのでございます…片手剣やローブはすでに出ておりますので一安心でございますけれども。
念のために付加効果を5つつけられる普通の、そして高レベルのそれらの装備も倉庫に保管してはいるのでございますけれども、それでもやっぱりできればユニーク区分な装備品を得たいところでございます。
ここまで出ないのでございましたら、それぞれの装備品を落とす敵と戦うしかないのでございましょうか…現在のレベルは220を過ぎていてすぐに最強のユニーク区分な装備品が装備できる様になるレベル233にまで上がってしまいそうではございますけれども、ここまできましたらそういたしましょう。
…ちなみに、腕輪のユニーク区分の装備はまだ最低ランクの1つしか手に入れられておりません…これが一番入手しづらい?
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