2011年08月29日

LyricalMagicすとらいかーず

先日読みましたコミックの感想です。
まだまだ続く…?
□LyricalMagicすとらいかーず 1st⇒5th
■サークル【ryu-minBS】さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日色々な同人誌とともに購入をしましたもので、色々と気になりましたことから購入をしましたものとなります。
同人誌とともに購入をしておりますことからも解ります様に、こちらは以前読んでおります『今度は、騙されない』などと同様にコミックサイズながら同人誌となっておりまして、夏のイベントにて出ましたものとなっております。

内容としましては、『なのは』の二次創作作品…このサークル【ryu-minBS】さまが過去に出された同人誌のうち『StrikerS』を舞台に描かれた作品を収録した総集編となります。
そのサークル【ryu-minBS】さまについて、以前購入いたしましたサークル【ぱるくす】さまとの合同誌はともかく、以前は普通に同人誌を購入しておりました様に、このサークルさまはかつてはお気に入りサークルさまに含めておりました。
どうしてそれを購入しなくなったのかといえば、内容が微妙になったわけではなくって、あまりに数を出されますので金銭的な問題から…でもそれ以来ももし総集編を出してくだされば購入しようと思っておりまして、今回ついにその機会がやってきたわけでございます。

と、前置きが長くなりましたけれども、お話は『StrikerS』のアニメ本編のストーリーをコメディ調になぞっていっているものとなっております。
ときどき私にはよく解らない伏せ字が出てくるのですけれど、おそらく何かのアニメやゲームのねたを盛り込んでいらっしゃるご様子…『ファイナルファンタジー』は5のみしたことがございましたので、キャロさんに関するネタは多少理解できました。
登場人物の皆さんはこの手の二次創作作品にありがちな様にいずれもアニメ本編では見られなかった性格付けがされております。
まず、この作品で一番目立っていらっしゃる、主人公といってよろしいかと思いますスバルさん…熱血タイプのちょっとおバカなタイプでございますけれど、ここまででしたらアニメ本編ともそう違わないでしょうか(何)
でもこの作品のスバルさんは「魔法少女王になる」という大きな野望を抱いておりまして、日々その夢のために突き進んでいるのでございました…なのはさんのことを現役の魔法少女王だと思っているご様子で尊敬していらっしゃいます。
そのスバルさんの相棒といえば言うまでもなくティアナさん…この作品ではスバティアカップリング色はちょっと薄めであまりラブラブ要素は見られないのでございますけれど、それでももちろんお二人はよき関係でございます。
ティアナさんはアリサさんを越えるかもしれないツッコミの逸材という位置づけ…また、一時のハプニングからルーテシアさんあたりには「ティアにゃん」と呼ばれてしまっております(ルーテシアさんは同時にスバルさんのことを「魔法少女王」と認識していらっしゃいます)

その他のかたがた…なのはさんは比較的まともなかたでございまして、フェイトさんへの態度も割と淡白でございます。
一方のフェイトさんはなのはさん一筋でございましてなのはさんのことになりますと暴走しがち…二次創作作品でフェイトさんは『まどか』のほむらさんと並んでその様なキャラにされることが多いイメージがございます?(逆のパターン、つまりなのはさんやまどかさんのみが暴走する、というのは見たことがないかも…?)
はやてさんやヴォルケンリッターの皆さんはほぼイメージどおりなのではないでしょうか…ザフィーラさんは例によってほぼ出番はございませんけれども(シャマルさんは単独コーナーを持っております)
キャロさんはゲーム『ファイナルファンタジー』が大好きでバハムート召喚のできる召喚師を目指していらっしゃいます…ただし『FF』でお好きなのは4〜6のみらしくその他のシリーズは認めておらず、特に10に対しては召喚獣の扱いなどからかなり敵意を抱いていらっしゃるご様子?
エリオくんは特に特徴のない存在とされますけれどキャロさんへのフラグ立ての名人のご様子、ギンガさんはスバルさん大好きで彼女のことになると暴走しがちというフェイトさんの様な感じ、ヴィヴィオさんはとてもしっかりしたいい子…と、この様な感じでございます。
後の皆さんは稀に登場することもございますけれど、ほとんど出てこないといえるでしょう…ルーテシアさんやナンバーズの皆さんの本格的な出番は次巻となりそうです。

お話のほうは上でも触れましたとおり…『StrikerS』のストーリーを追っているのでございますけれども、この巻では完結しておりません。
2007年にはじまったらしいこの『LyricalMagicすとらいかーず』シリーズでございますけれど、現在12冊ほど出ているといい、あとがきの雰囲気ではそちらのほうもまだ完結していらっしゃらないご様子…これは、総集編その2が出るのを楽しみにお待ちするしかないでしょうか。

イラストはかなり独特なもの…はじめて読みました頃にはキャラの見分けがなかなかつきませんでしたっけ。
百合的にはフェイトさんのなのはさんへの暴走っぷり、でございましょう…スバティア分はそれほど強くはございませんけれども、でもないこともございません。
ともあれ、なかなか独特な雰囲気を放つ作品なのでございますけれど、面白いのは間違いございません…総集編が出てくださりこうして手にする機会ができて嬉しゅうございますし、続きも出してくださることを願います。


とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたにお勧めをしていただけました『スズノネセブン!』のほうは昨日ものんびり6周めを進行…朝、幸村さんが真夜さんにお料理を教えて差し上げているところからはじまりましたけれど、お二人ともずいぶん親密なご様子になられております。
もう、そのときの料理当番でございましたトアさんとすみれさんのお二人がげんなり(?)されてしまわれるほどに…こうまでなりますと、告白まではしておりませんもののお二人のお気持ちは解りきった様なものでございます。

その様な幸村さんは課題達成について真夜さんの願いを叶えるために、彼女がかつて研究していて、でも今は挫折されてしまわれたのか中断をしております再生魔法についての論文を日夜読み続けておりました。
お昼休みも中庭で一人食事をされながらそうされていたのですけれど、そこにトアさんが現れて、少しお話をされることに…彼女は幸村さんが何をされているのかもだいたい解っていて、それに彼の気持ちも解っておりまして、その様な彼に真夜さんのことを託しにいらしたのです。
ここで幸村さんがはっきりと真夜さんのことが好きなことを口にいたしましたけれど、やっぱり真夜さんに劣らず彼も飄々とした雰囲気の様な気が…(何)

その夜、やっぱり皆さんが寝静まった後に合宿所を抜け出して、教室で論文の読破と課題に達成のための試作品作成を行う幸村さんでございますけれど、その様な彼のところへ柚子里さんと莉里さんがやってまいりました。
お二人とも夜な夜な幸村さんが何かをしていることに気づいていらして、無理をしていないか心配されるとともに、差し入れで夜食を持ってきてくださったのでございます…やっぱりこのお二人は先輩さんらしくしっかりとしておりますし、それに後輩さんを思いやるお気持ちも持ったよいお二人でございます。
そのお二人が去った後にまだ頑張る幸村さんですけれど、今度は廊下から声と物音が…のぞいてみましてもどなたもいらっしゃらなかったものの、すみれさんと仁乃さんが姿を消していらしたことに気づいて声をかけてみるのでした。
そのお二人もまた幸村さんが夜な夜な何かをしていることに気づいており、無理をしたりしていないか心配されるととも差し入れを持ってきてくださったのでございますけれど、仁乃さんの毛布はともかく、すみれさんが持っていらした、学園長が使っているという謎の健康ドリンクは飲んでも大丈夫なものだったのでございましょうか…その後飲んだ形跡もございませんし、気になるところでございます。
そのお二人が去った後もまだ頑張る幸村さんですけれど…ここまでこれば私にもさすがに展開が解り、またさすがの幸村さんも予想のついた様に、今度は美奈都さんと真さんがやってまいりました。
お二人がやってきた理由ももう書くまでもないことですけれど、ともあれこうしてセブンの皆さんがともにトライアルに挑む幸村さんを心配していらしてくださる光景はとてもよろしいものでございます。

その皆さんの力もあり、何とか論文を読破し試作品も完成させた幸村さんですけれど、力尽きてしまい教室で眠りについてしまわれました。
目が覚めますと、その教室で真夜さんの膝枕をされてしまっておりました…皆さんが真夜さんに教室に行ってあげる様に言ったみたいでございます。
ここに真夜さんがきたということは、つまり今まで彼女に隠して彼女の論文を読んでいたり試作品を作ったりしていたことがばれてしまわれたということで…全てが完成した後にそれを公開し、同時にどうやら告白もしようとしていらした幸村さんにとっては誤算となってしまわれたみたい…。
それでも、告白はその全てが完成したときまでのばされた模様…真夜さんから眠気覚ましの口づけをされてしまったりと、お二人のお気持ちはもう決まっているわけでございますけれども(いえ、この時点でもう告白している様なものなのですけれど、お二人とも意図的にごまかしているのでございました)

その日のお昼、幸村さんは食堂で要先生にお会いして、真夜さんの過去についてのお話をおうかがいします。
再生魔法のこともそうでございますし、真夜さんがスズノネを中退されていらしたこと、そしてその理由も…確かに真夜さんと幸村さんは境遇が似ていらっしゃいますけれど、あの彼女がそこまで我を通される姿というのが、ちょっとイメージがつきませんかも…?
そこはシリアスなシーンだったのでございますけれど、やはり要先生ということで最後はコメディ要素が入ってきてしまうのでございました(何)
昨日はそこで終了…シーン転換の場面ではなかったのでございますけれど、どうやらこれから試作品を真夜さんへ公開されるご様子で一つのクライマックスを迎えそうな予感がいたしましたので、慌てずのんびり楽しみにしよう、ということで…。
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