2011年08月22日

乙女×精神

先日読みましたコミックの感想です。
頂上決戦が…
□はやて×ブレード(14)
■林家志弦さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★★(5.0)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.5)
 ○総合評価:★★★★★(4.5)

こちらは先日『ふ〜ふ』などとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては『R.O.D』と同じものとなります…つまりあまりなじみのないコミックスということになるでしょうか。
作者のかたは以前読みました『ストロベリーシェイクSweet』などでおなじみな林家志弦さまとなります。

内容としましては、女だらけの剣劇コメディ…攻めるも乙女、受けるも乙女ということで(どういうことで?)、天地学園という少し特殊な学校に剣技特待生として通う女の子たちの物語となります。
と、説明がやはり以前読みました第13巻の感想と同じとなってしまいましたので、細かい説明は省略をいたします。
この第14巻では物語の大きな転機となりえる一大事象を描いております…つまりひつぎさまと静久さん対玲さんと紗枝さんの頂上決戦でございます。
いつかこの戦いが起こると思っていた、けれど個人的にはその様な日はこなければいいとも思っていて、この第14巻が発売延期になったときには正直に言いますとちょっとほっとしていたところもあったのでございますけれど、ついにこの戦いがはじまり、そして結末を迎えるときがやってきてしまいました。
どちらが勝っても何か大きなものが失われかねない戦いでございまして、それが…このおバカな世界が続けばよいのにと感じている身としてはさみしく感じられたのでございましょう(ですので先日の『ふ〜ふ』のほうを先に読んだのでございました…/何)

お話のほうは上で触れました様に頂上決戦の模様を決着まで描いております…そう、この巻でこの戦いは決着を迎えるわけでございますけれど、丸々1冊使って決着まで書いておりますからボリュームとしては十分でございます。
でもここまで激しく真剣な戦いはこれまで以上のものを感じさせてくださり、それが終わるのはやっぱりちょっとさみしくも感じられるのでございました…。
その戦いの中、ひつぎさまたち、玲さんたちそれぞれの回想も見ることができて、天地学園創設のお話やひつぎさまの足の秘密などが解ってまいります…やはりひつぎさまは個人的にはこの作品の登場人物でもかなり好きなかたでございます。

戦いの結末はひつぎさまが勝利を収めたのでございますけれども、でもかのかたは玲さんの望みである天地学園の権利書を渡されてしまいました。
玲さんはそれを神門家の当主に渡せば女性ながら次の当主になることができるそうで、そうなれば玲さん、それに試合途中でこの作品唯一かもしれない嫌なキャラである玲さんの兄に連れ去られてしまった紗枝さんの運命も変えられるのでございましょうか…その結末は次巻となる模様です。
ともあれ権利書を渡してしまえば天地学園は存続できない…天地学園創設の由来を知った身としては渡してもらいたくなかったのでございますけれど、ひつぎさまの性格では仕方のないことでございましょうか。
そのひつぎさまはあくまで明るく、天地学園引越しを発表されました…学園自体は存続できるみたいでございますけれど、こちらもどうなっていくでしょうか。

番外編は学園を卒業された柳生真さんの就職活動…確かに剣のみに生きてきた彼女に就職活動はかなり厳しいものがある模様…。
真さんもとても好きなかたでございますし、それに同じくとても好きなかたでございますみずちさんとのお話でございましたのでよろしいものでございました。
…というより、この作品の登場人物は本当に好きなかただらけ…それだけにあの玲さんの兄だけ浮きすぎです(何)

イラストは悪くございません。
百合的にはこの巻は完全な戦いのお話でしたながら、その中に見えるひつぎさまと静久さん、玲さんと紗枝さん、さらには他の皆さんの絆がよろしいものでございました。
ともあれ、一つの戦いが終わってしまいそれはさみしいことでございますけれど、物語はまだ続きますし、それを楽しみにいたしましょう…その次巻は11月18日発売予定みたいながらどうやら同人誌つきの特装版も出るみたいでございます。
今回の『はやて×ブレード』、それに先日の『ふ〜ふ』と、個人的には大満足のレベルな作品でございまして、この様な作品を同時に忘れず購入できたことは幸せなことでございます。
…ちなみに今日の日誌のタイトルは帯から取ったのでございますけれど、これに似たタイトルをどこかで見たことがある様な…以前購入しております『乙女×乱舞』でございますか(まだ読めておりませんが…)


とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたにお勧めをしていただけました『スズノネセブン!』のほうは昨日ものんびり6周めを進行…昨日は早朝に一人でお掃除を頑張るトアさんのもとに皆さんが自主的にやってきてお掃除を一緒にされるという素敵なシーンにはじまり、仁乃さんがトアさんとすみれさんの関係を心配されたり、真夜さんに街を案内してあげたり、要先生がトアさんを心の友と認定されるに至るところまでいたしました。
昨日は歓迎パーティ当日の朝を迎えたところで終えたわけで、まだトアさんと真夜さんのお二人のルートの分岐点にも至っておらず、それらのイベントも5周めで見たものとなるわけでございますけれども、でもやっぱりよきものでございます。

6周めは真夜さんルートへ進行するということで、5周めではトアさんの魅力に心奪われあまり注視しなかった彼女についてちょっともう少しちゃんと見てみます。
根っこは要先生と同類とはいいますけれど、会話を見ておりますとやっぱり基本的には静穂さんの様な穏やかで素敵な女性でございます…いえ、要先生は要先生でとても素敵なかたで大好きでございますよ?
私が全ゲーム作品で一番好きなキャラは今でも以前廉価版をしております『アオイシロ』の綾代さんでございますし、長い髪で穏やかな女性というものもよろしいものでございます。
…アニメに目を移しますと『なのは』のティアナさんや『まどか』の杏子さんといったツンデレ気味でかっこよいかたがたに特に惹かれておりましたりと好みに統一性がない様に思われるかもしれませんけれども、どの様なタイプのかたであれ素敵なかたはやっぱり素敵で惹かれてしまう、ということでよろしゅうございますよね?(以前コミカライズ版を読んでおります『Candy boy』の雪乃さんも大好きですけれど、彼女は静穂さんや真夜さんタイプに…なります?/何)
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