2011年06月27日

花灯りの月

どうも工画堂スタジオさまの…
工画堂スタジオ/くまさんちーむ『白銀のカルと蒼空の女王』
…『白銀のカルと蒼空の女王』がPSPに移植されて10月に発売されるご様子が見受けられます。
こちらの作品は『蒼い空のネオスフィア』のエリンシエさまが登場されたり主人公も女のかたでしたりと色々気になりましたものの移植版が出るかも、と思いPC版は購入を控えたのでございますけれども、どうやらそれで正解でしたみたいでございます。
こちらは出ましたらほぼ購入確定、といったところでございます(同じ世界観な『暁のアマネカと蒼い巨神』PSP版はゲームそのものが非常に微妙でクリアを放棄するほどの作品でございましたけれども、こちらは大丈夫…な、はず?)
ただ、現在のところ情報が公式サイト内にあるTwitterでのコメントにしか見られませんので、いまいち不安(でもそれによりますと予約は開始されている模様?)…続報を待つことにいたしましょう。

工画堂スタジオさまといえば9月29日に…
工画堂スタジオ『白衣性恋愛症候群』
…『白衣性恋愛症候群』という百合な作品が同じくPSPで発売いたしますし、やはりまだまだPSPが活躍し続けそうでございましょうか。
ちなみに以前1周めをクリアしております、とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらっしゃいます『マイソロ3』のほうは『メルルのアトリエ』で水を汲み続けながら2周めをし続けております…2周めのメンバーはマルタさんとリタさんというツンデレパーティにしておりますけれど、4人めを最終的にソフィさんかリリスさんかナナリーさんあたりから誰にするかで迷っている模様?(何)


では、先日読みましたコミックの感想です。
よきものでした
□あいたま(5)
■師走冬子さま
 ○イラスト評価:★★☆☆☆(2.3)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.3)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日みとせのりこさまのCDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『GIRL FRIENDS』や『にじぷり』などと同じものとなりますけれど、こちらは大判サイズの4コマとなっております。

内容としましては、アイドル養成学校らしい『天使の卵学園』に通うアイドルのたまご…というよりもその時点ですでに十分アイドルな生徒たちに囲まれて日々貧血の…いえ、幸せな日々を送るアイドルおたくの生徒さん、あいさんを中心とした日常のお話、というところでしょうか。
と、やはり説明が以前読みました第4巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の紹介などは省略をいたします。
こちらの作品は先日『ツインケイク』というアイドルのお話を読みました際にふとまだ未読でしたことを思い出してこうして読んでみたのでございますけれども、こちらの作品の皆さんはアイドルのたまごたちが通う学校に通っている生徒さんたちとはいいましても、もうデビューを果たしているかたがほとんどでございましたりと、もう十分アイドルなのでございました。

お話のほうは、これまでの巻とよい意味で変わらず、皆さんの愉快な日常を4コマで描いております。
この巻では皆さんの周囲のサブキャラさんたち…例えば学食のおばさんでしたりあいさんのご友人でしたりと、そういうかたがたをちょっと登場させて日常をよりバラエティ豊富に描いていらしたのが特徴でございましょうか。
また、樹里さんとあいさんとの関係も相変わらずよろしい感じでございまして、樹里さんはあいさんのことがお好きなご様子が見受けられます。
そして、第4巻の感想では特に触れていなかったので私が気づかなかっただけなのかもしれませんけれど、あいさんたちの後輩でテニスプレイヤーの糸子さんがあいさんのことをずいぶん慕っておられます…本当にあいさんは幸せ者でございます。
一方のそのあいさんは相変わらず鼻血を出しておりまして、以前読みました『ゆるゆり』の千歳さんにも負けないほどでございます。
…今日の日誌のタイトルは雪乃さんのNewシングルのタイトルから…カバー下を見れば解るかと思います(何)

イラストのほうは普通です。
百合的には上でも触れました様にあいさんを巡るかたがたが結構よろしい感じでございます。
ともあれ、この巻の最後ではあいさんが文化祭のイベントとしてあいさんプロデュースの皆さんのアイドルユニット結成を企画していらしたりと、でも季節はまだ1学期でしたりしましてこれからどうなっていくのか、お話はまだまだ続きそうでございますし、引き続き楽しみにしてまいりましょう。
…それにしましても、相変わらず芸人さんの扱いがひどい…いえ、あれはああいうネタでございますから問題ございませんけれども。


また、同時にこちらも読みましたので…。
アニメ化する?
□異国迷路のクロワーゼ(2)
■武田日向さま
 ○イラスト評価:★★★★★(4.5)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★☆☆☆☆(0.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

これは過日『スケッチブック』などとともに購入をしたもので、過去に既刊を読んでいるということもあり購入をしたものとなります。
コミックスとしては『ありかる』などと同じものとなります。
…こちらの作品はどうも7月からアニメ化するっぽいご様子がございまして、この巻が未読のままたまっていたことを思い出しましたので読んでみました。

内容としましては、19世紀後半ということでおそらくすでに明治維新は迎えているはずの日本の存在が世界に知られはじめた頃のお話…。
舞台は日本文化が一種の流行となっていたヨーロッパの中でもイギリスやプロイセンなどと並ぶ近代化著しいフランスの首都、パリ…そこの下町にある工芸店に単身働くことになった日本からやってきた少女、ユネ(湯音)さんの物語です。
…と、やはり例によって説明が以前読んだ第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、主要な登場人物の説明などはそちらをお読みくださいまし。

第2巻ではユネさんやクロード氏の過去が少しずつ明らかになってきたりとなりますけれど、やはりまずは基本的には19世紀後半なんてまだ日露戦争すら起こっていない昔ですので、一般の日本人がパリの下町にいるのが非常に珍しい様な状況ですから、そうした時代背景をふまえて読んでいくのが楽しいかと思います。
どこまで描写が正確なのかは調べる術は私にはございませんけれど、絵も非常に精緻に描かれている気がいたしますし…さすが、以前読んだ『狐とアトリ』や以前読んだ『やえかのカルテ』の作者さまでしょうか。
ただ、この作品は上の作品以上に百合は期待できないものかと思われます…何しろユネさんがご主人さまとお呼びする人はクロード氏という男ですし、ユネさんは彼を非常に慕っている模様ですから…。

イラストのほうはさすがにとてもよいものです。
百合的には上に書いたとおり…個人的にはユネさんとアリスさんというお嬢さまのお二人が一緒になればよいのにと思うのですけれど、そうはならないのでしょう…。
ともあれ、クロード氏が個人的にはあまり好きでないので内容評価を下げてしまいましたけれど、百合にこだわらない人が読めば内容評価5.0も夢ではない良作かと思います…アニメもこのクオリティが維持できればなかなかの良作になるのではないでしょうか(物語だけでなく、パリの街の雰囲気もしっかり出すことができれば…)
…でも、個人的には『やえかのカルテ』のほうをアニメ化したほうがよかった、なんて思ってしまったりもするのでございました(『やえか』は普通にアニメ化向きの作品なのでは、と読んだときに思いましたし)


また、同時にこちらも読みましたので…。
実写映画化する?
□武蔵野線の姉妹(3)
■ユキヲさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★☆☆(2.6)
 ○百合度評価:★★☆☆☆(1.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(2.5)

こちらは過日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ねこもころ』や『瞳のフォトグラフ』などと同じものとなっております。
こちらは来月新刊が発売予定となっているうえに、上の『異国迷路のクロワーゼ』を読みました際にそういえばまだ映像化のする作品で未読のものがあったはず、ということで思い出したこともありやや急いで読んでみました作品となります…けれどこの作品はアニメ化ではなく実写映画化ということになっているはずのものとなります。

内容としましては、一時期社会問題にもなったニートというものな姉妹を描いた物語、という感じでございましょうか。
と、以前読みました第2巻の感想と説明が同じとなってしまいましたけれども、やはりひかるさんは普通に働いておりますからこの説明は当てはまらないかもしれません。
でも蘭子さんは働いてはいらっしゃらずまた自らネオニート宣言をなさいましたから、少なくとも蘭子さんに関しましてはまだその様子…なのでございますけれども、この巻の最後で蘭子さんのもとに両親がやってきて仕事の手伝いを頼むとともにお見合いまで勧めてまいりましたし、どうなってしまわれるでしょうか。

お話のほうは、相変わらずどこか辛口な様な、私の読むコミックたちとは少々違った味のするコメディ作品となっております。
第2巻の終わりにございましたお話の続きからはじまりましたけれども、これはもう予想通りの展開でございましたので、ここで触れることではないでしょう。
あとは最後の、上で触れました両親のお話以外は皆さんの日常のお話となっているわけでございますけれども、蘭子さんの残念さが色々と際立つお話が多かったかも…いえ、そこが面白いわけでございますけれども。
また、番外編には実写映画化についてのお話も収録されておりましたけれども、ずいぶん自虐的…いえ、確かに私もこの作品が実写映画化すると目にしたときには「…え?」となってしまいましたけれども(何)

イラストは悪くございません。
百合的にはやはりない、はず…漫画家さんと男装の麗人がどうして同居していらっしゃるのかがやや気になりますけれども。
ともあれ、昨日は色々気づいた関係で一気に3冊も読んでしまいました…そのうちこの『武蔵野線の姉妹』と『異国迷路のクロワーゼ』は百合的にはない作品といっていいのですけれども、かといって某幸運の星や某皆三毛みたいに購入を切り捨ててしまおうと思うほど内容が微妙になっている作品でもございませんから、百合的にも内容的にも普通に面白い『あいたま』はもちろんこの2作品も引き続きコミックは購入していくことにいたしましょう。
…でも、さすがに『異国迷路のクロワーゼ』のアニメは観ませんし、ましては『武蔵野線の姉妹』の実写映画のほうはノータッチの方向で…この内容を実写映画化って、結構色々ときつい内容になりそうな気がしてしまうのでございますけれども、普通に大丈夫なのでございましょうか…。
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