□LyricalMagicすとらいかーず 6th⇒9th
■サークル【ryu-minBS】さま
○イラスト評価:★★★☆☆(2.8)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★☆☆(3.0)
○総合評価:★★★☆☆(3.3)
こちらは過日色々な同人誌などとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますこともあり購入をしましたものとなります。
同人誌と一緒に購入しておりますことから解ります様に、こちらはコミックサイズながら以前読んでおります『Unknown Witches Secret File』の様に同人誌となっております。
内容としましては、『なのは』の二次創作作品…このサークル【ryu-minBS】さまが過去に出された同人誌のうち『StrikerS』を舞台に描かれた作品を収録した総集編となります。
と、説明が以前読みました総集編第1巻の感想と同じとなってしまいましたけれども、タイトルどおりこちらではその続き…同人誌の6冊めから9冊めを収録したものとなっております。
こちらのサークルさまの作品につきましては総集編は購入をしましょうとしておりまして、以前読んでおりますものとあわせ今回のもので3冊め…『すとらいかーず』は昨年の夏のイベントに続いての総集編発刊でございますから、なかなかよいペースでございます。
お話のほうは、総集編第1巻と同様に『StrikerS』のアニメ本編のストーリーをコメディ調になぞっていっているものとなっております。
色々なゲームやアニメのネタをふんだんに織り込んでいるはずなのでございますけれども、そのあたりの知識に疎い私にはやはりほとんど理解できないのでございました…第1巻の感想で『ファイナルファンタジー5』くらいなら解る、と書きましたけれど、キャロさんはこの巻で今まで敬遠していた『7』以降の作品(〜『10-2』まで?)に手を出しましたので、ますます私には理解できなくなり…?
ともあれ登場人物のほうはもちろん第1巻同様に『StrikerS』の皆さんでございますけれども、よく読んでみましたら男キャラはほとんど削除されている様な…いえ、女の子好きな私にとってはそれはむしろ歓迎すべきことでございまして、さすがに削れないエリオくんを除けば少ないながら出番のあるザフィーラさんやゼストさんはまだ幸せなのかもしれません(何)
あとこの巻からナンバーズの皆さんが本格参戦…『StrikerS』本編の頃は好きになれなかったナンバーズでございますけれど、この『ViVid』にこの作品やこの作品、あるいは他の二次創作な同人誌になどの影響もあり最近では愉快な皆さんという印象ができてまいりまして、それはこちらの作品でも変わらず愉快な面々でございます。
目立つのはやはり幼女キャラにされているチンクさんやスカリエッティ氏以上のマッドサイエンティストな様子にされているクアットロさんでございましょうか…というより、確かにナンバーズの皆さんは好印象になってきましたものの、それでもやはりまだ全員は把握できておりません…(何)
その様なナンバーズの皆さんも出てきたということで、ストーリーのほうは総集編第1巻の続き、つまり彼女たちが機動6課を襲撃するところから、聖王のゆりかご戦のはじまったところまで…でございますので、この作品はまだここで完結ではなく続きがございます(どうやら本編のほうもまだ完結はしておらず、ゆりかご戦の終盤らしいです)
ギンガさんやヴィヴィオさんが連れ去られたりと色々と大変なところでございますから、コメディ調の作品とはいえどもなかなかシリアスになることも多いかもしれません…もちろん、それはそれでよろしいことでございますけれども。
個々の登場人物でございますとティアナさんがこのサークルさまにおけるアリサさん並のツッコミ力を得てきた様子でございますけれど、個人的に一番目立っていらしたのはヴィータさんでした様な…とてもいい子でございます(この作品と同時に購入しておりますサークル【ぱるくす】さまの同人誌でもヴィータさんがとてもよい味を出していらっしゃいましたっけ…ここにきて彼女の印象がまた急上昇してまいりましたかも?)
イラストはかなり独特なものではございますけれども、悪いものではございません。
百合的には『なのは』の二次創作によくある様にフェイトさんのなのはさんへの暴走っぷりでございましょう…ティアナさんもスバルさんへ対して少しずつデレ期が訪れようとしています、かも?
ともあれ、やはり独特な雰囲気を持つ作品でございますけれども、なかなか面白いものでもございますし、引き続き総集編が出ましたら購入をしていくことにいたしましょう。
…そういえば、キャロさんがしていらっしゃるゲームのシリーズの第5作めやこれなどかつてを貸してくださった人のお話によりますとそのシリーズの第6作には世界が崩壊するシーンが結構しっかり描写されているそうで、そうなりますとやはり下の下で触れます作品が残念に思え…(何)
また、同時にこちらも読みましたので…。
□Can You Celebrate? -騙されないシリーズ3-
■みかげ貴志さま
○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
○内容評価:★★★★☆(3.5)
○百合度評価:★★★★☆(3.5)
○総合評価:★★★☆☆(3.4)
こちらも上の作品などとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
こちらもまた上の作品同様にコミックサイズながら同人誌となっております。
こちらの作者さまは以前読んでおりますものなど主に『なのは』の二次創作な同人誌を出していらっしゃるかたとなっております。
内容としましては、『魔法少女まどか☆マギカ』の二次創作作品となります。
こちらのサークル【明日はどっちだ!】さまの『まどか』な二次創作作品は以前にも『今度は、騙されない』という作品を購入しておりましたりしておりまして、今回はサブタイトルどおり3作めとなるわけでございます。
その過去のシリーズがそれぞれいわゆる表紙詐欺となっており(って、表紙詐欺って本来表紙のイラストに対し中身のイラストが追いついていない、という意味でございましたっけ…?/何)、今回も表紙はほむらさんとまどかさんのお二人が結婚する様な内容に見えるながら、中身はそうではなくっていつもどおりのコメディな4コマとなっております。
でも全く繋がりがないわけではなくって、はじめのお話は皆さんがウェディングドレスを見物するお話となっているのでございました。
ということで中身はいつものコメディ4コマでございまして、第2巻に当たる『今度は、騙されない』同様にアニメ本編のストーリーをとは関係のない、そしてフルカラーの作品となっておりました(フルカラーの分ページ数はやや少なめ…ですので上の作品と同時に読んでみたのでございました/何)
お話は上で触れましたウェディングドレスのお話の他、マミさんを中心にダイエットをされるお話や杏子さんとさやかさん、ほむらさんとまどかさんがテスト勉強をされるお話など、日常のお話となっております。
第2巻同様にほむらさんはちみっこになっておりまして、また杏子さんは皆さんと同じ学校に通っており、またまどかさんだけでなくどうもさやかさんも魔法少女にはなっていない様子でございます…?
完全な日常のお話ではございましたけれども、この巻では登場人物紹介で杏子さんとさやかさんが百合要員と紹介されておりました様に、お二人の関係がとてもよろしいものになっておりました…杏子さんはツンデレ、さやかさんはスルースキル持ちのためになかなか進展はしないのでございますけれども、それでもとても微笑ましいものでございました(件の人物の出番がほぼないのもとてもよろしゅうございました…特にこの作者さまの場合、かの者が登場するとさやかさんが残念な方向へ進んでしまいますし)
ほむらさんもまどかさん大好きな子なのでございますけれど、まどかさんにその様子はなさげ…あと、とてもどうでもよいお話ながら、ほむらさんは競馬でお金を儲けている様子があり杏子さんへそれを伝授しようとする姿が描かれておりましたけれど、過去のあとがきを見ますと競馬をしていらしたのはむしろ杏子さんでしたのでは…(何)
ともあれ全体的になかなかよい内容になっておりました…けれど、インキュベーターが登場すると一気に変態的な方向へ話が流れてしまうのは、この作者さまでございますので仕方ないのでございましょうか…(あとマミさんが全般的に不憫な扱い…)
イラストは悪くございません。
百合的にはほむらさんに加えましてこの巻では杏子さんとさやかさんのお二人がとてもよい雰囲気になっておりました。
ともあれ、このシリーズは巻を進めるごとに個人的にはとてもよい方向になってきている気がいたします…あとは(変態的な方向で)インキュベーターさえ何とかなればよろしいのですけれど、さすがに作者さまの性質上そこまで望むのは酷でございましょうか(何)
とっても大好きなあのかたがご購入をされたということで私もはじめてみました『セブンスドラゴン2020』のほうは昨日ものんびり進行…

…こちらがパーティメンバーでございまして、左からアサミーナさん、かなさま、サリサディアさんとなります。
この様に基本はミニキャラになっておりまして、なかなかかわいらしい感じ…アサミーナさんの外見がアサミーナさんというよりは叡那さまかアヤフィールさん、あるいは髪を切る前のかのかさんの様な雰囲気ではございますけれども、気にしないでおきましょう(多分イメージとしてはかのかさんに一番近い…?/何)
お話のほうは都庁のほうで新人選抜試験の様なものを受けておりまして、のんびりレベルを上げようかなとも思いましたものの(下で触れますイベント戦闘でのドラゴンの一撃に耐えられる程度まで…いえ、過去にしましたRPGたちでもイベント戦闘とはいえ全滅させられるゲームなんて以外と全く出会ったことがございませんでしたので、全滅させられるという行為がとても気分が悪いのです/何)、まだ第0章らしいですし、そこまでのんびりするのもどうかと思いましたので、レベル8になりましたところで先へ進みますことに…4階まで進みますとドラゴンと戦うことになりましたもののそれはあっさり撃破いたします。
するとさらに屋上へ進めまして、ここでもまたドラゴンと戦うことになりますもののこれも撃破…したのでございますけれど、その後に無数のドラゴンが東京へ飛来することになってしまいました。
アサミーナさんたちも帝竜と呼ばれるドラゴンと対峙することになってしまい、これは完全なイベント戦闘でやられてしまいました…もちろん死んでしまったわけではございませんけれども、ムラクモ機関とは別の変な人々にたすけてもらうことになってしまい、そこはちょっと残念でございました…。
でももっと残念でしたのは、オープニング後にアサミーナさんたちの意識が戻るとすでに1ヶ月たってしまった後になっており、その間に世界は崩壊してしまい人口の9割以上が亡くなってしまった、というのがとても軽い説明だけで流されてしまったこと…某サテライトシステムの作品の様にはじめから崩壊していたのでしたらともかくそうではないのでございますからせめてそこは映像ではっきり見せていただきたかったですし、そうでなくってもそれだけのことが起きてしまったにもかかわらず気がついた後の展開があっさりしすぎで、一応周囲の皆さんの会話はございますものの、ちょっとさみしさは否めず、このオープニングの一連の流れはさすがに残念だと感じずにはいられませんでした…。
アサミーナさんたちにも親兄弟や友人たちはいらしたのではないかと思われますけれど、全く動じる様子もなく…いえ、プレイヤーキャラは以前最新作をしております『ととモノ。』の様に特に性格の付与されてない出自不明のかた扱いでございましょうし、深く考えないでおきましょう(何)
でも、人類はなすすべもなくそこまで追い込まれてしまったのでございますか…そこまで存亡の危機に追い込まれてしまってはアメリカやロシア、それにまだ残る赤い国(何)あたりは座して滅亡するよりは地球環境の汚染を覚悟してでも核の使用を行う気もいたしますけれども、ドラゴンには核も効きませんでしたか…?(でも一応人間の物理攻撃は効くわけですし…気にしないでおきましょうか)
あと、総理たちは無事に地下シェルターに退避していらっしゃいましたけれど、皇室は大丈夫なのでございますよね…?(そこまで深く考えて作っていないかも、って…でもアメリカ大統領なども出てきておりますし、やはり引っかかってしまいます)
…ちなみにオープニングはなぜか初音ミクさんの歌う、さらに彼女が実際に出てくるものでございましたけれども(こちらもミニキャラ…)、その映像での主人公扱いはアサミーナさん(と同じ外見の少女)になっておりよろしゅうございました。
ともあれアサミーナさんたちはムラクモ機関の一員としてドラゴン討伐の任にあたる決意をいたしまして、はじめての任務を受けますことに…その前にスキルポイントを割り振れる様になりましたので、現状覚えられる全てのスキルを覚えておいたりいたしました。
そうして向かいましたのは世界崩壊前に訪れていた東京都庁…帝竜の力により内部がさかさまになっている状態でございますけれども、ともあれ初の任務はそこでドラゴンを3体倒すこと、とのことでございます。
ここからは本当に慌てることなく、のんびりまったり進んでいきたいものでございます…あのかたの動静もまだ解りませんし…(何)
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