2011年12月06日

ひとより××

先日読みましたコミックの感想です。
なかなか百合的に高い?
□ひとより××(1)
■永深ゆうさま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.3)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(3.6)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日『けいおん!』のDVDなどとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としましては、ちょっと変態気味な保健委員さんを中心とした高校生の女の子たちを描いた4コマとなるでしょうか。
主人公の小山内ひよりさんは登場人物紹介によりますと容姿端麗で成績も優秀という一見完璧なかたで、保健委員をしている女の子でございます。
ただ、その内面は女の子大好きな、そして結構な変態さん…保健委員になったのも思う存分女の子の色々な姿を堪能できたりできるという邪な理由からによるものなのでございました。
そのあたりの欲望にはかなり忠実でございまして、そのあたり以前読みました『はやて×ブレード』の順さんや以前読みました『あわーちゅーぶ』のイツキさんに近しいかもしれません。
あと、怖いお話などがかなり苦手、という意外な(?)一面を持っていらっしゃいます。
…ちなみにかなり自分に素直に生きておりますので周囲の皆さんもひよりさんは変態だと解っているはずなのでございますけれども、それでも女の子に人気なご様子なところもイツキさんに通じるところがあるかもしれません(じゅんじゅんは…読者には人気が高い様子?/何)

その様なひよりさんに振り回されるのは、学級委員長を務めますつばめさん…ちなみにひよりさん以外の皆さんの名字はちょっと解りません(何)
つばめさんは大きめの胸をされたしっかりしたかたなのでございますけれど、そうした性格や学級委員をしていらっしゃる割には、成績のほうはかなりお悪いご様子…ひよりさんの暴走を止めようとして振り回される、ちょっとツンデレの気配も見えるかたになるでしょうか。
そのつばめさんの幼馴染でもございますのは、清掃委員らしいながら特にその様な姿は見られないみぞれさん…クールな雰囲気をかもし出してちょっとちみっこ気味なかたで、病弱ということで保健室に入り浸っておりますけれど半分はサボりなご様子の、かなりのゲーマーでございます。
つばめさんはこのみぞれさんのことがかなりお好きなご様子で、本来保健委員になって彼女の世話をしたかった模様(でもひよりさんにじゃんけんに負けてしまってなれなかったのでした)…一方のみぞれさんのお気持ちはよく解りませんかも?
お話のはじまりの頃はその3人だけで進んでいたのでございますけれど、途中から加わってまいりましたのは図書委員をしているあまねさん…おっとりとしたよい雰囲気を出した健気でやさしいかたなのですけれど、かなりの天然さんでまたドジっ子でもございます。
…ちなみに皆さん同じクラスでございます。

お話のほうは、基本的にはひよりさんがつばめさんを中心にセクハラの様なことを働いたりしてしまう様な日常を描いたコメディ作品となっております。
ひよりさんは女の子でしたら誰でも好きな様子でございますけれど、でもつばめさんが一番被害にあわれることが多いご様子…でもつばめさんにはみぞれさんという想うかたがおりますので、カップリングとしてはなかなか難しいところ…(あまねさんはあまりに純粋すぎるためにひよりさんの攻撃も効かないのでございました/何)
ひよりさんの性格上変態的な描写が多い…と思いきやそう目についた箇所はなくって、それに基本的におバカな作品でもございますから普通に楽しく読めるのではないかなと思います。
ちなみにお話のほうは季節を巡る流れになっておりますけれど、途中で春が挟まっておりましたながら時が流れているのかは不明…コメディonly作品でございますし、そのあたりは特に気にしなくてもよろしいでしょうか。

イラストは悪くないものかと思います。
百合的にはひよりさんが女の子大好きな女の子でございますのでもちろんそうした方面でございますし、つばめさんもみぞれさんのことがお好きなご様子でしたりと、色々期待できる雰囲気でございましょうか。
ともあれ、こちらは百合的にもなかなか期待の持てる悪くない作品でございました…第2巻も出てくださるのを楽しみにいたしましょう。
…と、タイトルの「××」は「ちょめちょめ」と読みます。


『ととモノ。Final』のほうはまだ現在専攻している学科がちょうど1つだけ極めつつある状態で、しかもまだ入ってから一度もダンジョンから脱出していないのでございますけれども、でも再生の焔もそこそこ入手いたしましたので、そのまま最奥にいた堕天使と戦いますことに…こちらは音楽がきちんと、とっても大好きでご無事を心から願っておりますあのかたにお勧めをしていただけまして以前しております『3』の魔貴族や魔王戦と同じものとなっておりました。
倒しますとソフィアール先生やカーチャ先生にプリシアナ学院の校長先生の力によって堕天使が浄化されて元のセレスティアなパーネさんに戻りましたけれど、でも彼女はどうも過去作では生徒たちに討ち果たされていらした模様…やはり『ととモノ。』といえどもその様な展開もある、ということなのでございますか…。
でもこちらではその様に浄化されまして、パーネさんは過去を悔いるあまりその場から逃げる様に去ってしまわれました。

次はやはり土のダンジョンとなりまして、そこではアガシオン氏が待ちうけていらっしゃるそう…ここで現在専攻しております皆さんのメイン学科が極まりましたので転科を行いましたけれど、神の剣あたりになりますと剣が得意というわけではない学科のキャラが装備しても強いご様子?
そこへ入ったところで出会ったカルテさんも元気を取り戻していて一安心…タンポポさんは何だか微笑ましいかたでございます。
少し進みましたところで例の結界が張ってあった場所へたどり着きましたけれど、すでに勇者志望の少年が破った模様…勇者は自分で目指すものと悟ったご様子でございます(ベルタさんはやはり好きな人のことをきにしていらっしゃいますけれど、これって『3』のプレイヤーパーティの誰か、でございますよね?)
そこからさらに少し進みましとまた侍の少年が現れ戦うことに…これを倒しますと、海賊や忍者の少年の説得に応じて、こちら側からクシナさんをたすける術を考えてくださることになりました。
そこからさらに奥へ進みますと、アガシオン氏と戦うキルシュトルテさんたちがいらしたのですけれど、アガシオン氏がものすごく強くなっておりました…どうやら彼の場合、やはり本体が天界ハムスターとして存在していることもあり、実体などのない存在となっている様子でございます。
その場のアガシオン氏はこのダンジョンにいらしたクシナさんに止められ二人で去っていきました…クシナさんは東方の人々が人質に取られていますので仕方ないでしょうか。
と、このダンジョンの敵はこれまでの地底世界のダンジョンの敵と較べて、落としてくださるアイテムがかなり微妙なものとなっており、さらに宝箱も落としづらい印象があり、その宝箱の中身も微妙なものばかりに感じられるのでございました…宝箱は私の勘違いかもしれませんけれど、いずれにしましてもこのダンジョンはあまりのんびりしなくてもよいかもしれないと思っていたのですけれど、奥へ進みますと星図や回路図といったこれまで手に入らなかった素材を落とす敵が現れはじめましたので、結局ここでものんびりすべきな様子でございます。

と、この『ととモノ。Final』、少しのんびり進めた気もいたしますけれども、それでももう全員のレベルが99になってしまいました…『3』では3周くらいしないとそうはなりませんでしたので、これはいくら何でもはやすぎます。
また、学科が極まるスピードもはやく、クリア後要素もあるでしょうし、このままいきますとそれらが全て終わる頃には全ての学科が極まる可能性すらございます…『3』ですとこちらもやはり3周か4周しなければ全て極まりませんでしたし、やっぱりはやすぎます。
これは『3』が最低3周しなければ全てのストーリーを見たり全ての学科を得たりできなかったのに対して今作では1周で全て終わりそうなことが要因なのでございましょうけれども、それにしましてもちょっとさみしさすら覚えてしまいます。
仮に全ての学科を極めてしまっても2周めはしようと思いますけれど、この場合メインパーティをアサミーナさんとかなさま以外の4人は変更しようと思います…いえ、ティナさんと閃那さんやエステルさんと衣砂さんと別れるのはさみしいですけれども、そこまでしないとさすがに2周めの意義が全くなくなってしまいかねませんから…。
その場合、エリノアさまとリセリアさんを入れようかとも思ったのですけれど、外見はともかくエリノアさまに合う声が見当たらない…その他の候補といえば、フィリアさんと奈々穂さんやラティーナさんとかのかさん、あるいは『3』の初期パーティに入れましたいちごさんとエリスさんなどになります?
でも、その2周めは本当にさくさく進みそうでございますし、さすがに3周めはないでしょうから、案外はやく『Final』は終わりそう…となりますとそろそろ次にするゲームを考えてみてもよろしいのかもしれません。
PSPを中心に購入したもののまだしていない作品もありますし、あるいは懲りずに以前1周めをしております『マイソロ3』をするのもよろしいのですけれど、やはり新作などが気になるところで、今のところ『セブンスドラゴン2020』という作品が引っかかるのでございますけれど、それ以上にやはりもしあのかたのお勧め作品などあればそちらをしてみたいところですので、その、機会などございましたら…ごにょ(何)
この記事へのコメント
「ひとより××」略して「ひとちょめ」で通用する様にならないかなぁ〜
と、考えている、脳味噌腐林檎な紅玉国光でした。
この作品は、同じ“きらら系”(笑)の中で、「セクハラ百合もの」とでも呼べるヂャンルな事から、「ましゅまろ×タイフーンっ」とよく比較されるのですが、
「ひとちょめ」の方が!!断然!!良いッッッ!!
絵柄も品が良くて好ましいですし、
見苦しいor品の無い展開も無いですし、
何より、“ひより”が「素直でちょっぴりぉばか〜な」愛すべきキャラクターに描かれているのが良い。

でも紅玉は“つばめ”派だったりします……。
冬服で黒スト着用になったりするともぅたまりませんハァハァ←馬鹿!!
(普段は白ソックスをピシッと伸ばして履いているのですが、色気は無いけど、真面目な彼女らしくて、これはこれで……)
Posted by 紅玉国光 at 2012年02月19日 12:37
紅玉国光さまへ>
この作品もなかなか悪くないものでしたし、それも通用する様になる日がくる…かもしれません?
なるほど、『ましゅまろ×タイフーンっ』に通じるものがある、でございますか…私は『あわーちゅーぶ』が思い浮かびましたけれども、確かにそれもあるかもしれませんか…。
と、『ましゅまろ』は第2巻を購入しておりますのにまだ読んでおりませんっけ…その様な状態なこともあり、私もこちらの作品のほうがよろしいものかと思います…♪
Posted by 桜乃彩葉 at 2012年02月21日 22:16
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