2011年10月05日

貧乏神探偵しゃもちゃん

先日読みましたコミックの感想です。
番外編も収録…
□猫神やおよろず(5)
■FLIPFLOPsさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.5)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.3)

こちらは過日Kalafinaさまのアルバムなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をいたしましたものとなります。
コミックスとしましては『ミカるんX』や『ぽかぽかばんぱいあ』と同じものとなります。
作者のかたは以前読んでおります『異聞紅魔郷』などコミックサイズな同人誌を何冊か読んでいるかたとなりまして、またこちらの作品はこの夏にアニメが放送されたはずの作品となります。

内容としましては、とある古美術店に守り神として…というよりも居候としてと、という表現のほうが正しい気がしますけれど、ともかくそこに住み着いている猫神さま、繭さんとそのお店の店主をしている少女の柚子さん、そして他の色々な神様たちの日常を巡るお話、というところでしょうか。
と、以前読みました第4巻の感想と同じとなってしまいましたので詳しい説明は省きますけれど、その第4巻の感想ではその説明が当てはまらなくなってきた、と書いておりましたっけ。
つまり、物語が完全にシリアスな方向へ向いてきて日常のお話などではなくなった、というわけでございますけれど、この少なくともこの巻ではこの説明が当てはまったかな、と思います。
この巻では前巻に引き続きまして4年前…繭さんと柚子さんが出会って少したった頃の過去編を描いておりまして、それはまだ日常のお話かな、と感じられますから。
繭さんが柚子さんのお家に神さまとして居座るまでの過程が描かれているわけでございますけれど、これはとてもよいお話でございまして、特にもともとございました神社でのさらに過去のお話は泣けてしまうものでございました…。
この過去の回想はこの巻で終わっておりまして、繭さんは柚子さんを置いて天界へと旅立ってしまわれました…もう次の巻は完全に日常のお話ではなくなるかと思われます。

と、本編はひとまずそこで続くわけでございますけれど、コミックの後半はその本編とは直接関係のないお話が収録されておりました。
つまり『猫神やおよろず外伝 貧乏神探偵しゃもちゃん』でございまして、こちらはタイトルどおり貧乏神さんが色々な事件(?)を解決していくという番外編となっておりました。
お話は3つ収録されているのですけれども、いずれも微笑ましい、本編がシリアスモードに入る前の雰囲気を出したものとなっており、なかなかよろしいものでしたかと思います(事件といっても完全コメディなものでございますし)

イラストは悪くございません。
百合的にはどうでございましょう、この巻では特に感じられませんでしたかも…繭さんと柚子さんの絆がどう築かれていったのか、というのが見られましたのはよろしゅうございましたけれども。
ともあれ、この巻で過去編も終わりまして、次からはいよいよ「ご町内神さまコメディ!」という説明とは離れた内容となっていきそうでございますけれど、どうなっていくでしょうか…個人的には楽しい日常のお話のほうが好きでございましたので、不安のほうが大きいでしょうか。


とってもお世話になっておりまして大好きなあのかたもしていらっしゃいます『聖剣伝説LOM』のほうは昨日ものんびり進行…珠魅関連イベントが最後の一歩手前まできた様な気配が見られましたためにそこで中断をして、新たなアーティファクトを設置することにしたのでございました。
現在手許にあるアーティファクトは4つ、うち2つは珠魅イベントとダナエさんたちのイベントの最後になりそうなものなのでこちらはとりあえず残しておいて、残り2つのうちからかつて真珠姫さんからいただいたものを設置してみました。
すると雪原が現れまして、そこではメフィヤーンス先生が何かを探していらっしゃるご様子でございました…かの先生と弟さんだといいます雪男、そして雪女のイベントでございました。
何気にメフィヤーンス先生は魔法学園の先生たちの中では一番イベントに絡んでくることが多い気がいたしまして、それに砂漠や今回のイベントからも生徒には確かに慕われている面がありそうなことも解りなかなかよい先生です…個人的には、あの不気味な実験をする先生がレイチェルさんイベント以外に絡んでくることがあるのか、気になるところではございますけれども…。
ともあれ真珠姫さんとの旅でございますので実質戦闘は一人なわけでございますけれども、ボスの雪男は必殺技一撃で倒せまして無事終了…でも、あの雪女さんは人物図鑑に載りましたけれど、今後出番などあるのでしょうか…?
昨日はのんびりまったりということでそのイベントを終えた後、雪山へ改めて一度行ったのみで終了…他にイベントは発生いたしませんでしたし、次は残ったもう1つのアーティファクト設置となるでしょうか。


一方の『白衣性恋愛症候群』のほうものんびり進めておりまして、誰かのルートに入った気配はまだ見られませんものの、とても、かなり気になるお話がございました。
それは、患者さんのあみさんが退院されるというお話だったのですけれど、そのときあみさんが着ていらした制服がとても見覚えのあるものだったのでございます。
そのあみさんの通う学校はどこかのお嬢さま学苑の分校に通っているそうなのですけれど、学校のことを「学苑」と書くところといえばやはりあそこしかなくって、さらにあみさんはその学校でフォルテールを習っているそうですから、これはもう間違いなく以前完全版をしております『ソルフェージュ』の舞台となりました学校に違いございません。
さらに、そのあみさんから憧れの人の話を聞くことができたのですけれど、それがその学校の卒業生で世界的に活躍されるフォルテール奏者である宮藤さんとおっしゃるかただそう…宮藤さん、といえば某魔法少女(?)作品の主人公も思い浮かびますけれど、ここで思い浮かびますのはもちろん『ソルフェージュ』の主人公の宮藤かぐらさんでございます。
つまり、この『白衣性恋愛症候群』は『ソルフェージュ』と同じ世界観を舞台とした未来のお話になっていたわけでございますけれども、かぐらさんがそこまですごいかたになっていらしたとは…。
ちなみに、あみさんにフォルテールを教えている先生はとても厳しいかたなものの、かぐらさんとはとても仲がよくって素敵な関係だそう…となるとすくねさまなのかなとも思えますけれど、なぎささんに似ていると言われるとちほさましか思い浮かばない…。
でもちほさまがフォルテールの先生になるなんてあり得ないといっていいと思いますし、それにすくねさまも『La Finale』の最後で性格がちょっとおかしく(?)なっておられましたから、そのすくねさまルートを引き継いでいるのでしたらすくねさまなのでございましょう(厳しいかたということでまりさまや織歌さん、という可能性もございますけれども…でもこのお二人がなぎささんの様な性格になられることはあり得ないでしょう)
ともあれ、『アトリエ』シリーズとか『サモンナイト』シリーズなどもそうでございましたけれども、他のシリーズ、作品との舞台が同じだという繋がりをこうして直接的に感じられますとやはり楽しくなるものでございます…個人的には『ソルフェージュ』の学校を舞台にした新作を出してくださってもよろしいのでございますよ?(何)

そのあみさんと入れ違うかたちにもうお一人のメインキャラと思われる堺さゆりさんが入院をしてきたのでございますけれども、このかたがまた…とても怖いかたでございました。
いえ、はじめからかおりさんに憎悪としか思えない気持ちを持っていて、しかもそれをストレートに、しかもときには結構な正論で厭味気味にぶつけてきますので、かなり厳しい…主任さんも怖いかたでございますながらあちらは看護への想いから指導が厳しくなっているのに対し、こちらのかたは純粋に主人公のことが嫌い、ということでございますから…。
でも、さゆりさんがどうしてそこまでかおりさんのことを嫌っているのか本当の理由は定かではないながら、今のところの理由は、実は結構その気持ちは解らないこともなかったりいたします。
自分の担当となった看護師が「ふぇ?」とかとぼけた声をよくあげたり百面相をしたりドジっ子でしたり、そして入院の出迎えでいきなり遅れてきたり(さらに新人…)…この様なかたでは、確かに患者さんのほうでは人によっては不安になったり嫌な気持ちになってしまいかねません。
さゆりさんの言葉ではかおりさんはそちら方面でかなり有名人になってしまっているとのことでございますけれど、本当でございましょうか…さゆりさんが入院初日から彼女のことをかなり知っているということは本当にそうなのかもしれませんけれど、彼女に関しましては何か別の理由があるのかも…(何だか主任さんなどもかおりさんのことを以前から知っていそうな雰囲気があったりと、かおりさんの過去には謎が多すぎて…)
でも、私がもしこのときさゆりさんから浴びせられたものすごくきつい言葉を受けてしまったらきっとかなりの日数立ち直れないと思うのですけれど、かおりさんは結構すぐに立ち直っておられました…打たれ弱い様に見えてそうでもないのかもしれません。
…このさゆりさんの声優さまの今井麻美さまは『ソルフェージュ』ではまりさまの声でございましたし、第一印象のとても怖い人の役をしていらっしゃる印象が固定されてしまいそうでございます(お名前がアサミーナさんと同じですのに…いえ、まりさまも実は素敵なかたでございましたし、さゆりさんもきっと…?/何)

こうして見ますと、この『白衣性恋愛症候群』と『ソルフェージュ』、登場人物のタイプは基本的に同じなのかもしれません。
まず大人な雰囲気の、けれど二面性を持った女性…これはすくねさまと主任さんで、すくねさまはゆうなさんの人格があり、主任さんは仕事はしっかりしていらっしゃるもののプライベートではお部屋が片付けられなかったりします。
主人公に明らかに想いを寄せていらっしゃり元気な女の子なのはちほさまとなぎささんでございましょう。
第一印象が怖いのは上で触れましたまりさまとさゆりさん…クールな雰囲気で長い黒髪、というのも似ております。
サブキャラさんですと雅さんと山之内さんが似た役回りかもしれません…つまり時には憎まれ口もたたき怖い一面もある賑やかし役、でございます(雅さんはほぼ憎まれ口で怖い面のほうが強いかもしれませんけれども/何)
あとは琴美さんとあみさんは…ツインテール分?(何)
…ちなみに、主人公につきましてはどうでございましょう…どちらも百面相の気がございますけれど、かおりさんに較べましたらまだかぐらさんのほうがしっかりしていらっしゃる印象を受けますかも?
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