2012年01月23日

おにさん、こちら

先日読みましたコミックの感想です。
悪くない…
□おにさん、こちら(1)
■昼間行燈さま
 ○イラスト評価:★★★☆☆(3.0)
 ○内容評価:★★★☆☆(3.3)
 ○百合度評価:★★★☆☆(2.8)
 ○総合評価:★★★☆☆(3.0)

こちらは過日色々なものとともに購入をしましたもので、何となくよさそうでございましたので購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみとなっておりますまんがタイムきららコミックスとなります。

内容としましては、妖怪などのいる日常を描いた4コマとなるでしょうか。
お話の舞台は普通に現代なのでございますけれども、その普通に生活する人々の中に妖怪などが混ざって暮らしている、というお話…ただ人間のほうでは妖怪の存在は感じ取れていない様子でございましょうか。
主人公は高校生の多平野かなでさんという普通の女の子…登場人物紹介に「何をやってもダメダメダメ子」なんてひどいことを書かれている様に基本的には何をしても平均以下の子で、出来のよすぎる姉と比較されたりもされてしまって不遇な子でございますけれど、でもいい子ではあると思います。
そんな何をしてもダメなことを悩んだかなでさん、ある日の夜に何気なく目に留まった神社へ向かってお参りをいたします…その神社には願いを叶えてくれる鬼がいるという話があり、それを思い出してふとお願いしてみたわけでございます。
本気でいるとは思っていなかったかなでさんでございますけれども、目の前にその鬼…紅葉さんが現れ、そしてかなでさんの願いを叶えるまで彼女に取り憑いてしまわれたのでございました。
その紅葉さんは鬼とはいいましてももうすでに肉体のほうは滅びておりまして魂だけの存在…巻頭のカラーページに描かれたはるか過去のお話から元は人間なことは解りますけれど…?
肉体を持たないため普通の人間には見えませんけれど、願いごとをしたかなでさんには見えるご様子…何かをするにはかなでさんに取り憑かなければならない、かと思いきや元の状態でも結構普通に色々なことができておりましたりと、このあたりはよく解りませんかも?
性格は結構子供っぽいところがありますでしょうか…外見はなかなか大人っぽい気もするのでございますけれども。

その他の登場人物としましては、まずはかなでさんの姉のいろはさん…あまりに完璧なかたで、特に運動神経は(かなでさんに取り憑いた)紅葉さんや下で触れます天狗のかたなどでも敵わないほどですので、かなりすごいかたでございます。
一見クールな雰囲気をされておりますけれど実はかわいいもの好きで、学校ではともかくお家などではかなでさんのことをかなり愛でております…一方のかなでさんもいくつかの描写からいろはさんのことがお好きなことが解ります(優秀な姉に対して自分は…という劣等感も多少はございますけれど…)
かなでさんの級友のあかねさんは元気いっぱいの、登場人物紹介にははっきり「アホな子」とされておりますけれど、常に(プールなどでも)マフラーをしておりまして、それを外してしまいますと大人しくなってしまわれます。
伊賀瀬和さんは紅葉さんのご友人らしい天狗な子でございまして、人間に混じって普通に生きていらっしゃいます。
物語途中から現れましたクレハさんは紅葉さんのお知り合いのはずなのでございますけれど、当の紅葉さんはそれを覚えていない様子…実はおきつねさんでございまして、お名前ははるか昔に紅葉さんからいただいた様子でございます。
そのエピソードなどから紅葉さんのことがお好きな気配が見えますかも…?

お話のほうはその様な皆さんの繰り広げます愉快な日常を描いたお話、となりますでしょうか。
鬼や天狗、おきつねさんなどの登場するお話ですから不思議な面もございますけれど、でも基本は日常のお話となっておりまして、そのあたり悪くない雰囲気かなと思います。
巻頭のカラーページやクレハさんの過去のお話など昔の情景をときどき垣間見ることができるのでございますけれど、これらはちょっと切ない気持ちにもなったり…このあたりと今のお話とがいずれはっきりつながってくることがあるのかどうか、そのあたり第2巻はどうなるのか見守っていきたいものでございます(なかなか背景が考え込まれておりますので、そのあたりも楽しみ…)

イラストは悪くございません。
百合的にはいかがでございましょうか、上で触れました様にかなでさんといろはさんの姉妹やクレハさんなどほのかに感じられますけれど、これからの展開にもよるかもしれません。
ともあれ、悪いお話ではございませんでしたし、こういう日常の中に妖怪などのいるお話もよろしいものでございますので、続きを楽しみにいたしましょう。
…この作品や同時に購入をしまして以前読みました『かためで!』に以前読みました『忍パラサイト』と、12月に発売しましたきらら系の第1巻な作品たちはどこかに和な雰囲気をかもし出していらした感じが多々あり…?


とっても大好きなあのかたがご購入されましたことから私もはじめてみました『セブンスドラゴン2020』のほうは、ある程度レベルも上がりましたので、いよいよやり直す前よりも先へ進みますことに…自衛隊の皆さんに装備を渡したわけでございますけれども、そこで帝竜討伐隊が壊滅した、という一報が入ります。
いきり立つ自衛隊員は何とかその場に待機になりまして、アサミーナさんたちが現場へ向かいますことに…これはやはりガトウさんたちは亡くなられる展開なのかなと思いましたけれども、もうお一人は亡くなられましたもののガトウさんのほうは何とか生存できたみたいでございます。
そして都庁の最上階…いえ、逆さまになっておりますので最下層となりますけれども、そこでまた帝竜と対峙することになりまして、世界崩壊前の悪夢が蘇りますけれど、今回は先にガトウさんたちが戦った結果手負い状態になっており弱体化しているという、ここは予想したとおり以前しております『トトリのアトリエ』の魔王戦と同じ状態となっており、かなり楽に勝利することができました(あまりにも弱体化しすぎでちょっとやりすぎな気すら感じ…崩壊前のあの圧倒的な強さは何でございましたの、という思いになってしまいます…)
これにより都庁が解放され、人類は反撃への一歩を踏み出した…ということで第1話が終了でございます。

次は第1.5話となる様子で、無事開放された都庁が人類の拠点となりまして、そこをある程度歩き回れます様に…パーティメンバーにも挨拶程度に声を交わすことができる様になっておりました(かなさまがやっぱりとってもかわいらしく、ラティーナさんはお気楽…)
さらに、ここでは下で触れます渋谷で手に入れた食材をそのお二人に渡すこともできまして、そうしますと手作りのお弁当を入手できます…このお料理を作るシーンも声が出るのですけれども、やはりかなさまは不安げながらかわいらしく、ラティーナさんはお気楽なご様子でございます(アサミーナさんでしたらどうなるのでしょう…いずれ先頭を変更してやってみるのもよろしいかも?)
また、アメリカは何とかなっている様子で通信が取れたものの、日本を支援する余裕はないとのこと…このときの総理大臣がとても情けなかったですけれども、現状の日本を見ますと、いざ実際にこの様な事態に陥った場合ああなるでしょうし、そこはリアルだというしかないでしょうか…。
でも、この段階から東京mapでは残存ドラゴン数が表示されるのでございますけれども、それが200でしかも普通に1体倒すごとに1ずつ減っていく様子で、これは思ったよりずっと数が少なく、本当にこれだけの数で人類の98%が死滅に至ってしまうのか疑問になってしまうのでございました…怪獣映画の怪獣が200体一気に東京に押し寄せた(日本全体ですとどうなるのか…)、と考えればよろしいのかもしれませんけれども、でもドラゴンって一応生身の人間でも対処できる相手になってしまっておりますから…。
なんてドラゴンのリアリティに対する文句を言ってしまいますけれども、そうはいいましても個人的にはこの様な現代文明の雰囲気を持って滅び行く世界…たとえば以前コミカライズ版を読んでおります『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の様な世界観は好きでしたりいたしますので、この作品の設定も結構好きでしたりいたします。

この段階でドラゴンの落とす素材を使うことにより都庁の改修が行える様になりましたけれども、先の都庁での戦いで得られた素材は使い果たしてしまっておりましたので、新たな素材を集めまた生存者を探すという任務がアサミーナさんたちに課せられまして、樹海と化した渋谷へ赴くことになりました。
ここで数体のドラゴンを倒しましたけれど、同時に普通の敵から得られる経験値も先の都庁より多めになっており、またここのBGMがなかなかよろしいものでもございますので、しばらくここでレベル上げをしようかなと思います…奥には魔物と退治する人間の姿も見えましたけれど、ひとまずそこへは行かず…。
…そういえばここでHPは低いものの妙に堅い敵に遭遇しまして、はじめての遭遇では逃げられましたものの二度めはアサミーナさんの7回連続攻撃技のおかげで倒せたのでございますけれども、経験値などが多めとなっておりました…稀にしか現れない感じでございますけれども、また出ていただきたいものでございます(そして逃げる前にアサミーナさんが攻撃してくだされば…)


と、昨日は日曜日でございましたので一応大河ドラマも観てみましたけれど…まだ何とも言えないながら、今のところやはり一昨年の小河ドラマの様になる予感がいたしまして期待はいたしませんけれども(少なくとも時代劇ではない…)、とりあえずいえることは冒頭の源頼朝のシーンが余計すぎということで、これって毎回出すのでございますか?
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