2011年08月24日

はつめちゃんは、100%のひらめきと0%の努力で何とかなる。

先日読みましたコミックの感想です。
独特な雰囲気の…
□ひらめきはつめちゃん(2)
■大沖さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★★★☆(4.4)
 ○百合度評価:★☆☆☆☆(0.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日色々なものとともに購入をいたしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスといたしましては『スケッチブック』や『あまんちゅ!』『バナナのナナ』などと同じものとなります。
この作品の作者のかたは以前読みました『はるみねーしょん』を描かれた大沖さまで、また以前同人誌の総集編を読んでおりますサークル【ダイオキシン】さまともなっております。

内容としましては、小学1年生の天才少女、平目木はつめちゃんと周囲のかたがたを描いた4コマとなります…けれど、ときどき4コマでないお話も出てまいります。
と、説明がやはり以前読みました第1巻の感想と同じとなってしまいましたので、登場人物の紹介などは省略をいたします。
この巻でもその第1巻同様にはつめちゃんと「はこ」が巻き起こす愉快な日常を、かなりシュールな雰囲気で描いております。
完全にコメディなお話でございますしネタ系の作品でございますから特にストーリーについて触れるべきことはないのでございますけれど、そのあたりはよい意味で第1巻と同じといったところ…つまり笑える、という意味でとても面白い作品でございました。
登場人物も男女問わず皆さんよい感じを出しております…個人的に特にいい味を出していらっしゃると思うのははつめちゃんの父親でございましょうか。
職業は発明家なのでございますけれど、はつめちゃんの「はこ」がいつもそのさらに上を行くという、ちょっとかわいそうな感じ…でもいい父親でございます。

イラストは普通でございますけれど、この作品の雰囲気を出すためにこの様な独特で特徴のあるイラストにしているのでございましょう。
百合的にはないのでございますけれど、この作品はそういうことを気にせずその愉快さを楽しめばよい作品でございますからこれでよろしいと思います。
ともあれ、こちらはとても面白くよい作品でございました…私の持っている作品で笑えるという意味でここまで愉快な作品は他に以前読みました『スケッチブック』がございますけれど、独特でシュールな雰囲気など以前読みました『キルミーベイベー』のほうがより近しく感じられるでしょうか。
…ちなみにその『キルミーベイベー』はアニメ化するみたいなのでございますけれど、どうなりますでしょう…(無駄に登場人物を増やす様なことはしていただきたくないものでございます)


また、同時にこちらも読みましたので…。
これはちょっと…
□くすりのマジョラム(1)
■鈴城芹さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.5)
 ○内容評価:★★☆☆☆(1.8)
 ○百合度評価:★☆☆☆☆(1.0)
 ○総合評価:★★☆☆☆(1.8)

こちらは過日『GA』なゲームなどとともに購入をしましたもので、何となく購入をしてみましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。
…来月に第2巻が出るということで、やや急いで読んでみました(何)

内容としましては、魔法の薬を作れる薬剤師さんと周囲のかたがたを描いた4コマとなります。
主人公の馬放ラムさんは26歳ながらちみっこで小学生に間違えられる様なかたなのでございますけれど、欧州へ滞在した際にその地の魔女さんに魔法を習いまして、実家が薬局だということもありその薬局で魔法の薬を提供しはじめたわけでございます。
といいましてもかなりひっそりとやっておりまして、魔法の薬のこともこの作品の登場人物たちくらいしか知らないでしょうか。

この作品、普通の薬局なのに魔法の薬があったりと、そういうところは面白いかなと思ったのでございますけれど、その他の面があまりに私に合わないものでございました…。
まず微妙なネタ(俗に言う下ネタ)があまりに多く不快な気持ちとなってしまいます…人によってはそういうネタが好きな人もいるのかもしれませんけれど、少なくとも私はそういうものについては嫌いで不快な気持ちしか浮かばないのでございます…。
それに、ことあるごとに男キャラとメインの女キャラをひっつけようとする周囲の動きに辟易…それらがダメで、私にはこの作品はすっきりとした気持ちで読むことができませんでした…。

イラストのほうは普通でございます。
百合的にはない、かと…百合な要素をネタとして使ったうえで否定をする、という流れは見られますけれど、それでございましたら全くないほうがまだよろしゅうございます。
ともあれ、これは私が過去に読みましたきらら系の作品でもかなり外れと言えてしまう、個人的には全く合わない作品でございました…良化するとも思えませんので、第2巻は購入いたしません。
…となると9月は以前アサミーナさんとかなさまの放送で触れました様にきらら系コミックが少々さみしいことになりますけれど、仕方のないところでございましょうか。


とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたにお勧めをしていただけました『スズノネセブン!』のほうは昨日ものんびり6周めを進行…一時は課題達成への道のりが見えたかと思われた幸村さんでございますけれど、それもちょっと詰まってしまわれたみたいでございます。
そこでスズノネにはない知識を持っているトアさんか真夜さんかのどちらかに相談をしたいところみたいですけれど、トアさんは自分に与えられた課題について精力的に動き回っているため相談しづらく、真夜さんは要先生と同い年な立派な大人でしかもエージェントであるためその様な人に相談してもいいのかというところがあるみたいでございました。
ここで幸村さんがセブン以外の人に協力を仰いでもいいのか、といったことを考えておられましたけれど、それは要先生から受けたはじめの説明でも何ら問題なかったはず…ルートによっては静穂さんに協力をしてもらったりもしておりますし、相談だけでしたら桃子さんにもしておりますから。
そういえば、こちらではトアさんは幸村さんの協力なしで課題を進められるみたいでございますけれど、与えられた課題はやはり謎の箱なのでございましょうか…?

ともあれ、そうしたことで悩んでいる幸村さんに、真夜さんのほうから課題に協力させてもらいたいという提案がございました。
昨日進めたシーン全てでいえることなのでございますけれど、真夜さんは不思議になってしまうほど幸村さんに協力的で、かなり真摯な態度で接してくださっております…まさかこの時点で彼のことが好きになっているなんてことはさすがにないと思いますし、要先生の言葉などから過去に何か理由が隠されていそう…?(でもこの時点でも幸村さんに多少惹かれている、という雰囲気はございますけれど、唇の火傷を治してくださったシーンなど、彼女はそういうことにかなり無頓着な印象がございます)
要先生からも許可をもらい、真夜さんに協力してもらい課題を進めることになった幸村さん…さっそくその日の夜から、彼女の使う魔法を見せてもらったりさせていただけました。
…そういえば、その後の合宿所のイベントによりますと、真夜さんの料理の腕はかなり壊滅的の模様…でも、トアさんも彼女のルートによるとそれほどでもなかったのではございませんでしたっけ…(でもお二人がいらしてすぐの段階でお二人がお食事を作ってくださったりもしておりましたっけ…)

翌朝は、課題の協力をしてくださることになった真夜さんへお礼の意味を込めて、幸村さんが彼女にお弁当を作って差し上げることになりました。
真夜さんは以前完全版をしております『ソルフェージュ』のちほさまの如く大量にお食事をされるかたでございますから、お礼はそれが最適となったみたい…。
お昼にそれをお渡しするともちろんとても喜んでくださいましたけれど、同時にお礼なんて気にしなくても、といったことを言われました…これはトアさんが彼女のルートで幸村さんに何かお礼をしたいというものの彼は気にしなくてもいい、とおっしゃられたのと同じ展開で、やっぱり彼も自分のことになると遠慮しがちのいい人だということが解ります。
放課後は真夜さんと一緒に図書館へ行って桃子さんに課題の助言を得にいくのでございますけれど、お会いしました桃子さんが真夜さんを見て何か引っかかったご様子…?

と、昨日は桃子さんへ質問をしたちょうどそこで終了をいたしました。
いえ、何だかとっても中途半端なところで終わっていると自分でも思うのですけれど、こちらの作品はお話が一段落つくごとにシーン切替画面(アイキャッチ?)が入りまして、時間のほうがちょうどきたあたりでそれが入ったところでその日の進行を終えることにしているのでございますけれど、昨日はそろそろ終えようという時間に、なぜかその様な中途半端なところでシーンが切り替わりましたので…。
しかも次のお話はそのまま桃子さんへ質問をされるシーン、つまり普通に続きみたい…どうしてこの様なところでシーンが切り替わりましたのか、かなり不思議かもしれません。
ともあれ、真夜さんはちょっと静穂さんにかぶってしまうところもありますものの、ルートのあるキャラの中では唯一の大人の女性、しかも穏やかなお姉さまタイプでございましてなかなか新鮮な感じでございます…それに課題のほうもどうやらトアさんルートなどとは違いかなり正攻法でクリアしようとされるみたいでございますし、どうなるかのんびり見守ってまいりましょう。
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