2011年10月17日

魔法熟女みさこ☆マギカ

先日読みましたコミックの感想です。
やはり『マギカ』な作品…
□魔法少女かずみ☆マギカ The innocent malice(2)
■Magica Quartet(原案)/平松正樹さま(原作)/天杉貴志さま(漫画)
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★★☆(3.5)
 ○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは先日色々なコミックとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスでございますけれども、こちらは4コマでも大判サイズでもないものとなっております。
こちらの作品は以前読みました『おりこ☆マギカ』同様、以前DVDを観ております様にアニメが放送され以前コミカライズ版も読んでおります、そしていずれゲームも出ることになっております『まどか』のスピンオフ作品となっております。

内容としましては、魔女と呼ばれる存在と人知れず戦っている魔法少女たちのお話となります。
なんて、説明がやはり以前読んでおります第1巻はもちろん上で触れました『まどか』『かずみ』の感想とも同じとなってしまいましたけれども、基本的に舞台は同じなのでございますから仕方ございません。
とはいえ同じスピンオフ作品でございました『おりこ』とは違ってこちらには『まどか』と共通するキャラクターは出てきておらず、この展開からしまして今後も(最終的にまどかさんが皆さんを浄化するのでしたらともかく)どなたも出てこないのではないかなと思われます。
では魔法少女の契約を交わすインキュベーターはどうなるの、ということでございますけれど、こちらの作品には通称キュゥべえとはまた別のインキュベーター、ジュゥべえという異生物が登場いたします。
このインキュベーターはこの第2巻のはじめに登場するのですけれど、その初登場シーンがまた悪役っぽい…いえ、インキュベーターなんて基本的に悪役でしょうけれども。
こちらの異生物は口調がやや(いえ、結構?)荒々しい感じで、外見はキュゥべえよりかわいいかもしれません。

お話のほうは、第1巻で現れましたかずみさんの生命を狙う魔法少女、ユウリさんとかずみさんやプレイアデス聖団の皆さんが戦うお話だったのでございますけれど、やはりこの作品も『マギカ』な作品でございました…(何)
いえ、つまりお話がどんどん重く、つらいものになってきたわけでございます…そして、登場人物も徐々におかしくなってきている感が出てまいりましたし…。
まずそのユウリさんはプレイアデス聖団をとても憎んでいたのですけれど、それがなぜかといえば彼女たちが魔女化したユウリさんを消滅させたから…では今の皆さんと相対しているユウリさんは何者なのかといえば、ユウリさんの大切な人でしたあいりさんというかたが魔法少女として契約を交わした姿だったのでございます。
つまり、プレイアデス聖団の皆さんにユウリさんが殺されたと解釈したあいりさんが、彼女の生命を受け継ぐ、彼女になるという契約を交わしていらしたわけで…さらに今回の戦いの最中に彼女は結局魔女になってしまったりと、悲しい結末でございました…。

ユウリさんとの戦いが終わっても魔法少女との戦いは終わらず、次は双樹あやせさんというソウルジェムを集める魔法少女が襲い掛かってまいります。
この魔法少女は何と二重人格でございまして、さらにその二つの人格それぞれが別の魔法少女になっているというとんでもない仕様…彼女との戦いの果て、プレイアデス聖団の皆さんはかずみさんに隠していらした真実を語ることになるみたいですけれど、それは第3巻へ続く、ということになっております。
そして、最後のシーンから、プレイアデス聖団の皆さんの中で私が何とかキャラクターを認識できておりましたニコさんが魔女になってしまいそうな雰囲気かも…(はい、ごめんなさい、プレイアデス聖団の皆さんについて、私はいまだにキャラクターを完全には認識できてはおりません…/何)
…ちなみに、かずみさんの記憶についてはまだ戻ってはおりません。

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょうか、『おりこ』同様に敵となった皆さんの関係にそうしたものが特に感じられるかなと思います。
ともあれ、こちらの作品も新たな可能性を紡ぐかと思いきややっぱり他の『マギカ』な作品たち同様にどこかおかしい病んだ世界観の、暗く重いお話になってまいりました…そこはもう『マギカ』な作品なのでこうなるのは仕方がない、第1巻のあとがき(ハートフルコメディとか、血みどろな展開はない、などの発言)は完全なギャグでした、と割り切りましょう(何)
あと、魔法少女対魔法少女、というものを前面に押し出していらっしゃる様子なのでございますけれど、それってもうすでに『おりこ』でしていることなのでは…いえ、別に構わないのですけれど、ともあれ暗い展開になってまいりましたけれど先はどうなっていくのか、続きを見守りましょう。
…ちなみに、今日の日誌の微妙なタイトルはカバー下から…これは裏面で、表面は魔法青年なるとても気持ち悪い、変態としか見えない人になっておりました…(さすがにそちらをタイトルにするのははばかられました)


『ととモノ。Final』のほうはひとまず保留にしておりますので、とってもお世話になっておりまして大好きな、最近お会いできなくってさみしゅうございますけれどもご無事を願っておりますあのかたもしていらっしゃいます『聖剣伝説LOM』のほうをのんびり進行…昨日はこれまで何度か操舵手と会話をすることでイベントの発生してきました海賊船へ赴き、また同じことをしてみました。
懲りずに何度も何度も方角を指定しておりますと、やはり…と言ってよいのかは解らないながらもイベントが発生いたしました。
今回のイベントは砂浜へ赴いたわけでございますけれど、そこはすでに穴掘り団のアナグマたちが占拠しておりまして、そのアナグマたちをお金で買収していくことになりました。
それはよろしいのですけれど、このイベント、これまで遭遇した全てのイベントの中で一番難しかったかと思います…他のイベントは何となく流れで進めて入れば大体終わりましたけれど、こちらのイベントはそうはいかなかったのです。
何度失敗してお頭から貰った金貨を使い切ってしまいましたことか…唯一の救いは失敗してもやり直しがきく、というところでございます(ただ、また操舵手と話さなければならなくって面倒ではございますけれど…)
要は金貨だけに頼るのではなく、一部アナグマからもらえるアイテムも活用しなければならなかったみたいなのですけれど、アナグマなんて見た目は全員同じでございますからややこしすぎます…それでも何とか無事に終了し、イベント終了でございました。

それからはついに残された最後の1つのメインシナリオ、ダナエさんたちのシナリオを終えることにいたしまして、ずっと残しておりました新たなアーティファクトを設置、空に浮く大きな蛇が現れました。
これまでの2つのメインシナリオの最後は真珠姫さんor瑠璃さん、シエラさんという様にそのシナリオの重要人物が固定メンバーでついてきたのですけれど、今回はダナエさんもエスカデさんもついてこず…ダナエさんはマチルダさんのそばにいるとおっしゃり、エスカデさんはどこかへ消えてしまいましたから。
これはやはり、夢のイベントでダナエさんとエスカデさん、どちらも選択しなかったことの影響なのでございましょうか…仕方ございませんのでレディパールさんを連れて行きました(おかげで戦闘はものすごく楽…)
空飛ぶ蛇は太古の生物でしたみたいで、すでに生命なく身体の中は腐っていて殻のみが残っているといった状態で、中を移動するのはちょっと嫌…さらに、ときどき賢人の中で一番意味の解らない風の王が現れてこちらを挑発してきます。
ダンジョンとしましては煌めきの都市の様な仕掛けがあるわけでもなく竜の王の城の様な複雑さと強敵がいるわけでもなく、ほぼ一本道の単純なものでございました。
それをずっと進むとアーウィン氏がおりまして、人間を滅ぼすという彼と戦うことに…ここでレディパールさんが台詞を発したのが少し驚きで、これでしたら他のキャラを連れてきたら何を言うのか気になってしまうところでございます(特に真珠姫さんやエレさんでしたら…?)
と、戦闘のほうは相手が必殺技を連発してきてなかなか攻撃が当たりませんでしたものの倒すことができ…たのですけれども、なぜか相手が消滅するシーンより先に進むことができなくなってしまいました(キャラは動きますのでフリーズ、とは少し違うかもですけれど…)
ですのでリセットせざるを得ず、昨日はそこで力尽きてしまいました…。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/48854884
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック