2011年06月14日

いつかはいまじゃないよ

先日読みましたコミックの感想です。
最終巻でした
□魔法少女おりこ☆マギカ(2)
■Magica Quartet(原案)/ムラ黒江さま(漫画)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.8)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★★☆(3.5)

こちらは先日みとせのりこさまのCDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスでございますけれども、こちらは4コマでも大判サイズでもないものとなっております。
こちらの作品は以前読みました『かずみ☆マギカ』同様に、アニメになっておりましてまた以前コミカライズ版も読んでおります『まどか☆マギカ』という作品のスピンオフ作品となっております。

内容としましては、魔女と呼ばれる存在と人知れず戦っている魔法少女たちのお話となります。
なんて、以前読みました第1巻な感想はもとより上で触れました『かずみ』や『まどか』な感想とも説明が同じとなってしまいましたけれども、このシリーズはそういう作品でございますから当然でございます。
ただ、この『おりこ』に関しましては『まどか』で活躍されました(まどかさんとさやかさん以外の)魔法少女さんたち及びゆまちゃんが織莉子さんという魔法少女と戦う、という魔法少女対魔法少女のお話となっております。
第1巻では織莉子さんは敵にしか見えず、杏子さんあたりが主人公に感じられたのでございますけれども、こちらでは織莉子さんにスポットが当てられておりまして主人公らしい雰囲気を出していらしたかもしれません(あくまでマミさんや杏子さんにゆまちゃん、そしてほむらさんとは敵対関係でございますけれども)

この巻ではどうして織莉子さんが魔法少女狩りなどを行っていたのか、その理由が解りますけれども…つまり織莉子さんもほむらさんと似た者でしたわけでございます。
つまり、別の時間軸での事象を知る者…だからこそ、そちらで魔女となり世界を崩壊させたまどかさんをそうなる前に葬ることを最終目的としているわけでございます。
世界を護るために戦っている、ということになるのでございますけれども、まどかさんを護ることを至上の目的としているほむらさんとは決定的に相容れないわけでございます…。
最終的にはほむらさんとマミさんに杏子さんとゆまちゃんの4人と、織莉子さんと魔女と化してしまわれたキリカさんとの戦いが繰り広げられますけれど、キリカさんが魔女化してしまわれたことで、魔法少女の末路を知った(もう知っていたほむらさんを除く)マミさんたちは動揺してしまわれます。
その動揺を収めたのがゆまちゃんなのでございますけれども、彼女はとてもよい子でございます…アニメ本編にいらしてもよかった気がいたしますけれども、いらしたらいらしたでまどかさんとほむらさん以外は全員悲劇的な最期を遂げることが確定しているっぽいですから悲しみが増しただけなのでございましょうか…。
最終的に皆さんの力でキリカさんも織莉子さんも倒されるのでございますけれども、織莉子さんは最後の力でまどかさんを葬られてしまわれます…この先のアニメ本編にいらした皆さん及びゆまちゃんがどうなったかは描かれておりませんけれども、ほむらさんはまた別の時間軸へ行かれたのでございましょう。
そう、このお話はアニメ本編にたどり着くまでにほむらさんが繰り返したたくさんの時間軸の中の一つでしたわけでございます…そしてこの巻で最終巻でございました。

この第2巻を読みますと織莉子さんやキリカさんも悪役ではなく悲しいかたがた、ということが解り…やはり悪役といえるのはインキュベーター、となってまいります。
まどかさんは葬られてしまわれましたけれども、この作品ではそのまどかさんとさやかさんは魔法少女になりませんでした…またさやかさんと仁美さんの関係もかなり良好でございます(何)
でも、結局この時間軸では織莉子さん亡き後も結界が解かれていない様子が(学校の教師と生徒が多数行方不明というニュースが…)…この時間軸を捨てたと思われるほむらさん以外はどうなってしまわれたのか、あまり想像したくないかもしれません(最後の最後に織莉子さんとキリカさんの描写がございましたけれども、これはまた別の時間軸…?)
ただ、杏子さんたち…特にゆまちゃんが悲劇的な最期を遂げてしまう描写、というのがなかったのは個人的にはほっとできたかもしれません…でもゆまちゃんはその後アニメ本編の時間軸にも出てきませんしここで出番が終了みたいで、残念なことでございます…。
ゆまちゃんはとってもいい子でまた杏子さんとの関係もよろしいものでございますからまたどこかで見てみたいのですけれども、でも別の時間軸では魔法少女の物語に巻き込まれることなく家族と幸せに暮らしている、となっていればまだよろしいのでございましょうか…。
…ちなみに、魔女が学校全体を襲うシーンは残虐でつらい…イラスト全体がどこか病んだ雰囲気がございますので、よりそう感じてしまいます…。

イラストは普通でございますけれども、でもやはりどこかおかしいこの世界には合った感じかもしれません。
百合的にはいかがでございましょう、あくまでまどかさんを護ろうとするほむらさん、それに織莉子さんとキリカさんのお二人、そして杏子さんを慕うゆまちゃんなどにその様な雰囲気があるでしょうか。
ともあれ、ほむらさんが過去に繰り返してきた時間軸の中の一つのお話だったのでございますから、悲劇的な末路になるのは確定したお話ではございましたけれども、悪くないものではございましたかと思いますし、それに重い内容ではございますけれども杏子さんとゆまちゃんを見るだけでも価値のある作品かもしれません。
ただ、やっぱりそのゆまちゃんというキャラクターが惜しいです…どなたか杏子さんとのカップリングな同人誌でも描いてくださらないでしょうか(何)
posted by 桜乃 彩葉 at 07:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 百合(かも?)作品感想
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