2011年12月21日

恋をすれば、心もお腹もいっぱいになるね

先日読みましたコミックの感想です。
短編がよい感じ…?
□サキュバス★ハニー
■砂音鈴さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(2.7)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.4)
 ○百合度評価:★★★★☆(4.4)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.4)

こちらは過日『ゆるゆり』のファンブックなどとともに購入をしましたもので、百合が確実らしい作品ということで購入をいたしました。
コミックスといたしましては特にレーベルもなくよく解らないもの…出版社は『ネプテューヌ』コミカライズ版と同じところでございました。

内容としましては、こちらの作者さまが描かれた複数話の中編のお話が2つと4つの読み切りな短編の収録されたものとなっております。
複数話にまたがる中編のお話としましては、まずコミックのタイトルにもなっております『サキュバス★ハニー』でございまして、こちらは3話収録…半人前のサキュバスの少女と、ある日行き倒れていた彼女をたすけてあげた人間の少女の恋を描いたお話となっております。
こちらは恋をする相手がサキュバスだということもあるかと思いますけれども、過激な描写のやや目立つもの…それはそれで構わないのでございますけれど、その少女がインキュバス化したりその他諸々など、ちょっと個人的には合わないところがございましたかもしれません…(ちょっと日誌で文章にするにはためらわれる文言も多いですし…)
でも、基本的には明るいお話でございますし、お二人はとてもよろしい関係で終わってくださいますので、そのあたりは問題ございません。

中編のお話の2つめは『ひな☆たま』という先生と生徒さんの恋物語…上のお話や後で触れます短編たちを思い浮かべますと、よく考えますとこの作品のみが普通の人間同士の恋愛を描いたお話となっておりました(何)
こちらは2話収録されておりましたけれど、そのうち1つめのお話『ひな☆たまPhase』はどこかで読んだことがある気がしましたかと思いましたら、以前読みました『百合缶Feuille』に収録されておりました。
こちらもやや過激な描写のある作品でございますけれども、お話自体はもちろん百合なものでございますし、悪くないものでしたかと思います。

残り4つの読み切りな短編たちももちろん女の子同士の恋愛を描いておりますけれど、その度合いは淡い雰囲気となっておりまして、そしていずれも少し不思議なお話…それもそのはず、お相手のかたが全て人間(というより生命あるもの?)ではございませんでした(それがはっきり描かれるのはいずれのお話もラストででございますけれど)
上2つのお話がコメディ調でしたのに対しまして、これらのお話はいずれもしんみりする、そして気持ちがあたたかくなってくるお話…個人的にはこれら短編のほうがかなり好みでございまして、全てこの雰囲気のままに単行本となっておりましたら、内容評価を結構上げていたかもしれません(そのあたりは個人の好みでございますから…上のお話たちも悪いものではございません)

イラストは普通かなと思います。
百合的にはいずれのお話もなかなか高いものでしたかと思います。
ともあれ、前半の中編2つも悪くはございませんでしたけれども、個人的には後半の読み切り短編たちがとてもよろしく感じられた作品でございました。


とっても大好きなあのかたにお勧めをしていただけまして以前しております『3』がよろしゅうございましたのでやってみまして以前1周めを終えました『ととモノ。Final』は2周めをしておりまして、最強装備状態ですのでレベルを上げることなく先へ進めます結果、まだ学科を1つも極めないままにザッハトルテさんの洞窟のイベントまで終えてしまいました…ここへ至る時点でレベルが26前後となっておりますので、やはり普通に進んでもレベルの上がりははやい印象がございます。
そして、そのレベルの上がりについて、エステルさんの能力値の上昇がかなり目立ちます…他の皆さんはレベルが上がっても能力値の上昇は0か1、下手をすればマイナスでしたりいたしますのに、エステルさんだけは知恵が3くらい上がっていきます。
やはり彼女は公式に魔法使い設定のかたでございますので、他の皆さんとは一味違います…?(何/衣砂さんも魔法使いですが…)

それはともかく、私がこの作品でザッハトルテさんのことを大好きになってきたのは、やはりこの彼女の洞窟でのイベントからなのかな、と思えます。
お友達をほしいと思う彼女がかわいらしく微笑ましく感じられて、またさみしそうにも感じられまして…それに、動く家もタンポポさんのおっしゃる様に確かにかわいいです(何)
『ととモノ。』は基本的に最後の敵以外の敵さんとは最終的に和解して仲良くなれる作品なのでございますけれども、それでもこの先ザッハトルテさんと仲良くなれて本当によろしゅうございました…彼女との関係に注目しつつ、のんびり先を進むことにいたしましょう。
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