来年のカレンダーは以前読んでおります『飴色紅茶館歓談』のものとなるみたいで、こちらはとても楽しみでございます。
同人誌はおなじみ『けいおん!』のものはよろしいのですけれど、友人が少ないらしい作品はどういたしましょう…今年の後半の作品では妙に騒がれている作品第1位になりそうでございますし、明らかに私に合わなさそうな作品でございますので控えようとも考えたのでございますけれど(以前『コードギアス』『ラブプラス』なものは実際に控えましたし…)、すでにサークル【超あるまじろくらぶ】、つまり源久也さまのそのジャンルな同人誌(と『まどか』なものも)をすでに予約してみておりますので、一応購入予定になります…?
冬のイベントといえばこちらのサークル【ふぐり屋】さまのドラマCDなどもございますし、すでにいくつかのよさげな同人誌も予約しておりますので、そちらも楽しみなことでございます。
では、先日読みましたコミックの感想です。
□蝶のように花のように!(1)
■柳瀬ルカさま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.3)
○百合度評価:★★★★☆(4.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらは過日『けいおん!』のDVDなどとともに購入をいたしましたもので、帯に「百合」と明記されておりましたことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましては他に持っていないものとなる様子でございましょうか。
内容としましては、とある会社のオフィスを舞台にした4コマ作品となるでしょうか。
舞台となっておりますのはほがらか株式会社というおそらく商社か何かの企業でございまして、主人公はおそらく振り回され気味な西野彩香さんのほうのはず…こちらは良くも悪くも常識人、といった趣でございましょうか。
その彩香さんの同期入社のかたでまた席も隣というのが神田一希さんというかた…こちらは外見もかなりボーイッシュというか宝塚系といいますかその様な外見をされた、でももちろん女のかたなのでございますけれど、この人が女の子大好きなかたでまた女の子からの人気も高いというかたでございます。
ちょっとおバカなところもありますけれど、少なくとも女の子に好かれようとすることに対しては一生懸命なご様子…ただでさえ以前読みました『ゆりキャン』のゆりかさんの様に放っておいても女の人に好かれる体質的なものを持っている上に自身も女の人から好かれることに力を入れているのでございますから、過去には何人ものかたとお付き合いをされているご様子…?
今の職場でももちろん同僚の女性社員さんたちからはもちろん取引先の女のかたなどからも人気でございますけれど、一希さんご本人はいつも彩香さんのことを口説こうとされていらっしゃいます。
彩香さんのほうは全くその気はないのでございますけれど、でも一希さんがあまりにしつこいということもあり徐々に距離が縮まっている雰囲気もございますかも…?
メインはそのお二人でございまして、その他の登場人物といたしましては、まずは職場の後輩となる大島唯さん…大人しめの雰囲気を出した彼女は一希さんのことが好きなのでございますけれど、ちょっと恐いというか、不思議なところがございますかも…?
途中で皆さんの職場に配属されてきたのは山村美喜子さんという大人の雰囲気を出した女性でございますけれど、このかたはかつて一希さんと付き合っていらしたことがあるながらやはり男のほうがいい、と言って別れた過去があり…一希さんにとっては少々トラウマになってしまっております。
このかたはかなり怖い性格をされていらっしゃるっぽいのですけれど、まだ一希さんに未練がありそうなご様子…?
お話のほうはその様な皆さんの職場を中心として描いた、帯にも「明るくおバカなオフィス百合コメディ」と書かれておりました様に、基本的におバカなコメディ作品となっております。
そのあたり、特に難しいことは考えず気楽に読める作品かとは思いますけれど、でもお話が進むごとにメインのお二人の関係が徐々に近づいていっている様な気にもなりまして、この先どうなりますのか少し気になるかもしれません。
ただ、そうした雰囲気の作品でございますので、お二人の関係は現状どおりボケ(?)とツッコミの関係のままでも面白くていいのかな、とも思えます。
また、巻末には番外編としまして美喜子さんと唯さんにスポットを当てたお話、一希さんの高校生時代を描いたお話、さらに彩香さんと一希さんの新入社員時代のお話まで収録されておりました。
イラストは悪くございません。
百合的には一希さんが女の子大好きな人でございますのでもちろんそうした方面でございますし(って、文章が以前読みました『ひとより××』あたりと同じ…/何)、その一希さんは節操のない様に見えて彩香さんに一途な様子でもございますし、どうなりますでしょうか。
ともあれ、なかなか悪くない作品でございましたけれども、これまで手にしたことのないコミックスでございますので続刊が出た際に見落としのない様に気をつけなければいけません(何)
とっても大好きなあのかたにお勧めをしていただけまして以前しております『3』がよろしいものでしたことから以前1周めを終えております『ととモノ。Final』のほうはのんびり2周めをしておりまして、その2周めもはやくも交流戦の予選を終えたところまでやってまいりました…だいたい半分が終わった、というところでございましょうか。
このあたりから敵の暗躍が本格化してくるわけでございますけれど、同時にザッハトルテさんのご活躍が目立ってくるわけでございます…魔女たちとの初対面のときにはあの動く家を利用して敵の呪いを解いたりして、やはりとても微笑ましいものでございました。
今後交流戦の本戦で堕天使により一時利用されてしまうザッハトルテさんでございますけれども、その後の流れがとてもよろしいものでございますし、そちらを楽しみにしつつ引き続きのんびり進めていこうと思います。
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