2007年08月13日

ヘルミーナとクルス

―錬金術により生み出された生命とその母親代わりとなる引っ込み思案な少女。
生まれる感情、育まれる優しさ。
そして訪れる運命―。
それは語られることのなかった、もう一つの物語。

一昨日からはじめた『ヘルミーナとクルス』ですけれど、昨日終わってしまいました…。
やっぱり、ストーリー的にはかなり短く、18日で…。

日々成長していったホムンクルスのクルスくんなのですけれど、やっぱり予想通り…20日前後でその生命を終える、ということが判明してしまいました。
そこで、ヘルミーナちゃんやアトリエの皆さまでエリキシル剤を作ることになったのですけれど、その前のイベントでヘルミーナちゃんが病気で倒れて、そこでフェニックス薬剤を使用していたため、材料が足りなくて…結局、エリキシル剤は完成させることができませんでした。
そして、18日めの夜…ヘルミーナちゃんに看取られて、クルスくんは動かなくなって…。

クリア後に見ることのできたおまけではエンディング名は『命の輝き』でリストの一番上にきていたのですけれど、これはバッドエンド…なのでしょうか。
ヘルミーナちゃんの好感度も最大になっていましたし、イベント達成率は86%、言葉リストは98%、おはなしリストは63%ですから、そう悪い結果ではないはず…。

序盤から中盤までは普通のお話…『リリー』のキャラの意外な一面を見たりして楽しむ感じの作品だったのですけれど、終盤は生命の大切さなどについて考えさせられるお話になっていきました。
ホムンクルス作成はケントニスに錬金術を伝えた「旅の人」と呼ばれる人が禁じて、作成に成功したのはその「旅の人」とヘルミーナちゃんのお二人だけとのことだったのですけれど、禁じた理由は解りますね…こんな悲しいことになるなんて…。
ちょっと、18日めのイルマさんとのイベントあたりから、少し涙が…。

ともかく、ストーリーは短かったものの、よいお話だったと思います…♪(主人公は男の子扱いですけれど)
『アトリエ』シリーズらしい、あたたかいお話でしたし…深いお話でもあります。
このお話でのヘルミーナちゃんは、それはもう本当にいい子でした…クルスくんが20日くらいしか生きていられないと知ったときには、教会へ行って「自分はどうなってもいいから…」とお祈りしたりしておりましたし。
そんなヘルミーナちゃんが将来あんな感じになったのは、やはりここでクルスくんをたすけられなかったから…とは、考えられませんね。
少なくとも、ここでヘルミーナちゃんは生命の大切さややさしさを知ることができたのですから…この後の彼女に何かがあったに違いありません。
…『リリー』及び今作におけるヘルミーナちゃんの声は釘宮理恵さんでございましたか…ふむふむ。

ともあれ、次は『エリーのアトリエ』をしようと思います♪


私立天姫学園』ですけれど、花火大会も終わりましたので、ここでの予告どおり例の規約を実行してしまいました。
該当生徒さんのプレイヤーさまのつばささまとフィンさまにはご迷惑をおかけいたしますけれど、よろしくお願いいたします…。
あと、叡那さまの昇格試験担当はリステア先生に決定(!)しておりますけれど、ニナさんと唯音さんの試験担当の先生は学園の皆さまから募集しようと思います…興味のあるかたは、よろしくお願いいたします♪
もしもどなたもいらっしゃらない場合は、私が担当することになりますけれど…多分ニナさんは千歌音先生、唯音さんは葉月先生が担当することになりそう?
…叡那さまとニナさんは戦闘の試験で何とかなると思いますけれど、唯音さんはおそらく学園の中でももっとも特殊で叡那さま曰く「神秘的な」能力の持ち主ですので(『学園アリス』でしたら間違いなく特力系ですね)、試験担当官はどんな試験にするかかなり悩むことになりそう…かも?

あと、先日の日誌に書いたあの二人のサブキャラですけれど、あのかたのご意見をうかがえましたので登録をしてみました♪
いちごさんはモデルになった『ストパニ』の蕾さんや『みるち〜』の蕗さんより、多少マイペースなかたになるかも…髪の色は蕾さんも幽々子さま(!?)も同じですのでいちごさんも…ですね♪
ちなみに、学園生であるいちごさんの階級は2か3…どちらでもよさそうですね。

と…そのかたに触発されて、先日の花火大会に参加しなかった皆さまが何をなさっていたのかを、考えてみました♪
叡那さまはエリスさんやねころさんとご一緒に、お弁当を食べながら滝あたりでのんびり花火を見ていたと思われます♪
ティセちゃんはカティアちゃんと、美紗さんは枝葉さんと、姫花さんは美宇ちゃんと、十六夜さんはりそなさんと、そしてクレアさんはミドさんと…?
コニアさんはそれどころではなかったはず…。
綾瀬姉妹(千歌音先生、咲夜さん、春華さん)は他の妹さんたちとご一緒に、ですね♪
葉月先生は、きっとあのあとさぁやさんと合流したはずです。
…まさか、ジャンヌさんを花火大会で使うことになるとは、全く予想もしていませんでした…。


一昨日の最高気温は37.9℃でしたけれど、昨日は37℃って…むぅ。
そんな中、昨日は扇風機をかけて学園へ行きながら、『ヘルミーナとクルス』のクリア後はテレビでやっていた韓国の映画を何気なく観ていたのですけれど(タイトルは『タイフーン』でしたっけ)…むぅ、泣いてしまいました。
北朝鮮の問題については以前から興味があって、過去の韓国が脱北者を黙殺、送還してきていたことも知っていたのですけれど、その映画はそれを元にした悲劇で…。
テロリストは悪であるというのが常識となっていますけれど、テロを起こす側にもそれなりの理由がある、ということがあの映画で解るのではないでしょうか…あの場合、北朝鮮はもちろんですけれど自分たちを見捨てた韓国という国を恨んでしまうのは自然な流れですし…(この映画ではテロリスト側に感情移入してしまいますし)
韓国の映画ですけれど、自国の過去の悪を隠さず描いている点はかなり評価ができました…韓国は個人的に好きにはなれない国ではありますけれど、映画は確かに騒がれるだけのものはあるかもしれません…♪
さらに先日学園へ行きながらテレビでやっていたものを何気なく観ていた『ランボー』という映画といい、深いメッセージのあるノンフィクション性の高い映画は好きですよ♪(バイオレンスであっても我慢できます/逆にただのバイオレンス映画は観るに堪えませんけれど)
…それにしても、昨日の映画…最後にあのシーンを持ってくるのは反則ですね…かなり泣けてしまいました。

う〜ん、私ってハッピーエンドが好きといっていますけれど、もしかしなくても悲劇を好む傾向にあるのかも…今日の日誌であげた『ヘルミーナとクルス』も上の二つの映画も悲劇でしたし、義高さまと大姫のお話が好きなことといい、一番好きなアニメが『なのはA's』の特にリインフォースさんであることといい、ギャルゲーで一番好きなのが『SNOW』の桜花ちゃんルートであることといい…。
でも、私の描く物語の結末は全てハッピーエンドにしていきます…やっぱり、幸せになってもらいたいという気持ちのほうが圧倒的に大きいですから(上にあげた作品たちも、悲劇の先にハッピーエンドが待っていればさらによかったのに…と感じますし)
…むぅ、こんなことを考えていたら、ますます…(何)


ちょっと今日は話題が多いですけれど、もう一つだけ…開始までもうあと一週間を切ったらしい夏のイベントで、上海アリス幻樂団さまは言うまでもなく『東方風神録』を出すのですけれど、同時にこちらのサークルさまの新作STGを委託販売されるみたいです。
『Gundemonium Recollection』という作品なのですけれど、なかなか面白そうなのですよね…『東方風神録』、こちらの日誌で紹介した『eXceed 3rd -JADE PENETRATE-』に続いて、第3の購入ゲームになるかもしれません…♪
…主人公の名前が、どうやらエリスというみたいですし…♪(何)

でも、虎穴通販での予約を受け付けている作品は『eXceed 3rd』だけなのですよね…。
『東方風神録』など、それに『シャンテリーゼ』のサントラなどは、イベント後に委託されるのを待たなければなりません…入荷されたらメールが届くはずですけれど、ともかくいつになるか…。
どうやら『魔砲少女リリカルなのは弾幕STG』の新作も出るみたいですけれど、どうしましょうか…。
…って、東方以外の同人ゲームの購入をこんなにたくさん考えるなんて、自分でびっくりです。
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