
□孤独に効く百合
○イラスト評価:★★★★★(4.5)
○グラフィック評価:★★★☆☆(2.5)
○システム評価:★★★☆☆(2.5)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○音楽評価:★★★☆☆(2.5)
○難易度:☆☆☆☆☆(0.0)
○百合度評価:★★★★★(4.6)
○付加要素(おまけなど):★☆☆☆☆(1.0)
○総合評価:★★★★☆(3.5)
こちらは過日色々な同人誌とともに購入をしましたもので、百合と明記されていたことから購入をいたしましたものとなります。
こちらは同人誌とともに購入をしておりますことから解ります様に、PC専用の同人ゲームとなっております。
内容としましては、心に孤独を抱える二人の女の子の恋を描いた作品、となるでしょうか。
ジャンルはジャケットには「雰囲気百合ノベル」と描かれておりまして、ビジュアルノベルというものになるでしょうか…確かにイラストなどは背景となっていて画面全体を使って文章が書かれていきますから、ウィンドウ形式な以前最新作をしております『その花びらにくちづけを』シリーズや数多のギャルゲーよりは普通に小説を読み進めている印象でしたかも?
さらにいいましたら作中に選択肢は0でございまして完全な一本道…ですのでやはりビジュアルノベルという表現どおり、ゲームというよりは小説、でよろしいのかもしれません。
お話の主人公は紺野芙紗さんという高校生の女の子…上のタイトル画像で濃い髪をして抱きしめられているかたのほうでございます。
外見からちょっとクールな印象を受けますけれど生真面目なかたなのは確かで、中学生まではクラス委員をされていらしたそう…また、この作品では色々流されやすいかたでございましたでしょうか。
その様な芙紗さん、不登校生徒のお家にプリントなどを届けに行くことになったのでございますけれども、家人に案内されたその生徒さんのお部屋で、誰もいなくってまた眠気が襲ってきたこともありうたた寝をされてしまわれます。
そして、目が覚めるとなぜかそのお部屋の主に口づけをされていて…というのが、この物語のお相手の子との出会いでございました。
お相手となる子は饗庭セリさんといいまして、上でも触れました様に不登校の生徒でございます。
ただ、だからといいましてそう問題児でしたり暗かったりするわけではなく、かなり自由気ままで明るい性格…不登校なのはあまりに自分好みにしてしまった自分のお部屋から出たくない、というものでございました。
いきなり口づけをされた芙紗さんはもちろん混乱し、またその後も妙に人懐っこいセリさんに戸惑い、翻弄されますけれども、でも何だか気になる存在でございまして、その日だけでなく次の日、その次の日もセリさんに会いにやってきてしまうのでございました。
芙紗さんが二日め以降セリさんに会いにきてしまうのには彼女のことが気になる以外に、もう一つ理由がございまして、それが家庭の事情により芙紗さんは孤独でさみしい想いをしている、ということにございました。
どうやら妹さんの病気の関係で家にはいつも誰もおらず、さみしい想いをされていらしたみたい…ですので人恋しかった、というのもあったわけでございます(セリさんはスキンシップ過剰でございますし)
一方のセリさんも普段はとても明るくしておりますけれど、両親は常に家を空けておりときどきお手伝いさんが家にくる程度の模様でございますから、さみしい想いをしていたのは間違いなく…作品のタイトルどおり、孤独な二人が偶然に出会い、そして一緒にいる心地よさを知っていくわけでございます。
セリさんは一目惚れに近い状態だったみたいですけれども、芙紗さんは当初はただ戸惑うのみ、そして徐々に心を開き惹かれていくという感じでございましょうか…頻繁に口づけなどしておりますけれども。
一緒にいたいという想いに悩む場面も後半にはございますけれども、最終的には両想いになれまして、セリさんも一緒に学校へ行く…ということでめでたしめでたしで終わるのでございました。
キャラクターのほうは芙紗さんもセリさんもそれぞれによろしい感じのかたでございました。
お話のほうは、全体的に落ち着いた雰囲気がございましたかも…いえ、それはきっとイラストが端整なものであり音楽も落ち着いていて、また声がなかったためその様な印象が強かったのかもしれません。
…はい、こちらの作品は声は入っておりませんでした(ですので当然声優評価は除外してあります)
イラストはかなりよろしいものでございまして、立ち絵の感じとしましては以前完全版をしております『ソルフェージュ』の様な感じ、といえばよろしいでしょうか…この作品のイラストは以前読んでおります『南波と海鈴』の南方純さまが描かれていらっしゃいました。
グラフィックのほうは背景にいたしましても家具をぼかした程度のものとなっていて正直に言って評価のしようがないのでございますけれども、特に気にならなかったということで普通ということにいたしましょう。
システムのほうは一般的なものは一通り押さえておりまして問題ございません。
内容のほうは、登場人物もよろしく、またお話も百合的によろしいものでございました…選択肢などございませんので純粋にイラストつきの物語として楽しみましょう。
ちなみにボリュームはいかがでございましたでしょうか…普通に読み進めて2時間以上はかかるのではないでしょうか。
音楽のほうは全体的に落ち着いた感じ…物語の邪魔になったりせず、悪くございません。
難易度については選択肢が0なのでございますからただ読み進めるだけということで、全くございません。
百合的にはかなりよろしいものでしたかと思います…最終的には一緒にいるという誓いもたてましたし。
付加要素はアルバムモードがございましたので何もない、というわけではございません。
ともあれ、こちらは一応同人「ゲーム」ではございますけれども、物語のみを楽しむノベルとなっておりましたものの、お話、それにイラストも百合的にもよろしいものでございました…お二人のこれからが少し気になってしまうかもしれません。
…それにしましても、南方純さまとは懐かしい…『百合姫/百合姫S』の両方に掲載されていた時期があったこともあり、以前読みました『ゆるゆり』が登場するまでは『南波と海鈴』がの看板作品になっていたというイメージもあったりするかも?(その『ゆるゆり』の作中で『南波と海鈴』のコミックが出てきたりもしておりましたし/何)
今後のゲームの進行予定でございますけれども、今まで水を貯めては売り続けておりました『メルルのアトリエ』のほうをいよいよ進行すべきでございましょうか…一応100,000コール貯まっておりまして目標は達成しているのでございますけれども、いまいちやる気が起きません…(水のみで100,000コール貯めてしまい達成感を感じてしまいましたし…/何)
それに、昨日からしばらくお仕事のほうが忙しくなってまいりまして、やはりまずはコミックを1日1冊は読むことを優先したいですし、それに近日中に何とか進めておきたい事象もございまして、ゲームのほうは以前1周めをしております、とっても大好きなあのかたもしていらした『マイソロ3』のガンマンなティナさんによる2周め以上のものはできそうにございません。
…そのお仕事のほうはしばらくはいつもより忙しい状態が続きますけれども、そうはいいましても21時までには帰ってこれるはずでございますので、諸々のお返事は遅くなるかもしれませんものの、例の場所へは問題なく行けるかと思いますので、もしもお相手をしてくださる場合はご心配なさらないでくださいまし、でございます。
と、もう一度クリアしている『マイソロ3』をする時間があるのならばそれをやめて『メルル』をすればいい、となるかもしれませんけれども、『マイソロ3』はやはり面白くて止められないのでございます…この勢いでございますと3周めもすることになるかもしれません(そうなると2周めを聖騎士、3周めをガンマンにすればよかったです…ガンマンは鳥系の敵以外に対して恐ろしいほどの使い勝手の良さを発揮いたしますから、他の職業にしました際にその使い勝手の落差につらくなりそう…/何)
その『マイソロ3』、先日までに2周めもクリア後に仲間になります二人のカノンノさん以外は全員仲間になりました…やはり最後に仲間になるのはシェリアさんでございました。
2周めはレベル上げをしなくても主人公なティナさんのレベルが結構はやく上がっていきますのでさくさく先へ進められるのでございますけれども、現在は山の頂上ルートで蜂を相手に有用な強化アイテムでございます針を得るために、色々なキャラを使用してのレベル上げも兼ねて戦っております…他のメンバーはレベル70を越えると自動レベルアップがなくなって戦闘に参加させないと上がらなくなってしまいますし、それにメインで使っていない皆さんもいいかたばかりでございますから、せっかくでございますのでここで使ってみようかな、って…。
その際のパーティは2周めのメインメンバーなマルタさん+リタさん+誰かorシェリアさん+誰か+誰かにしております…基本は前者なのでございますけれども、1周めのメインメンバーでしたためにもうすでにレベル247なシェリアさんもとてもよろしいキャラクターでございますのでときどき使ってみたくなりまして、その際には後者にしているのでございます(同じく1周めのメインメンバーでございましたエステルさんはすでに最大レベルな250で戦闘回数も9999回ですのでさすがに使えません…ノーマさんはレベル230でございますのでまだ大丈夫です)
さらにシェリアさんをパーティに加えた場合、自分の操作するキャラをシェリアさんにしております…いえ、山に出てくる鳥が相手ですとガンマンでは少々相性が悪く、対してシェリアさんですとかなり戦いやすいものでして…。
このシェリアさん、キャラクターとしましてもとても素晴らしいのでございますけれども、戦闘要員としましても技、術ともにかなり使いやすくって秘奥義もよろしい感じでして、並の剣士などよりずっと使いやすく、もしかすると(詠唱時間を最短にした術師を除けば)一番使いやすいキャラな気もいたします(だからこそ仲間になるのが一番最後でございました…?)
シェリアさんの様な素敵なお姉さまを操作するのも楽しく、彼女を主人公にしたいくらいになってまいります。
…現時点で、『マイソロ3』で一番好きなキャラはエステルさんとシェリアさんが完全に並んでいる、という状態でございましょうか(戦闘時の使いやすさでございましたら確実にシェリアさんでございますけれども、エステルさんは防御力がとても高い…ちなみに数ある秘奥義で一番好きなのはノーマさんのものでございましょうか)
長々とゲームの話となりましたので、この機会に今後のゲームの購入予定についても書き記しておきましょう。
一応、今後の予定といたしましてはまずは9月29日発売予定のPSPソフト『白衣性恋愛症候群』は購入確定でございます…こちらは以前完全版をしております『ソルフェージュ』のスタッフが制作しているという、ほぼ百合確定な作品でございますので見逃せません。
次は10月13日発売予定のPSPソフト『白銀のカルと蒼空の女王』もほぼ購入確定でございましょうか…こちらは『トリスティア/ネオスフィア』と同じ世界を舞台にした作品でございまして、その世界観の作品といえば以前購入をしております『アマネカ』はゲームシステムにかなり難がございましたためにクリアを放棄してしまったのでございますけれども、こちらはエリンシエさまも出ますし(それは関係ない?)そういうことはないと信じましょう。
あとは12月発売予定なPSPソフトな『なのは』の新作をどうしようか、こちらは検討中…いえ、以前購入しております第1作も結局ほとんど手をつけておりませんし、格闘ゲームは私には敷居が高くって…。
以前第3作をしております『ととモノ。』が3DSという目に悪くて現状購入予定のない機種で出るそうなもののこちらはその様な機種であるということもありよほどよい評判でない限りは見送りそうでございますので、現状ではこのPSPの作品3つが購入予定のあるもの、となるでしょうか(やっぱり最近のメインはPSPになっており…もう1年以上そうなっているかもしれません)
その他、あのかたが百合かもとお教えくださった、そして廉価版が今月、第2作が来月に出るらしいPS3の超次元なゲイムがあるのでございますけれども、これっていかがなものなのでございましょう…どの様なものなのか、全くイメージがつきませんけれども…(よほどいいものでございましたら購入を検討いたしますけれども、そうでなければ下で触れますもののほうを購入してこちらは見送り…?)
…なるほど、『アマネカ』は『ソルフェージュ』と同じ工画堂スタジオさま制作な作品繋がりということで同じソフマップというところの通販で購入をしておりましたっけ…では同じく工画堂スタジオさま制作な『白衣性恋愛症候群』『白銀のカル』もそちらで注文してしまうのもあり、かも?
あと、今は『メルル』などでお金に余裕がないのでございますけれど、近日中にあのかたからお勧めされました作品を購入予定(資金やプレイ時間のこともありまずは一番気になりました1つで…)…こちらは百合ではないのでございますけれども、私も昔はものすごくたくさんしてきたジャンルの作品でございますし、それに例のシリーズが最近新作ゲームを出してくださらないこともございましてああいった雰囲気なイラストのかわいい女の子に飢えているということもございますので、よろしゅうございますよね…?(何/さすがに百合でない年齢制限ありなものは敷居が高すぎますので、昔同様に家庭用ゲーム機のもの、となりますけれども)
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