□ストライクウィッチーズ零 1937 扶桑海事変(1)
■にんげんさま(漫画)/島田フミカネ&Project Kagonishさま(原作)
○イラスト評価:★★★★☆(4.0)
○内容評価:★★★★☆(4.0)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★★☆(3.7)
こちらは過日『ゆるゆり』などとともに購入をいたしましたもので、色々と気になりましたことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスといたしましては『ありかる』や『なのはViVid』などと同じものとなります。
こちらは以前第2期のアニメを観ておりましたり以前ゲームをしておりましたりと色々なもので展開されております『ストライクウィッチーズ』のコミカライズ版の1つとなっております。
作者のかたは以前読みました1冊めの『スト魔女』なコミックアラカルトに参加されていらしたかたとなります。
内容としましては、ネウロイと呼ばれる存在と戦うウィッチと呼ばれる魔法少女たちの戦いを描いた作品となります。
上で触れましたアニメの『スト魔女』は1940年代、第2次ネウロイ大戦と呼ばれる、現実世界における第2次世界大戦に相当する時代の戦いを描いたものでございますけれども、こちらはその前…かといいまして1910年代にあったらしい第1次ネウロイ大戦ほど古くはない、タイトルにございます様に1937年にありました戦いを描いております。
こちらはどうやら現実世界におけるロシア内陸部にネウロイが出現、大日本帝国に相当する扶桑皇国がそれと戦うというもの…現実世界の満州、あるいは支那事変に相当する戦いでございますので、その戦いは「扶桑海事変」と呼ばれることになったわけでございます。
ちなみに扶桑皇国は大日本帝国とは多少違いかの半島はごく一部を除いて治めていない模様で、その半島を含む大陸は地図には「荒漠地域」と書かれた扱いのよく解らない場所になっております(ちなみにウラジオストクは扶桑皇国領…)
と、背景はその様な、アニメ版ではてっきり平和に見えた極東の扶桑皇国もかつてネウロイと戦っていたというもので、こちらの作品の主人公は坂本美緒さんでございます。
アニメ版ではリーダーシップを発揮していることでおなじみの彼女でございますけれども、この作品ではまだ12歳でございまして、まだ自分の力も信じることのできない、年齢相応の幼さを残した子…将来を先に見ている身としましては新鮮でございます。
その様な美緒さんの同期生といたしまして以前しておりますDS版ゲームの主人公でございました竹井醇子さんも登場いたしましたりいたしますけれど、こちらももちろんまだ幼く、それに美緒さんに懐いていらっしゃるご様子で微笑ましいかたでございます。
その他、そのお二人の同期生といたしまして若本徹子さんという元気のいいかたがいらしたり、その彼女たちの上官といたしまして北郷章香少佐などいらっしゃいますけれど、この少佐さんは成長された美緒さんに似ていらっしゃるかもしれません。
お話はその様な皆さんが大陸に現れたネウロイを鎮圧すべく、陸軍の航空隊とともに裏塩へ赴き戦いを繰り広げる、というもの…。
もちろんこの頃の美緒さんや醇子さんはかなりのひよっこでございますけれど、その成長振りを描いていくというのもこの作品での主眼の一つでございましょう。
登場人物も色々なかたが出てまいりましたけれど、ちょっと気になりましたのは美緒さんと同じく魔眼を持つ、カールスラントより観戦武官としてやってきていたアドルフィーネ・ガランド大尉…これはモデルはやはりあのかたでございましょう(何)
その他、連合艦隊司令長官は古田善一中将…現実世界でのこの頃の連合艦隊司令長官となりますと吉田善吾中将でございますのでそちらがモデルかと思われますけれど、海外の軍人はパットン将軍など実名で出されておりますし、ウィッチも名字はモデルになったパイロットと同じになっておりますのに、どうして日本人だけ名前を微妙にいじってしまっているのでございましょう(名字くらいモデルにした人と同じにしてもよいのでは、と思うのですが…)
また、巻末には陸軍側のウィッチの一人でございます穴拭智子さんによるおまけ4コマが展開されております。
イラストはよきものでございます。
百合的にはいかがでございましょう、アニメ版の『スト魔女』と同じくらいでございましょうか。
ともあれ、予告からいたしまして本格的な戦いは次巻になる模様でございますけれど、若かりし頃の美緒さんや醇子さんが見られるというだけでも興味深いものでございますし、続きを楽しみにしておきましょう。
とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたにお勧めをしていただきました『スズノネセブン!』のほうは昨日ものんびり4周めを進行…幸村さんの課題のヒントを得るために真さんとともに静穂さんの研究所に行って色々お話を聞きますけれど、やはりこちらのルートでもシズホドライブは健在でございまして、もしかいたしますとこのルートでも仁乃さんルート同様に人類の技術が一歩先へ進みます?(何)
静穂さんはその「シズホドライブ」という名称がとても嫌なご様子でございまして、その後に彼女が開発するものははやめに名称をつけているご様子…?
それはともかく魔力電池のほうもさらに一歩技術が進みまして、幸村さんの課題にも応用できそうな状態みたい…さっそくそれに関する設計などを幸村さんははじめられましたけれど、どうなりますでしょう…?
…ちなみに、真さんは静穂さんの助手をするとともに何かを作ることになっているみたいですけれど、それは学園長サイドから流れてきたものみたいで、幸村さんや静穂さんなどは眉をしかめてしまう様な代物みたい…?
その様にようやく幸村さんの課題も少しずつ前進してまいりましたけれど、一方でまわりのかたがた…特に真さんとすみれさんが好きな人はいないのか、といったことをたずねてまいりました。
今のところ、幸村さんと美奈都さんがお互いをどれほど意識していらっしゃるかは、まだちょっと測れないところがございますでしょうか…多少の意識はしていらっしゃるご様子でございますけれど、このお二人は元から距離はものすごく近いかたでございましたから…。
と、真さんが幸村さんに真意を問いかけた場所は合宿所だったのでございますけれど、間仕切り越しに莉里さんを除くセブンの皆さんが盗聴しようとされておりまして、それがばれますとさすがに今回は真さんが強気に出ることができまして間仕切りの撤去に成功されたのでございました。
いつも皆さんにぼこぼこに言われてやられてばかりいらした真さんが珍しくその皆さん、特に柚子里さんを打ち負かすことができたシーンでございまして、その意外性もありなかなか面白いものでございました。
あとは、図書室でお互いの課題を進める幸村さんと美奈都さんでございますけれど、ずっと彼が気になっていたこと…つまり美奈都さんが魔法を信じすぎることについて注意をされたりして少し険悪な空気が流れてまいりましたけれど、確かに美奈都さんの思考にはかなり危ういところがございまして、この先どうなってしまいますか…。
ただでさえ美奈都さんは魔法犯罪という過去に自分も被害にあった、魔法の負の部分が見えてしまうものの調査をしていらっしゃることもあり、気持ちを我慢しているのではないか…そういう心配をされたこともございまして、幸村さんは美奈都さんを日曜日に遊園地デートに誘ってあげたのでございました。
昨日はこれで終了でございましたけれど、遊園地…柚子里さんルートでも行った際にはその後に関係がかなり進展した記憶がございますし、こちらではどうなるでしょう。
…それにいたしましても、これまでのお話でも散々皆さんに言われていることながら、幸村さんはあらゆる感情がすぐに表情に出てしまう解りやすいかたみたい…そういうツッコミを受ける様な状態の際にどういう表情をしているのか、少し気になってしまうのでございますけれど…(イベント絵で表情が見えることはございますけれど、だいたい普通の顔か笑顔でございますから…っと、柚子里さんと魔法の練習をしているシーンなどでは解りやすい表情をしていらしたかも?/何)
同じくあのかたにお勧めをしていただいて以前1周めをしております『マイソロ3』はのんびり2周め、ティナさんでガンマンに続いてティナさんの本来の職業である魔法少女…魔術師を極めていたのでございますけれども、経験値アップのものを色々つけておきますと(称号で+100%、クエストで+15%など…)かなり経験値が増えましてレベルの上昇もはやく、最大レベルの250とすることができました(同じタイミングでマルタさんも250となりました)
これで魔術師は終了なのでございますけれども、この職業はおそらく戦力といたしましては最強の職業でございまして、またレディアント装備も強化版のほうは(帽子以外は)かなりよい、剣士と同じくらいといっていいくらいよいデザインでございましたので、かなり名残惜しい職業でございました…。
…魔術師について、以前は秘奥義に関しましては微妙という印象だったのでございますけれど、ほぼ全体攻撃で複数回ダメージもあり、こちらもかなり性能のよいものでございます(でもジーニアスさんと一緒、というのはちょっと微妙…いえ、剣士のものもクレスさんと同じでございますし、狩人も下で触れます様に…/何)
次はやはりティナさんの本来の職業でございます弓使い…狩人にいたしまして、上記の様に経験値を増やす努力をした上でレベル上げでございます。
決定力のあるガンマン、魔術師と続けてきまして狩人にすると戦闘が苦しく感じられるのでは、という不安がございまして、その不安はある程度的中…エクスプロードバレットの様な強力な技がないのですから仕方ございません。
それに、その他の仕様につきましても通常攻撃の反応がやや遅かったりと全体的に劣化ガンマンな感じ…って、ガンマンが狩人の発展形でございましたっけ。
そうはいいましても戦えないというわけではなくって、普通には戦うことができますから大丈夫…ガンマンと魔術師が楽すぎただけでございましょう。
狩人の秘奥義はガンマンと同程度の範囲攻撃でそう使い勝手は悪くございません…ちなみにナナリーさんと全く同じでございまして、演出はちょっと違いますもののチェルシーさんとも技の名前は同じで、弓使いの基本秘奥義?(ナタリアさんやうさんくさいおっさんなど他の弓使いは違いますけれど、チェスターさんのものは名前は違うもののほぼ同じ効果かも?)
…ちなみに、レディアント装備はティナさんのイメージに合うかどうかというのは別といたしまして、デザイン自体は(また帽子以外は/何)悪くないものでございましょうか(ただ、色使いはこの写真の強化版より通常版のほうがよろしゅうございました…)
それにいたしましても、やはりヒスイさんが『スズノネ』の真さんに印象がかぶります…いえ、ヒスイさんはそこまでおバカというわけではないのでございますけれど、妹バカなところが…?(妹バカ度ではヒスイさんのほうが上っぽいでしょうか)
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