2012年02月01日

棺担ぎのクロ。 懐中旅話

先日読みましたコミックの感想です。
久し振りに刊行…
□棺担ぎのクロ。 懐中旅話(3)
■きゆづきさとこさま
 ○イラスト評価:★★★★☆(4.4)
 ○内容評価:★★★★★(4.7)
 ○百合度評価:★☆☆☆☆(0.5)
 ○総合評価:★★★★☆(4.4)

こちらは過日『けいおん!!』のDVDなどとともに購入をしましたもので、過去に既刊を読んでおりますことから購入をしましたものとなります。
コミックスとしましてはおなじみのまんがタイムきららコミックスとなります。
作者のかたは以前読んでおりましてまた以前DVDを観ております様にアニメ化もされており、さらに以前ゲームもしております『GA』を描かれたかたとなります。

内容としましては、長い長い旅をするスナフキン…いえ、クロという女の子のお話となっています。
と、説明を以前読みました既刊の感想と同じめにしてみましたけれども、ちょっとその既刊の感想が古めであまり的を得ていない感じがしないこともございません…それでも一応クロさんにセンさんにニジュクちゃん、サンジュちゃんというメインキャラの紹介は一通りしている様子でございますので、登場人物は省略をしてしまいます。
お話のほうは、その既刊同様にクロさんがその3人を連れて長い長い旅を続け、そして色々な出会いと別れなどを繰り返していく、というものとなります。
世界観がファンタジーということもございまして、道中色々な不思議なものに出会います…鏡の中の世界や人を迷わせる森の中で主を待つ人形、何かと引き換えにどの様な願いも叶えるとされる樹などでございましょうか。
その様なものと巡り会いながら、徐々に皆さんの過去などが解ってきた感じでございましょうか。
センさんが昔の人間の姿に一瞬だけ戻るお話もございましたし、ニジュクちゃんとサンジュちゃんの過去のお話もまた…これはこういう経緯で彼女たちが誕生したというのは過去のお話で解っていたことではございますけれど、やはりつらいものでございます。

この作品、既刊の感想が2007年のものとなっております様に、かなり以前から連載されておりましたものでございます。
この第3巻も本来でございましたら2009年の3月発売予定でしたものがそこからずっと発売延期となり続けておりましたので、こうしてこの作品を読むのは本当に久し振りとなります。
作品の雰囲気は上で触れました様にファンタジー…同じきらら系作品でいいますと以前読みました『境界線上のリンボ』あたりに近しいかもしれません。
百合的にはほぼないながら(一応両作品とも主人公は女の子でございます)良作と感じられるのも、その『境界線上のリンボ』と共通…やはりファンタジーな雰囲気な作品は私の好みとするところでございますから。
さらにこちらは童話か絵本を思わせる独特の雰囲気も持っているのでございますけれども、それに加えこの作品は少々暗い、恐ささえ覚える雰囲気のある作品でございまして、私がこれまで購入しました結構な数のきらら系4コマの中で、これだけが唯一枠の外が白ではなく黒になっているのもその様な雰囲気を出すためかもしれません。
この巻の終盤ではクロさんが探している者かは解らないながら魔女のお話が聞けたりしたのでございますけれども、最後のお話は発作を起こしたクロさんがニジュクちゃんたちの呼びかけに応えながらも意識を失い、そのまま目を覚まさなかったというこれまた暗い終わりかた…。
もちろんこれで亡くなられてしまってはお話が終わってしまいますから、ここは続刊を待ちましょう。

イラストはよきもの…また、『GA』同様にきらら系作品としましては異例のカラーページ(多分)完全再現が行われております。
百合的にはないかなと思います。
ともあれ、既刊の感想にも書いております様に普通のきらら系の作品たちとはちょっと(かなり?)雰囲気の異なる、独特な作品ではございますけれども、よい作品であるのは間違いございません(既刊の内容評価はいくら何でも高すぎではございましたけれども、古い感想でございますからお許しの程を…/何)
また暗い終わりかたとなりましたけれど、これは続きを待つしかございません…発売延期以来3年近くが経過してもう出ないかと思われたながらこうして無事第3巻も出ましたし、きっといずれは第4巻も出ることでございましょう(何)


とっても大好きなあのかたもしていらっしゃいます『セブンスドラゴン2020』はやはり当初より態度が軟化した気のします自衛隊の隊長さんたちの敬礼を受け、池袋上空の戦の終盤…帝竜へ挑むことになりました。
この時点でこのダンジョンに残るドラゴン数が2になっておりまして、帝竜以外にももう1体残っていることになるのですけれども、どうしても発見できず諦めることに…隠し通路などないとは思うのですけれども、後ろ髪引かれる思いでございます。
帝竜はその身に電磁投射砲を装備した様な、そして身体に電気を纏っている様な相手でございまして、さすがに1ターンで決着のつく相手ではございませんでしたものの、そう苦戦することなく倒せました。
すると帝竜は爆発してしまいまして、アサミーナさんたちは何とか退避成功…やはりそのダンジョンの残りドラゴン数が1になっていて非常に気になってしまいますものの、都庁へ帰還することになりました(この残り1体は下で触れますクエストで解決…)
すると自衛隊の損耗が激しいということで医務室がほしいということになるのですけれど、その資材を搬送している部隊がなかなか戻ってこないということで首都高速のほうへ迎えにいくことになりました。
ちょっとこの時点で嫌な予感がしていたのでございますけれど、行ってみますとやはり案の定そこで輸送部隊を襲っていたのはSKYなる組織でございました…上のほうはまだまともなのかな、という認識にはなってきましたものの、下のほうの人間がやはり不良にしか見えずよい印象のない組織でございます。
物資を強奪しようとされるので仕方なく撃破しますと、今度は物資を分けてくれと頭を下げられましたので渡してあげますことに…それで彼らは去っていきました。
これで医務室が作れる様になりまして、それでこの第2話は終了でございました…オーヴァ(何)
その夜、副官さんがアサミーナさんのところへやってまいりましたけれど、某幾月氏の経験からこのいい人すぎる姿がかえって胡散臭く見えてきまして、もしかして何かよからぬことを企んでいるのはこちらの人なのではないか、なんて思えてしまうのでございました。
…あと、SKYなる組織のボスと謎の少女との会話も見られましたけれど、どうもこの人々は過去にムラクモ機関あたりの被検体にされたといった程度の過去がありそうに見えて、そうなりますとますます以前しております『P3P』のストレガとかぶってしまうのですが…よろしいのです?(何)

ともあれ次は第3話ということで、夜が続いているという四ツ谷の探索を行いますことに…でもその前に居住区の改修がまたできましたのでそちらを行います(他にもかなり気になる施設がございましたけれど、それはまた後ほど…)
するとまた新たにいくつかクエストが増えましたので、四ツ谷へ向かう前にそちらを受けることにいたします…今回のクエストはかなり引っかかるものが多かったでしょうか。
薬品を調達するとか頭の痛くなる口調の人からの魔物討伐の依頼とか、そのあたりはよかったのですけれど、まずはアサミーナさんと同じお名前を持つ子からのクエスト…友人を怪しい新興宗教から連れ戻してもらいたいというものだったのでございますけれど、これは結局解決できずその友人は教祖とともに都庁からシェルターへ去ってしまわれました。
シェルターへ行ってみますと一つの部屋だけ進入不能となっておりましたし、この新興宗教イベントはまだ続く、ということなのでございましょうか…アサミーナさんと同じ名前を持つ子(しつこいです?/何)がその宗教について調査する、とおっしゃっておりますが…。
副官さんの本を探すというクエストではそれは彼の日記でございまして、建前は読まないことにしましたものの一度読んでリセット…でも無難なことしか書かれておらず、この日記を信用するならば彼に怪しいところはなさそう?(もちろん、某幾月氏の様に慎重ならわざわざ人に探させる日記に変なことを書くわけがなく、これは油断させる手なのかも…と穿った見方もできてしまいますが)
そして、池袋に生存者がいるっぽいので探してもらいたいというクエストについて、池袋上空へ行ってみますと残り1体のドラゴンに襲われている、どこかで見たことのある少女を発見…ドラゴンを倒し救助したその少女の名は初音ミクとおっしゃいました。
新施設「DIVAルーム」のキートリガーが「初音ミク救出」でしたのでこれで解除となりまして、その設備を作ってみますとそこにミクさんが常駐することになり、システムにてBGMを変更することができる様になりました。
これを変更いたしますと、何と全BGM(一部ではなく全て…)がミクさんの歌に変更になる模様…なかなかよい雰囲気ですので基本はミクさんの歌でいこうと思いますけれども、でもオリジナルのBGMも気になりますから、はじめて行く場所などはBGMを一度は切り替えようと思います。
それにしましても、まさかこの様な子が登場しますなんて少し驚きで、台詞などなかなかかわいらしいとは思いますけれど、最近感情が豊かになってかわいらしさが増してきておりますカティアちゃんには敵わないでしょうか…オーヴァ。

あと、自室について、最近妙にお弁当が置いてある機会が多くなりました…アオイさんに自衛隊の隊長や副官さん、それにクエスト受注の女性など色々な人からの贈りものとしてのお弁当が置かれております。
そして、どのタイミングからかは解りませんものの、自室にいらっしゃるかなさまとラティーナさんについて、話しかけた際の反応が変わりました…より親密になった様な雰囲気?
そして、強制的に敵と遭遇できるサポートスキルが得られましたので、レベル上げがとても楽になりました…これはとてもよろしいことでございます。
…ここまでレベル上げが楽になりますと、今までどうしようか悩んでいたあれをしようかなと思えてまいります(何)
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