そんな中先日からやっている、真冬の作品の『SNOW』というゲームですけれど、これは以前美紗さんの講座で紹介したことからも解る様に、過去に一度とことんまでやったことのある作品だったりします。
今は卒業したはずのギャルゲー…ですけれど、とあるかたに触発されたのと、私のやったギャルゲーの中で一番印象に残っている作品とのことで、ちょっとやってみたくなったのです。
…私の一番好きなルートは恋愛ではありませんし、ね(何)
この作品は龍神さまの悲恋から永遠に雪が降り続くことになってしまった村でのお話です。
そう、夏でも雪が降っている、日本の中の土地です…この村が実在するとしたら、どのあたりにあることになるのか、非常に気になるところではありますね…雪深いのですから、やっぱり長野県か新潟県の山間あたりになるのでしょうか…。
過去にやったことのある作品とのことで、だいたいのストーリーなどは覚えていたり…それを思い出しながら、また今現在やっているものから、登場人物のかたについて…♪
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○雪月澄乃さん
この作品のメインヒロインです…個人的には桜花ちゃんと旭ちゃんの次、芽衣子さんと並んで三番めに好きなかたです♪(三番めでもかなり好きです…上の二人が強すぎるだけです)
「えう」が口癖であんまんを愛している、多分高校生な女の子…どことなく『Kanon』の水瀬名雪さんに似ているかも(この作品自体が『Kanon』にどことなく似ている気もしますけれど)
声優は川澄綾子さん…声のイメージとしては『ありかる』のふみっちなどよりも『トリスティア/ネオスフィア』のナノカさんの声に近いですね♪(どちらも天然ですし…って、ふみっちも天然ですけれど)
ゲームのはじめは澄乃さんか旭ちゃんのルートにしか行けませんけれど、過去の主人公と澄乃さんとの出会いや別れ、結婚ごっこのエピソードを見たら、人の心があるならば澄乃さんルートに進むしかありません!
「わ〜い、わ〜い」と喜ぶ姿はものすごく微笑ましいものがございます…♪
○日和川旭ちゃん
第一印象はよくなかったのですけれど、澄乃さんに負けないくらいのあまりの微笑ましさやけなげさ、一途さにいつの間にか桜花ちゃんの次に大好きになっていた、一人称が「ボク」なうさうさです♪
「なのだ」「ふみっ」「すぴ」「ぴきゃー」「ぴきゅー」が口癖の女の子…見た目は小学生高学年くらい?
説明書曰く『思い込みが激しく、目的を果たすためなら手段を選ばない』ながら『好きになったら、とことん一途な少女』ということで、その一途さに思わず涙が出てしまったりしました。
声優は田村ゆかりさん…なのはさんよりはるかにこちらのほうが子供っぽいですね。
○北里しぐれさん
個人的には一番…サブキャラであるつぐみさんなどより印象の薄いかたですけれど、ストーリー的には過去の謎についての重大な鍵を握る、無口でミステリアスな雰囲気のかたです。
猫耳みたいな帽子をかぶっていますけれど、あの下は確か…。
声優は池澤春菜さん…『マリーのアトリエ』のマリーさんの声でもありますけれど、ここは『メモオフ2nd』のつばめ先生みたいなミステリアスな雰囲気、のほうが近しいですね♪
…しぐれさん、それに旭ちゃんと桜花ちゃんについては、どうして服装が現在のものになっているのか、ちょっと不思議かも?(何)
○若生桜花ちゃん
この作品のメインストーリーを担っていると個人的には思っている、個人的には一番大好きな子です…元気いっぱいでまた微笑ましく、けなげな子です♪(何だかけなげなかたが多いですね…)
一人称が「わらわ」だったりと、いおの様みたいな古風な口調をします…ちみっこですし、ちょっと『私立天姫学園』のこつり先生を思い浮かべてしまうのですよね…♪
お社で(戻ってくることのない)ご両親を猫のシャモンさんとずっと待っているのですけれど、実は桜花ちゃんの姿は主人公と澄乃さんと芽依子さんの三人しか見えていないという…それがなぜなのかは、過去編のいきさつを見れば解りますね…。
龍神村に雪が降り続けているのは、桜花ちゃんの存在が大きく関わっています…このルートの最後に雪が降らなくなります。
声優は金田朋子さん…ちみっこですから♪
○橘芽依子さん
この作品のお笑い担当のかたでかなり好きなかたですけれど、同時にしぐれさんと同様にストーリーの重大な鍵を握る、無表情なことの多い女の子です。
澄乃さんの同級生ということになっていますけれど、実はしぐれさんと同様に…過去編ではものすごく普通のかただったイメージがあるのですけれど、それがどうしてあんな面白い人に変化してしまったのかは、よく解りません。
声優は渡辺菜生子さん…むぅ、名前は解るのですけれど他にどんな作品の役をしていらっしゃるのか、全く解りません…。
芽依子さんルートは他の全員のルートをクリアしないとくることができず、PS2版以降に追加されたものらしいですけれど、もともとはなかったほうが不思議です…しぐれさんルートともどもちょっと記憶が曖昧になっていますけれど、このルートで過去編の謎もほぼ解けたはず…?
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メインキャラは以上ですけれど(PSP版では一人追加されるみたい…蛇足な気もしてしまいます)、その他どうしても触れなければならないサブキャラが一人います。
…個人的には猫のシャモンさんもかなり好きですけれど、ね♪
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○佐伯つぐみさん
主人公がアルバイトをすることになった旅館の女将さんをしていらっしゃるかたです(主人公との年齢差は10歳くらい?)
外見はいつも着物を着た和風なほわほわした、「あらあら、うふふ」なかたですけれど、内面はアリシアさんとはあまりに違うかなり黒い悪魔の司令塔です。
主人公を日給200円でこき使ったりとなかなか恐ろしいかたですけれど、あの大きな旅館を今まで一人で切り盛りしていたのですから、かなりすごい人…?
声優は水谷優子さん…確か『ブラック・ジャック』でピノコちゃんの声をしていらっしゃるかたでしたっけ?
澄乃さん及び桜花ちゃんルートでは旅館の経営を主人公に任せて夜逃げしてしまいますけれど、その後どうなったのかは桜花ちゃんルートで明らかになったはず…。
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あと、過去編という特殊ルートがあって、そこでは龍神伝説の真実を知ることができます。
そして、旭ちゃんの正体やしぐれさんや芽依子さんの謎、澄乃さんの前世(?)などについても…。
ただ、個人的には過去編は好きでなかった印象があります…これまた記憶が曖昧で、よく解らないのですけれど。
…そう、この作品はただの恋愛ゲームではなくてファンタジーな面があるのでした…一見ただの恋愛ゲームの『W Wish』も何だかとんでもない裏があるそうですし、他にも私のした作品だけでも『アカイイト』を筆頭に『Sakura 雪月華』『てのひらをたいように』はそんな感じだった気がしますし、そんな作品は結構多いのかも?
その『SNOW』本編のほうは、何とか澄乃さんルートに入って、いよいよ澄乃さんが認知症にかかってしまうところまできてしまいました。
いずれは、家族のことも、大切な人のことも忘れてしまうといいます…。
ごはんを食べた記憶をなくして、暴れてしまうことも多々…。
確か、私がこのゲームを以前やっていた頃はまだ『メモオフ』の掲示板に行っていた頃で、『SNOW』をやっていた人がこのルートで澄乃さんのことが嫌いになった…と言っていた人がいたことを思い出しました。
でも、嫌いになったって…確かに澄乃さんが認知症になったのは不可解でもありつらいことでもありますけれど、その人はもしも自分の大切な人が認知症になったときも嫌いになってしまうのかな…と、少し考えてしまいました。
このルートにも、確かこの少し先でもうそんな澄乃さんの世話をするのが嫌になって何もかも捨てて帰ってしまうという選択肢があるのですけれど、その先に何が待っているのかは…解りますよね。
興味半分でその選択肢を選んだ記憶があって、そのときは主人公は精神崩壊を起こして精神病院行きになった…はずです。
ともあれ、まだまだ桜花ちゃんルートまでは非常に長い道のりです。
最後に、非常にどうでもいいお話ですけれど、主人公と澄乃さんが二人で推理番組を見ていて、主人公が「自分のまわりでこんなにたくさん人が死んでいたら、自分が呪われているのではないかと思ってしまうのではないか」と考えていましたけれど、全くその通りですね。
某名探偵アニメなど、それはもう無数の人があの子供のまわりでは死んでいるみたいで…あんな人が実際にいたら、確かに関わりたくないかも?
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